Gasthof Zauner

旅に出かけている間、綺麗な空気や自然を堪能することも重要ポイントですが、食事にもかなりの重点を置く私達。

今回、私達が行った村は小さく、レストランも何軒かしかなく2日目の晩、なんとなくホテルにあった案内書を読んでたら、ここからハルシュタットが近いことが判明。なら折角なのでハルシュタットまで晩御飯を食べに行こう~!!と3人の意見が一致し、山を越えてハルシュタットに行って来ました。

もちろんハルシュタットも小さい街なので、レストランなんかは限られてますが、私達の行き先は決まってるんです。そう、いつもこの街にくるとお世話になってるGasthof Zauner。

ここのお料理、どれ食べても美味しい上にサービスがとっても上手いお兄さんがいるんです。そのお兄さんに会いに来た!と言っても過言でないぐらい楽しませてくれるお兄さん。あれ、でも今日はお兄さんの顔が見当たらない・・。ま!気を取り直してビールで乾杯!!

ここのお店はお魚の郷土料理を得意としてるお店なので、ここのオリジナル料理を頼んでみました。ハルシュテッター湖で採れた魚の卵。あの~もうちょっと凝った料理をイメージしてたのですが、本当に魚の卵だけが出てきました。(笑)でもこの卵、とっても新鮮なのが分かるぐらいプチプチとしてなかなかいけました。

そしてここに来たら必ず頂くスープ。これもこの店オリジナルのスープで面白いのは生の卵の黄身が入っていること。魚から取ったお出汁と、お野菜から出る甘みとお酢が少し入ってるのか少し酸味のアクセントがいいバランスでとっても美味しい。卵の黄身は潰して混ぜて食べるのですが、そうすることでコクが出て、また美味しい。

虹鱒とディルのパスタ。

そしていつも全部食べられないくせにボリューム満点の料理を頼むクリ子。この日はステーキを。とっても肉厚でジューシーなお肉で美味しかった。それなのに、やっぱり最後まで食べられないクリ子。全部平らげなれないなら頼まなくちゃいいのに・・・いつもこうやって残飯処理をする私。だから片方はいつになってもガリ男。そしてもう片方は横にどんどん膨れ上がっていく訳です。

もうお腹いっぱいで食べられない・・と言ってたくせに、これを食べずにはここから帰れない、ザルツブルグノッケルン。ここのこれが美味しいんです!!頼んでから出来上がるまでに20分は軽くかかるのですが、待つだけの甲斐はあります。どこで食べるザルツブルグノッケルンよりここのが一番、美味しいと思う、そんな一品。

この日もまた食べ過ぎてしまいました・・・トホホホホ。日に日にお腹がタブタブになっていくのが分かる私達に対し、クリ子だけは何故かドンドン痩せていく・・・。キミ、病気なんじゃないの??

クリスマスディナー

毎年、クリスマスの日は我が家でクリ子と手料理を食べることにしてるのですが、今年はバレエの後だったので、比較的簡単に出来るものにしました。

バレエを観に行く前に、お腹がすいてはいけないと思いお稲荷さんを作って出したら、姉に”今からバレエ観に行く前にお稲荷さんはなんか雰囲気が違う・・・”と言われてしまいました。カナッペか何かが食べたかったと思われる。そんな訳で、夜は必然的と西洋料理に・・・。<前菜>鯛のマリネ・柚子胡椒風味、スモークサーモンの蜂蜜ゼンフ添え

<スープ>クリ子にスープなないの??と言われてしまい、急遽作ったサーモンのスープ・ディル添え。海老の殻で出汁を出して、それに余っていたスモークサーモンと牛乳、風味づけにバターを少しいれて漉したもの。

<魚料理>ホタテと海老の天ぷら、デジョンソース・バルサミコ添え。ホタテと海老を天ぷらにして、その下にケッパーとデジョンマスタード、生クリーム、レモンなんかで作ったソースをひいて、周りにバルサミコ酢をかけたもの。

ここまではゼクト(スパークリングワイン)を合わせて頂いて、その後はカルフォルニア産の16年ものの赤ワインを頂きました。これをカラフェに入れて空気を含ませて、ワインが滑らかになるのを待ちます。このワイン、姉がウィーンに住んでいた時に買ったものなのですが、機会がなくまだ飲んでいず、彼女が今度ウィーンに来た時には必ず3人で飲もうと決めていたんです。カルフォルニアワインであまり好きではなかったのですが、さすが16年もの。これは美味しかった!!

<肉料理>牛のタリアータ、レモンリゾット添え。肉料理は毎年、クリ子の仕事なので、牛をグリルしてもらいました。そして付け合せにレモン風味の軽いリゾット。

<デザート>これまたクリ子の出番、クレームブリュレ。彼のクレームブリュレは丁寧に作ってあるのでとっても美味しい。でも私は個人的にあっさりした方が好きなので、最後にお砂糖をグリルしないのも好き。

最後は食後のエスプレッソ。簡単にできて、ちょっと華やかな料理。うんうん、これでいいのさ、我が家は・・・。(笑)来年はもうちょっと凝った料理を作ろっと!!

今が旬の芽キャベツ

この時期だけ市場やスーパーで見かけるこの棒状のもの。これ、一体なんだと思います?。

実は芽キャベツ。今が旬らしくこの時期だけ、このように茎についたまま売ってます。(それ以外の時期は、キャベツの部分だけがパックに入って売っている)初めて茎についたままの状態のを見たとき、へぇ~芽キャベツってこんな出来方をするんだぁ・・・とビックリしたものです。

茎についたままのものは球の部分だけを切り取るのはめんどくさいですが、苦味がなくほっくり甘くて美味しい!ビタミンcも豊富みたいなので、この最近よく食べるのですが、何せ一本の茎についてる量が多い。これ一本分を消費するには、2人だけの家族にとってはなかなか大変。シチューや炒め料理以外に何か美味しい食べ方ないかしら?