7万年前の洞窟を探せ!

IMG_4192.jpgまだまだ先が長いと聞いて気が遠くなりそうだがさぁ~ここまで来たのだ!折角だから今から7万年前の洞窟を是非見に行こうではないか?

IMG_4161.jpgおや??こんなところにお花が・・・・

IMG_4168.jpgお花を見ながら歩けばなんだかだいぶ勇気づけられる。それでないとここは崖崩れが起こった危険な場所、いわゆる立ち入り禁止地帯だ。あ!やっと小川が見えてきた。ってことはもうすぐ下に辿りつける??

IMG_4167.jpgお~ここまでくれば一安心。雪解け水が川に流れこんでなかなかの勢いだ。さぁ~この橋を渡っていざ洞窟へ!!

IMG_4171.jpgこの洞穴かしら?ここの洞窟に7万年前の人は住んでいたんだね。

IMG_4175.jpg洞窟に入ってみて唖然。まだはっきりと所々の壁に絵が残っているではないか。それにしても7万年前の人達がどうやってこんな鮮やかな色を作り出したのだろう?そしてその絵がまだ残っていることに人間の神秘を感じる。

IMG_4169.jpgこの洞窟できっと前の川から取ってきた魚や山からのクルミや葉などできっとお料理したり、この山にごろごろ転がってる尖った石などで槍などを作って狩りなどをしたんだろうなぁ~

IMG_4179.jpgこの洞窟の前にあった説明を読んで色々と想像を膨らましてみてはなんだかドキドキしたりするOyumichen.

IMG_4178.jpgクリ子・・・ここまで来るのなかなか大変だったけど来てよかったね。なんだか人間の歴史をちょこっと知ることができたようでなんか嬉しいよ!

IMG_4185.jpgところで私達ってまたあの危険な山を登って帰るの??いや、これ山っていうより崖か??

おまけ・・・ご安心ください。帰りは一般道を歩いて帰ってきました。なんだ~そんな道があったんだぁ・・・じゃあ、はじめからこの道で来たらよかったのに・・・だけど大変な山道を歩いたお陰で色んな山の神秘や自然の作り出す芸術に出会えて感動した一日でした。

Gudenushoehle

我が家では日曜日、お天気がよければ昼からお散歩に出かけることにしている。今日は昨日とはうって変わって晴天だったので、朝起きて一番、クリ子はどこに行くかPCで下調べをし、その間私は洗濯物の片付けや色んなことをしつつお弁当を作る。そしてさぁ~準備も整いレッツGo!!今日の行き先はクレムスから程近い、7万年前の洞窟を探しにGudenushoehleというところに行ってきた。

IMG_4105.jpg昨日一昨日と寒かったのでここら一面は雪が降ったみたいだ。

IMG_4118.jpg雪が溶けてきてべチョべチョの道を歩くのは一苦労。

IMG_4121.jpg段々急な崖になってきたけれどここ行くの?雪で滑って歩きにくいねんけど・・・

IMG_4126.jpgひたすらゴツゴツした岩の間を歩いていく。もちろん今日もここにハイキングにきているのは私達だけ。少し心配になってくる。

IMG_4141.jpgでもここはあまり誰も足を踏み入れていないだけあり自然とコケがすごく綺麗だ。

IMG_4145.jpgしばらく歩いていくと崖がポコと窪んだところがあり洞窟のようになっている。そこに不思議な石がいっぱい積み上げてある。

IMG_4148.jpg何の案内も書いてない。ただ忽然と現れたこの洞穴。なんだかすごく神秘的だ。

IMG_4152.jpg私らが見たかった洞窟ってこれ?違う、違う!!僕らが行くところはあっち!!エッ!この山下って川渡ってあっち側の山に行くの?そうあの廃墟したお城の下にあるの!ゲ!まだそんなに歩かなあかんの~・・・・・

IMG_4151.jpgクリ子~なんかここに赤い張り紙があるで。崖崩れの為通行止めって書いてあるけど・・・うちらここ歩いていくつもりやったん??うん!!そやけど他の道もありそうやからそこから歩いていこ!・・・って結局一緒なんちゃうん。どっちにしてもここからは危険ってことなんと違うん?

