幻想的で時が止まったようなヴェネチア

今回の旅はこの半年ほど精神的に辛いことが続き心身ともに年末は疲れきっていたので、現実逃避をしたくて母さんからくり子に家族ヴェネチア旅行をプレゼントしたのですが、ヴェネチアに着いて小一時間ですべてを忘れてただただひたすらヴェネチアを堪能してました。本当にこれが私達を助けてくれてリフレッシュさせてくれたことか・・・。ヴェネチアには魔法がかかっているのかしら?

現実からすべてを忘れて没頭できる時間ってすごく大切だと感じた今回の旅。もしこれが観光客がいっぱいで人混みの中を歩いていたらまた感じ方も違ったと思うのですが、クリスマス明けのヴェネチアは本当に静かで幻想的でした。

私達は車をヴェネチアの郊外に止めてそこから水上タクシーでヴェネチアの街中まで行ったのですが、水上タクシーが行き交う大運河は活気があります。

10月や11月に比べると水嵩はだいぶ低くなってますが、それでもかなりの水嵩です。時間によっては打ち上げる波で大運河沿いは道が濡れていたりしました。

あまりにも街並みが美しく、子供たちの興味も宮殿や教会の中よりも街並みそのものにあったので、建物の中を見たのはサン・マルコ寺院の中だけ。

街並みに統一感があって本当に芸術的な街。

色んな顔を持つヴェネチア。まだまだ続きます。

ヴィネチア旅行

ケルンテン州のクラーゲンフルトを車で出発して南下して辿り着いた先はヴェネチアです。母さん達が最後に来たのが15年ほど前。もちろん子供たちは今回初めてのヴェネチア訪問です。

母さんは今回でヴェネチアは4回目かな。学生の頃に何度か来たことがあって、その頃は観光名所の一つでオーストリアに来ているならヴェネチアも折角だから観とかなくちゃ!!ってところが大きかったと思います。

その頃もヴェネチア独特の街に感動したのですが、今回ほど感銘を受けたことはありませんでした。それぐらい今回のヴェネチアは心から美しい!まるで絵葉書の中かどこかの舞台演出かと思うぐらいそこには中世の頃の止まった時間が流れていました。

この最近のヴェネチアは観光客が多すぎるのが問題!!というニュースをよく読んでいたので、母さん達は敢えて人の少ないクリスマス明けから30日までヴェネチアに行きました。

30日の午後からは大晦日をヴェネチアで楽しむ観光客が増えてきましたが、それまでは狙い通り観光客が少なくて、子供たちとストレスなく街をいっぱい観て回ることができました。

春先から夏にかけてのヴェネチアも素敵ですが、母さんは秋から冬にかけての霧に包まれたヴェネチアの方が好きかな。霧の静けさの中にうっすら浮かぶ寺院やゴンドラ。そしてそこに遠くから太陽が射しこむとなんとも言えない静寂の中の美しさがそこにはあります。

普段、街観光はあまり好きでない子供たちもヴェネチアはやはり風景が違ったのか、街並みを歩きたい!!あと船に乗って街がみたい!!とひたすら4人でヴェネチアの小道を歩いてはまた水上タクシーに乗って少し離れたところからヴェネチアの街を楽しみました。天候にも恵まれて、今回のヴェネチア旅行は最高のものとなりました。詳しくはまた次回に・・・。

クリスマスプレゼント

昨年後半は色々とあって忙しかったこともあり、ちょっとゆっくりしたくてくり子は10日ほどクリスマス休暇を取ることにしました。それならばとクリスマスプレゼントに母さん、旅行をプレゼント。(母さんが旅に出たかったって聞こえてきそうだけど・・・笑)

今回は車で7時間近くのところへ遠出をすることになったのですが、旅の前日まで家族のクリスマス会があり、それも何時に終わるかも分からないので、翌日に荷造りして車で7時間は少ししんどいので途中で一泊することにしました。

途中で一泊した街はクラーゲンフルト。ここ辺りには何か月かに一回は来てるのですが、いつもは自然を楽しむ旅行なので、山や湖の近くに宿を取っていたのですが、今回は旧市街の街のど真ん中に泊まりました。ここのあたりは何度も来てますが街の中は以前にちょこっとだけ見たことがあるだけで、ゆっくりと見たことはなかったのですが、とても昔ながらのいい街並みで素敵な街でした。

母さん達が泊まったのはアパートメントホテル。キッチン付きで食事なんかはついてませんが、とても歴史のあるお屋敷を今はアパートメントとして貸し出しています。クリスマスの翌日に旅する人なんていうのはほとんどいなくて、私達以外に宿泊者はいませんでした。

旧市街のど真ん中で大きな部屋が3部屋にバスルームは2つ、キッチン付きで一人5000円ぐらい。コーヒーや飲み物、アルコールもこの料金の中に含まれているので、私達が買ったのは朝食用に近くのパン屋さんで出来立てのパンとミルクを買っただけ。これでこの値段だったらかなりお安いです。ヨーロッパにはこういうコンドミニアム式のお洒落な部屋を安くで借りられるところが沢山ありとても便利です。

こんな立派なお部屋に一泊だけっていうのも持ったない感じがしますが、翌日は朝ごはんを食べたら、早速次の目的地に出発です。さぁ・・・どこに行くでしょうか?