ハルシュタットの朝

日本も寒いみたいですが、こちらもかなり寒いです。いや気温はマイナス2,3度と言ったところですが、風がきついで体感温度はもっと低く感じるます。そして今晩はマイナス12度まで下がるようです。いよいよ本格的な冬の到来です!!

さてハルシュタットも負けじと寒かったのですが、朝起きてみると外は雲ひとつない青空。前日の晩に雪が降ったばかりなので、どこも新雪がキラキラ光ってとっても綺麗!!

ただハルシュタットは山に囲まれた街なので、日が差すのは午前中の数時間だけ。後は山の陰になってしまいお日さんはさしてくれません。

さぁ~お日さんが差している間に少しお散歩をしよう~!!

何度も冬にハルシュタットを訪ねているのですが、晴れたのは今回が初めて!晴れるとこんなにも美しい景色が待っているとは今まで気づきもしませんでした。

こんな美しい景色が見れるから旅は止められない!!新鮮な空気とこの景色を見られただけでここに来た甲斐があります!!さぁ~船に乗って向こう岸まで行こう~!!

ハルシュタットのクリスマス市

9月から本格的に仕事を復帰し、初めての子育てと仕事で心身ともに疲れが溜まり、眉間に皺をよせてこの最近過ごしていたので、ちょっと家から離れてリフレッシュをしようとこの週末、ハルシュタットに一泊二日の旅に行ってきました。

毎年のようにこの時期ハルシュタットを訪ねていたのですが、この2年ほどはご無沙汰していたので、久しぶりのハルシュタットのクリスマス市はやっぱりいいものがありました。

この時期、2日間だけ開催されるハルシュタットのクリスマス市。とっても小さくてこじんまりしたクリスマス市なんですが、とっても温かみがあって私達はここが大好き。

なんと言っても一番のお気に入りは薪で炊いた手作りのホットワインとソーセージ。特にここのホットワインは最高です。

あと珍しいのが魚の燻製が売っていること。ここハルシュタットで採れた魚を燻製にして売っているのですが、地元の人たちが次から次へと魚を求めてやってきます。

そして村の音楽隊がマイナス7度の世界で手袋もつけずにクリスマスの曲をずっと演奏してくれ、その音楽がなんともゆったりとしていて心が和むんです。

あまりにもゆったりと時間が流れていて、十分にクリスマス市を満喫してホテルに帰ってきてみるとまだ夕方の6時前。何もせずにゆったりと紅茶を飲んでお風呂に入って・・・一泊二日の旅とは言え、とってもリラックスできて最高~!!

最終日はグムンデン

冬時間になってから夕方の5時にはすっかり日が暮れてしまうウィーン。なんだか一日がすごく短くなったような気がします。これからますます日が短くなっていくのかと思うと気が重くなってしまう今日この頃。

さて旅の続きですが、2日目の夜なんとクリ子は流れ星を見たそうで”いいねぇ・・・”なんて言っていたのですが、腑と撮ったクリ子の写真にも流れ星が写ってました。私が流れ星を見るなんて御嶽山に登って以来だよ・・・・。(写真をクリックすると写真が拡大され流れ星が見られます)

旅の3日目はどこも霧に囲まれて視界が悪く、紅葉を楽しむところではなかったので、ザルツカンマーグートのグムンデンに少しよってからウィーンに帰ってきました。

もう何度も来てる街なので、どこを見て回りたいというのもなくただ風景を楽しみにお散歩目的でここに来たのですが、平日ということもあって人がほとんど見当たらず、とっても落ち着いた雰囲気でよかったです。

本当はここの中にあるホテルで昼食を頂きたかったのですが、生憎この日は休業。デュルンシュタインでもお気に入りのホテルでお食事をしようと思っていたら改装中でホテルは休業していたし、思うようにはいきません。でもここから見る景色はとても情緒があって美しく、お昼がここで食べられなくても来るだけの価値がありました。

そんな訳で私達が行ったのは湖畔沿いにあるホテルのレストラン。ここも何回か来てるところなので、安心してお食事を頂けます。

豚肉のパプリカソース添え。豚肉がとってもジューシーで美味しそうでした。(クリ子が頼んだもの)

それの付け合せはジャガイモをピューレにしたものを団子にして揚げたもの。

母は岩魚のバターソテー。ちょっとお腹を壊しぎみだったので、お魚がいいということでしたが、これが唯一メニューに載っていた魚料理。私はどこに行ってもかなりの割合で頼んでしまうシュニッツェル。あまりにも平凡な料理なので写真はナシ。

そしてみんなでデザートを一つずつ頼みました。みんなそれぞれ違うケーキを頼んだのですが、どれもとっても美味しかった!!

3人でデザートに合わせてワインを飲んで、その後ゆっくりとカフェを楽しんで今回の旅はこれで終わり。短い旅でしたが、新鮮な空気と美しい紅葉を見て3人ともリフレッシュができました!!