第二弾

昨日晩の6時過ぎにクリ子の実家から帰ってきて急いで、晩御飯の用意をし、ビィー(こちらはピンポンという音ではない)という音と共にお友達はバイオリンを担いでやってきた。そう今日は演奏会のプログラムの為に集まったのである。

IMG_0994.jpg先にご飯を食べてしまうとお酒も入ってしまいやる気がでないということでまず先に今日の第一の仕事、曲決めをしてしまおう。ってどうする??何弾く??あんまり難しくない伴奏のにして・・・だって私ソロもあるし、時間もあまりもうないし・・・なんてわがままな注文をつけ、でも最終的にはどんな曲が一番観客の心をつかめるか??ってことで曲を決め、結局盛り沢山の自分の首をしめそうなプログラムがほぼ出来上がってしまった。さぁ。。どうする??これほんまにできるん??って今からすごく不安になっている私。バイオリンの伴奏の譜面をもらえるのはいつだろうかぁ・・・ヤバイ、ヤバすぎる。まぁ。。とりあえずプログラムは私の首をしめようが来て頂いたお客さんには喜んでもらえそうなそんなものが出来上がった。さぁ。。明日これをホールの責任者に送ろう・・・

IMG_0991.jpgって訳でとりあえず演奏会の成功を祈ってみんなで乾杯。バタバタしていたので散らし寿司と生ハムとルッコラのサラダにから揚げしか作れなかったが4人でワインを片手にペチャクチャおしゃべりしながら楽しいひと時を過IMG_0992.jpgごしたのでした。

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決まってしまった・・・

bezmuseum_21.jpg我が家にピアノが来てから約1ヶ月ちょっとが経った。ピアノが来た当初は恐々、ご近所から文句を言われないか?と心配で静かな曲をチョロっと練習するだけだったが今ではなかなかの音量でそれも日に6時間ぐらい練習してもまだどこからも文句が出ていない。きっとこの先も大丈夫だろう・・・(甘いだろうか?)ってことでこんなけ練習が一応できるなら前から友達と考えていた演奏会を実行しようということになった。そして今日、その日程が決まった。漠然と演奏会をしようね!と言っていたのが本当に決まってしまうとかなり焦りがでてくる。おいよ~決まってしまったゼ!どうする~。もう後戻りできない。

演奏会まで二ヶ月しかないのでホールの責任者からできるだけ早くプログラムを送って下さいと注文がきた。来週の初めにはプログラムを提出したい。今回は私のソロと後、バイオリンとの演奏会。私のソロの曲はほとんど決まっているのだが、バイオリンとの曲は今からである。さぁ。。どうする??急がなくてはいけない。漠然と演奏会をしよ~うということで今日、駄目もとでホールに電話してみたら一発でオーケーがでてしまい、嬉しいやら急に焦りやらで複雑な気分である。何もかもが今からなので大変である。とりあえず今週末に共演するお友達と打ち合わせをしてだいたいのプログラムを作ってしまおう。それから・・・と考えるとオーマイゴット!!である。だけど折角このような機会を与えて頂いたのだから頑張らなくては・・・ 上の写真は今回、私達が演奏会をする会場。

今回の演奏会の案内は先週クリ子と夜な夜な頑張って作ったこちらのサイトにも載せておりますので興味ある方はご覧下さい。この中のNewsの欄をクリックして頂いたら出てきます。(でもドイツ語なのであしからず)

演奏会のご案内はこちらから

音楽の力

IMG_4706.jpg昨日散歩の後大急ぎで家に帰りその後演奏会に行った。このコンサート、クリ子の叔父さんがまたまた行っておいで~と言ってチケットを下さったものである。今回の演奏会は日本から来られた合唱団。う~ん、折角チケットを頂いたのだがら行ってみるかぁ・・・4枚も頂いたから誰かお友達も誘おう。誰だったら喜んでくれるかな??とクリ子と考え、興味を持って下さりそうな人、二人をお誘いして行ってきました。

IMG_4710.jpgいやぁ。。思ったよりいっぱいのお客さんが入ってるのね。それもほとんどオーストリア人。みんなすごく熱心に聴いてられた。誰かが咳をすれば音楽に集中できないという意味で飴をその人に見知らぬ人から渡される。そんなに熱心に日本の音楽をみんな聴いてくれているんだぁ。。ってなんだか嬉しくなった。そしてこの合唱団もなかなか凝った演出で観客を喜ばせてくれる。やっぱり音楽って人と人との心を通い合わせることができるのね。なんかこの演奏会を客観的に観ていてすごく温かい気持ちになれたし、嬉しかった。

さてさて私の横に座っていたお友達、演奏会が始まると同時にあれ、チョコちゃん、風邪をひいていたのね、お可愛そうに・・・っと思わずにいられないほど鼻をすすってられた。そして一部が終わってチョコちゃんを見てみると、風邪じゃなかった。目を真っ赤にして泣いてられた。一部で歌われた曲すべてが懐かしい日本の動揺や歌曲で亡きお母様がよく歌われていたものばかりで音楽を聴きながらお母様を想いだされたみたいだった。そう言われれば、私のお婆ちゃんもよくこれらの歌を口ずさんでられた。そしてお婆ちゃんが入院していた時、よくCDで母がこれらの曲をお婆ちゃんに少しでも聴いてもらおうと流していたのをフと思い出した。ほんと音楽って不思議な力があるんだね。昨日はチョコちゃんと二人で亡きお母様やお婆ちゃんとの思い出に浸る晩でした。