New Face

私達が旅をしている間に、日本の我が家にNew Faceが誕生したという知らせが入ってきました。

お正月にだけはかかりたくないというBabyのママは頑張りました。姉達2人がオーストリアを暢気に旅している間に12月29日の晩に待望の男の子を出産。

しばらく名前が決まっていなかったこともあり、産まれたばかりの顔が指揮者のティーレマンに似てると姉におちょくられて、ウィーンではティーレマンと姉に呼れていたボーイ。

でもこの最近、やっと名前も決まったようでこれからの彼の成長が楽しみでなりません。色んなものを五感で感じ取ってスクスクと元気に成長していってくれれば、何より嬉しいものです。

写真で姪っ子や甥っ子の成長を見るのではなく、いつか会いたいものです・・・・。

2011年のクリスマス

楽しかったクリスマスもお正月ももう終わり。クリスマス休暇も仕事はちょこっとしていたものの、明日から通常の本格始動。あ~休暇が懐かしい~!!あ・・なんだか明日からのことを考えると気が重い自分がここにいます。

さて時間は交差しますが、我が家のクリスマスは24日にクリ子の実家でみんなで時間を過ごすのが恒例。毎年、夕方ぐらいから実家に集まって、魚のフライ(オーストリアではこの日、鯉やタラのフライを食べる家庭が多い)とジャガイモのサラダ、そしてフライに添えるタルタルソース。これとワインでみんなで食卓を囲んで食べるのがお決まりです。

今年はお祖母ちゃんの調子があまりよくなかったので、お祖母ちゃんと一緒にクリスマスイブのディナーは食べられなかったのが、残念。

この後、毎年親戚や家族が手分けして作ったクリスマスのクッキーがテーブルに並び、お腹いっぱいの癖にこれに手を延ばしてしまう、危険な誘惑。

その後、みんなでクリスマスソングを歌って、その後はクリスマスプレゼントをみんなで一斉に開けて・・・・そんな毎年変わらぬZ家のクリスマス風景。このいつもと変わらないクリスマスの時間が一番嬉しく、またホッとします。

唯一、今年違ったことといったら、このクリスマスに姉が参加してくれたことかな?時差ボケでみんなでソファーに座って歌を歌ってる時なんかは眠りに落ちかけていたけれど、それでも私が嫁いだ家族と一緒にクリスマスを過ごしてくれるっていうのはとっても嬉しかったよ。

Z家のニコロ

明日12月6日は聖ニコラウスの日。今年いい子にしていたところにはお菓子がいっぱい入った袋がニコロからプレゼントされる。

Z家ではもう子供達がとっくの昔に成人したのに、毎年一緒にニコラウスの日をお祝いします。クリ子のパパは子供達との時間がとても大切で、行事をみつけては子供達全員に号令をかけるのです。

今年はニコロの日が平日だったので、週末にちょっと早いニコロを家族でお祝いしました。

号令をかけたからには、お父さんが責任をもってケーキ作りかお料理まで作るのがこの家の面白いところ。昨日は杏の入ったパイとナッツのお菓子、バニラソース、その他にもいっぱいお父さんの手作りお菓子が用意してありました。そして晩御飯はマメスープ(これはクリママ作)にお父さんのほうれん草とモッツェレラチーズのキッシュ、サラダに前菜がまだ色々とあってもうお腹いっぱい。

子供達(っていっても大人達なんですが・・)はお母さんが用意しておいてくれたナッツやミカン、ニコラウスのチョコレートやクリスマスに良く食べるドライフルーツなんかがいっぱい入った袋をもらうのがこの家の行事。

別に集まったからと言って大した話をするわけでもないのですが、皆で一緒にテーブルを囲んで喋るのがなんとも温かい時間。

クリパパとママからすると私達はいつになっても子供。なんだか照れくさい感じもするけれど、やっぱりこうやって二人が私達の為に心を込めておもてなしをしてくれるのはやっぱり嬉しい!クリパパとクリママ、今度は会うのはイブの24日だね!!