Dammeに行こう~!!

昨日辺りからまた天気が回復傾向にあるウィーンですが、月曜日と火曜日は本当に寒かった。お陰で足は冷えて浮腫んでくるし・・・。あまりにも足が痛かったので指の関節で靴下の上からツボ押しをしたら、摩擦で指の皮がズリっと捲れてしまい痛々しいことに・・・。指を痛めたくなかったから指の第二関節を三角にしてやったのに、これじゃ服の脱ぎ気も手洗いも痛くてたまらないじゃないか!!なんとも不便です。

さてブルージュから運河を船で30分ぐらいゆったりと走るとダムという街に着きます。ブルージュにも風車は何基かあるのですが、なんだかちょっと新しい感じがしなくもなかったので、折角風車を見るのならいかにも・・・・という風車がみたくてダムまでやってきたわけです。

ダムという街はとっても小さくこじんまりしてるんですが、それでもとっても洗練された美しさがあり、ここに来るまではきっと風車以外はなんにもない街なんだろうなぁ・・・なんて思いた私達にとっては驚きでした。

いっぱいお洒落なカフェやレストランなども並び、観光地としては名高かくなくないのに、この力の入れよう。お土産屋さんなんて一つもないんですが、それがかえって落ち着いていてとってもいい。

一応街のインフォメーションはここの中にあるのですが、地図や街の案内なんてなくたって簡単に街を一周できます。

でもまずは風車を間近で見に行かなくちゃね!風車は運河を挟んで街がある方と反対側にあるのですが、でもこの風車がここの街のシンボルになっているのには違いありません。この風車、昔は風車の力を利用して製粉をしていたようです。なんとも可愛らしい風車。これは是非、次はオランダの風車を見てみなくては・・・。

この風車を上から見てみたくて、教会に隣接する塔に登ったのですが、これがめちゃくちゃ細い階段な上に急な坂で、上りはじめてから後悔したぐらい。

でも塔の上からみる景色は街の中を歩いて見てるのとはまた全然違い羊の群れが放牧されていたりと、のどかな世界がそこには広がってました。

ここには観光客もほとんどいず、静かに田舎の風景を楽しみたい人には最適です。ゆったりと田舎の景色を見ながら街を一周しても小一時間ぐらいで回れるぐらいの小さい街。でもそこにはブルージュとはまた違った自然と街の美しさが広がっていました。

ベルギーの田舎の風景

先週一週間、期限に追われて朝から日付が変わるような時間までずっと仕事だったクリ子。それなのに彼は家に帰ってくるとまたPCを開いてパチパチと何かを打っている。この人、ほんとこの仕事が好きみたいです。時間さえあればPCを開いて仕事をしてるか、クリ子がプログラミングした省エネソフトが無料でGoogleでダウンロードできるんですが、利用者からの問い合わせに時間がある限りサポートしているおまめさん。

あの~そんなに熱心にサポートしてあげるなら、それタダじゃなくて仕事にすれば?と思うのですが、どうもただ単にこれ彼の趣味らしいです。ええの~趣味が仕事になって。それもそれで成功できて・・・アンタは幸せモノだねぇ・・。ってちょいとPCを離れて旅に出ていた頃が懐かしいよ。

さてブルージュからどこか一日で出かけたくなって、船に乗って田舎の方に行ったのですが、ブルージュの郊外にいくとそこにはなんとものどかな風景が広がってました。

運河沿いを走る船。そこには牧草地が広がり、牛や馬、そして羊達が放牧されてました。

ゆっくりと進む船に揺られながら、田舎の風景を見てるとなんとも穏やかに気持ちになります。

これもいいお天気だから船の甲板にイスを置いて日向ぼっこをしながらこの贅沢な風景を楽しめるんですが、やっぱり田舎には田舎の美しさがあります。

さて目的地のシンボルが見えてきました。そう、私達はあそこに行きたかったのだ~!!

ベルギー料理 その2

いつだったか姉から玄米ご飯を食べると便通がよくなるよ!なんて聞いていたので、久しぶりに玄米を買ってきて炊いて食べてるんですが、私には全くの効果がありません。姉の”玄米ご飯食べたらお母さんも私も一発でおトイレ直行・・・”はなんだったんでしょう・・・。ま!体にいいことには変わりがないのでもうしばらく続けてみます。

ってこんなひつこいものばかり食べてるからブクブク太るんですがね。本日もそんなわけでベルギー料理のご紹介。ベルギー料理食べつくせ・・・いやもうちょっと詳しく言うとフランダース地方の郷土料理を食べつくせ弾丸ツアー!(クリ子と2人で開催)の続きはまずチコリのグラタン。

ベルギーの家庭料理みたいで冬になるとこれが食卓に並ぶおふくろの味って言ったところかな。ハムをチコリでまいてべジャメルソースで焼いたもの。私達が食べたのにはその上にチーズもかかっていてトロ~リとろけるチコリとぺジャメルソースがとっても美味しかったです。チコリ独特の苦味もなく、これは我が家でも冬になったら作ってみたい一品。

これは北海産の魚介類をクリーム煮にしたもので、この中には白身魚とサケ、海老、ムール貝がたっぷりと入っていてこれまたとても美味しかった。ベルギーで今回私達が食べたものすべてどれもハズレがなかったのは、この国の人の舌が肥えていて、食のレベルが高いんじゃないかなぁ・・・・。きっとこの国、どこで食べても美味しい。

そして忘れてならないのが、フランダース地方の小エビのコロッケ。北海で水揚げされた灰色の小エビを使った料理で中はクリームコロッケ。なんだか日本の蟹コロッケを思い出させるような一品。この小エビがホント小さくてビックリ。でもその分、味は濃厚でなかなかいけます。

これはおまけ・・・。頼んだものと違うものが出てきた一品だったのですが、シャケをグリルしたものの下にポロ葱のソティーがひいてある一品。このポロ葱から野菜の甘みが出ていてシャケと食べるととっても美味しかった。それにはここでもホワイトソース。そして二色のパスタ添え。

どれ食べても美味しかったのですが、私の印象としてはどの料理にもバターが隠し味に入っていて、きっとこの国は料理にバターを使うことが多いのではないかと思います。毎日バター料理はしんどいけれど、たまにはこういう料理も美味しい!!

美味しい料理を食べて毎日違う種類のベルギービールを堪能して大満足なクリ子。キミはいつからビール好きになったんだい??