日本語への道

昨日の最高気温37度。そして今日の最高気温21度。雨が降ると一気に気温がグっと下がるからヨーロッパの天候には振り回される。8月半ばを過ぎるとウィーンの夏は終わっていくっていうけれど、もう少し夏らしい日が続いてほしいな。

さて今回日本帰国の第一目的は子供達の日本語力アップ。スカイはまだほとんど言葉というのをちょこっとしか発しないので、主にルーべの日本語力なのですが、去年日本に帰って少し日本語が喋れるようになったのですが、基本ほとんど日本語は理解できても喋れません。

ウィーンでは母ちゃんとしか日本語で話す機会がないので、どうにかして日本語力をつけてやりたいと日本語教室に連れて行ってみたり、ベビーシッターさんを日本人の方に来てもらったり・・・でも結果はほとんど効果ナシ!!

ならばやっぱり日本に行って学ぶのが一番と今年も日本で幼稚園に一ヶ月ちょっと通わせることをメインに日本に帰ったのですが、最初の一週間ほどは日本語に苦労して自分の中で戦っていて、母ちゃんからも見て分かるぐらい辛そうだったのですが、一週間を過ぎた頃から、自分の意思を何がなんでも日本語でみんなに分かってもらいたいと日本語オンリーで話ていました。くり子が日本に来てもくり子にも日本語でずっと話しかけているぐらい・・・笑。

それ以降、こちらに帰ってきてもずっと母ちゃんには日本語オンリーで喋ってきてくれて(日本に帰るまでは日本語で話そうと言っても嫌だ!とほとんどドイツ語で返事をしていました・・・)、分からない単語が出てくるとその部分だけドイツ語になるのですが、そこを”日本語はこういうんだよ!”と教えるとすぐに日本語で言い換えてくれるようになり、こちらに帰ってきてからも日本語力が持続できてます。そして何より嬉しいのが、母ちゃんとの距離が日本語で話すことでグッと狭まったことかな。

頑張れ!!日本語習得!!!(こうやって子供達はどんどん語学を習得していくのに、母ちゃんの語学力はそれに反比例して降下気味。。。笑)でもなんと言ってもルーべの語学力がついたのは姪っ子と甥っ子ちゃんのお陰。いっぱい二人に一緒に遊んでもらってそこから学習したことが一番大きかったのかな。ありがとう~ネネちゃん、ソウちゃん!!!

日本で5歳になりました

オーストリアにはお盆っていうのはないのですが、8月15日は聖母マリア様が昇天されたことを記念する日でキリスト教の祝日でお休み。その日を引っ掛けて我が家は5日ほど小旅行に行って参りました。あれ?この前日本から帰ってきて荷物ほどいてなかったっけ??いや気のせい?(笑)

さてこの二年ほど夏に日本帰国をしている我が家。7月生まれのルーべは日本で5歳のお誕生日を迎えました。

オーストリアでは6月いっぱいで夏休みに入るので、毎年お誕生日の頃はみんなバカンスでいません。ウィーンで自分の大好きな友達を呼んでお誕生日会をできないのは残念らしいけれど、でも日本で従兄弟たちやじぃじやばぁばに祝ってもらえるのが嬉しいらしく、毎年日本で向かえるお誕生日を楽しみにしてます。

帰国してからルーべはすぐに今年も日本の幼稚園に一ヶ月半ほど通わせてもらっていたのですが、幼稚園でもお誕生日会を開いてもらい、去年は何がなんのことが分かっていなかったルーべも今年はみんなに祝ってもらえること、そしてその日はママが一日幼稚園に来て、お誕生日会の支度をしてくれていることがとても嬉しかったらしく、幼稚園から一緒に帰ってきたら”今日は嬉しかった!ありがとう~!!”とほっぺにキスまで大サービスしてくれたからよっぽど嬉しかったのかな。

家でのお誕生日会はくり子が日本に来るのを待ってからするつもりだったのですが、まさかのまさか・・・くり子、インフルエンザーを担いで日本にやってきた為、日本に着いて早々ずっと寝っぱなし。お誕生日会どころでありません。

でも2日後にはちょっと調子がよくなったので、もう待てない!と強行。仲良し従兄弟のソウちゃんとまずは大好きなチョコレートケーキ作りから。

5歳コンビ、二人で最初から最後まですべて作りあげました。お決まりのチョコレートの味見も抜かりのない二人。二人で作ったチョコレートケーキは最高に美味しかったらしいです。(笑)

大好きな日本の家族のみんなに祝ってもらって最高に幸せなチビ。5歳を機会に色々と自分でできるように努力するようになってきて、少しずつお兄ちゃんの階段を登り始めたのかな?でもまだまだとっても甘えたで手をつないで歩きたいし、人一倍スキンシップがかかせないルーべ。お兄ちゃんとまだまだ赤ん坊みたいな顔をみせる5歳児。今年もいっぱい笑顔をみせてくれますように!

 

田舎の家

ウィーンから車で高速を飛ばして2時間ほどのところに義両親がセカンドハウスを持っているのですが、一昨年家を改築して綺麗にしてからというものまだ行ったことがなかったので、先週末遊びに行ってきました。

往復4時間の道のり。なかなか時間に余裕がある時にしかいけません。ゴールデンウィークはこちらにはないけれど、5月1日月曜日はメーデーでお休みなので、オーストリアも3連休。

まずは綺麗になった家の中を見てみたり、ご近所さんに挨拶したり、庭でちょこっと飲み物のみながら休憩したら、義両親がまた車に乗れ~!!というので乗ること15分。湖のほとりについたのですが、湖より義両親が連れてきたかったのが、孫達と言っても主にルーべが遊べる遊園地。

もうね、この遊園地何が凄いかって、入場料もなければ、入り口には誰も人が立っていず、勝手に入って勝手に帰っていく仕組み。そしてもっとすごいのがどの乗り物にもスタッフはついていなくて、自己責任のもと自分で乗り物にコインを入れて乗るというもの。

サファリを走るジープに乗るというものに限っては、かなりの勾配がある道を普通の小型車ぐらいある本物顔負けのジープに乗って運転するというものなのですが、車の作りも普通のオ-トマチックの車と一緒。これにルーべが乗りたい~と言うから母ちゃんかなり焦りました。みんな乗ってるのは小学生ですゼ!!

でもここでペダルに足がちゃんとついてアクセルとブレーキがちゃんと使いこなせるかテストをして出来たら乗せてやるのがやはり男親くり子。母ちゃんにはそんな度胸はありません!!

坂道もカーブも普通に淡々とこなすチビ。これ見て、アメリカなんかで小さい子が勝手に親の目盗んで高速道路なんかを走行してた!なんて仰天なニュースを見たりしますが、ありえるな!と思った母ちゃん。でも僕がやっぱり一番好きなのはレーシングカー。

この日は孫達を遊ばせたいと決めていたような義両親。最初から最後までずっと孫達を面倒を見てくれて、食事までご馳走になり感謝、感謝の一日。

それにしてもここ運営費はどうなってるんだろう??維持費は??スタッフがほとんどいないから人件費は少なくてすんでも、維持費は運営費は結構かかると思うのに、乗り物一つ、1ユーロ、もしくは2ユーロ。こんなのがオーストリアの田舎には存在するからなんとも長閑でゆるいオーストリアらしい・・・。今度行った時はスカイも色々と挑戦できる歳になっているといいね!!