京都にも帰りました!

この夏、7月中旬から日本にも帰っていました。くり子は毎年のことながら仕事の関係で最初の2週間しか日本にいられませんでしたが私達は今年は6週間日本に居させてもらいゆっくりと過ごさせてもらいました。

実家が京都なので、必然的に京都にいる時間が長いです。

日本に着いた日はルーベの11歳のお誕生日の日でもあったので、その日は家族みんなで焼肉を食べに行ってお祝いをしてもらいました。

京都に着いてから数日かしてから義両親がコロナになったという知らせがきたので、一時期私達も冷や冷やしていたのですが、私達はコロナテストをしても陰性という結果が出たので、それからは安心して外にも出られました。

やっぱり京都はすごく魅力的な街で大好きなのですが、去年と比べるとどこも観光客が戻ってきていて去年のような美しさはあまり感じられませんでした。

今年はあまりメジャーでないところを観光したのですが、そういうところはまだまだ観光客も少なく、ゆったりとした時間が流れていました。日本では実家以外に富山や岐阜、金沢、そして岡山県に旅に行ったりもしました。またその滞在記は次回で・・・・。

グラナダの旅

コルドバを去った私達は南下してグラナダに行きました。アルハンブラ宮殿の規模を考えるとゆったりと二日間かけてグラナダを観光することにした母さん達。グラナダは他の都市と違った風景でまた興味深いです。

アルハンブラ宮殿は宮殿と言われてますが、城塞としての要素が大きくここは城塞都市でした。住宅や官庁、軍隊やモスク、学校、浴場、庭園など様々な施設が整備されていたらしくその規模に驚かされます。

だからこそいろんな表情を見せてくれるアルハンブラ宮殿。ここアルカサバは城塞都市グラナダの中で最も重要な要塞で9世紀から13世紀にかけて建設されたアルハンブラの中でも最も古い場所だそうです。

ここまで登った後の解放感は格別。

アルカサバのように男性的な表情とは裏腹にアルハンブラ宮殿の庭園はとても美しく女性的。

そしてメスアール宮の場内の天井や塔、柱廊やファサードのとても細かく正確に彫られた装飾にはただただ見惚れるばかりです。

母さんが好きな場所はここ。ライオンの中庭。

それにしてもどこを見ても装飾がすごい。これをすべて手作業でしていたのかと思うと、ただただ圧倒されてそこから目を離すことができなくなります。

アルハンブラ宮殿から見るアルバイシン地区も世界遺産になっているだけあってここ一帯白壁の街並みがそのまま維持されていて美しい。

四泊五日のちょっと忙しい旅でしたが、色んなことを吸収させてもらった旅で両親の表情がスペインに来てからすごく柔らかくなっていったのが印象的でした。できることなら来年もまたヨーロッパ旅行に連れていってあげたい!!そんなことを感じた今回の旅でした。

両親と行くコルドバ

今回のスペイン旅行は先にウィーンに遊びに来てくれていた両親に姉が合流し4人で行ってきました。子供たちは学校がまだあるのと、くり子や子供なしで家族だけで旅がしたかった母さん。くり子は通常通りに仕事、子供は学校、その上タイミング悪くルーベの歯の手術があったり・・・・それでも旅に行っておいで!!と心良く送り出してくれたくり子と子供に感謝する旅でした。

結婚して17年になるのですが、こうやって両親と娘たちで旅をするのなんて20年ぶり?いやもっとかもしれません。

だからこそ異国の地、それも治安の悪いスペインで両親の方にだけ目を向け、体調を見ながら家族の時間を大切にしたかった。

今年は世界中で猛暑でしたが、私達が行った頃のコルドバは夜の20時まで気温44度で暑い日でした。昼間は暑すぎて外には誰もいません。

休憩を何回も入れながら酷暑の中、メスキータやユダヤ人街、街を観光し、気温44度の中、毎日10km以上歩いた両親。娘からするとすごく誇りに思う両親。

日本に居る時より、そしてウィーンにいた時より体力的には大変なはずなのに、顔がウィーンに来た頃より表情が柔らかくなって顔に艶が出てきて生き生きしている二人。

そんな姿を見れて嬉しい娘たち。明日はグラダナに向かいます。