IMG_4166.jpgと言いつつここから引き返すも先に行くのも危険としんどさは変わらないので先に進むことにした。フと見上げると山の木々にも新芽が出始めていた。

IMG_4156.jpgあ!もしかしてこの洞窟??もしかして到着??ここにも洞窟って書いてあるけど・・違う、違う!!うちらが行くのはもっと古い立派な洞窟・・・・一体いつになったらその7万年前の洞窟に出会えるのだ・・・・先はまだ長い。家には明日までにやらなくてはいけない宿題がまだいっぱい待っている・・・・(つづく)

目指すは頂上!

IMG_3989.jpgさぁ~日が暮れる前に頂上目指して登るぞ!ってかなりもう足が疲れていている私達。山道が結構急だからハァ~ハァ~口で息をしながら登るもんだから喉もカラカラだ。水筒の中の飲み物は全部飲んじゃったし、雪でも食べながら歩きますかぁ~ってこの雪食べられるほど綺麗なん??

IMG_3950.jpgそれにしても雪が深い。雪が深いからなかなか前にも進めない!

IMG_3990.jpgOyumiche~n,一歩一歩そんな踏みしめて歩くからしんどいねん。もっと軽やかにスキップするようにピョンピョン飛びながら歩いたら足が雪の中に沈まんでええで!やってみ~!!皆さん見てください。何を彼はとぼけたことを言ってるのでしょう。私が歩いたらこのように膝まで雪がボソボソ入るのです。この状態でどうやってジャンプしながら歩けっちゅうの~。絶対に無理!!

IMG_3991.jpgだから言ってるねん。私とあんたじゃ30cmも身長が違うって・・・ブツブツ言いながら歩く。だけど景色が綺麗だからしんどさも紛れる。

IMG_3995.jpgだんだん、山の周りの景色が見えてきた。頂上はもうそこだ!!

IMG_4001.jpgあと一息!この坂道を登ればそこはパラダイスだ。(のはず・・・)だけど頂上に近づくにつれて雪なくなってきたね。なんで??クリ子によれば暖かい日が続いたこの一週間、太陽が山の頂上を照りつけて雪がとけちゃったのと、山の上は暴風が吹いているので雪はとばされるらしい。

IMG_4010.jpgちぇ!折角苦労して雪の中を歩いてきたんだから頂上にも雪を残しておいてほしかったなぁ~。だけどなによりも風がきつくて寒い、寒い。え~と帽子に手袋に・・・折角ここまできたけれど寒くて長いことここにいてられないや~クリ子~降りよ~

IMG_4024.jpg結局、三時間歩いて頂上まで行ったのに頂上にいた時間たったの5分。だけどここまで来た甲斐あり。ここから見る山脈は美しい。

IMG_4023.jpgさぁ~日も段々暮れてきたし、急いで下りるよ~!!

IMG_4028.jpg段々赤くなってきた空もロマンチックで美しい。

IMG_4029.jpgって私達急がないと日が沈むまでに下に降りれないよ~急げ~!!

ってめちゃくちゃ早歩きで時には走りながら山を下ったのでした。もちろんその間にも思わぬところに落とし穴があり、ボソっと雪の中にはまってしまい尻もちをついたり、ある時は柔らかくなった雪が滑ってスッテンコロリンといったり、雪解け水が流れる小川にかかった橋の上の20センチぐらいの雪。これが大変。歩いているとボソ!Oyumichenはどこだ~状態。柔らかくなった雪の中に足がはまってしまい腐った橋の木を突き抜け雪解け水が流れる川に足をツッコンでしまったワタクシ。腰のあたりまですっぽり雪に埋もれている。こうなったら笑うしかない。もうヘトヘトになりながらウィーンに戻ってきたのでした。

大変だったけれどとっても気持ちのいいハイキングだった。そして今日からは雨。そして気温も10度下がり寒い日がやってきた。しばらく続くであろう悪天候。だけどこんなに素敵な日曜日を過ごしたからいいや!

IMG_4042.jpgおまけ・・・唯一平日のうちでゆっくりできる月曜日。できるだけ手作りのものを作ろう。今日のヒットはこのお惣菜。マイタケや色んなキノコ、そして油揚げ、糸こんにゃくをごま油で炒めたものに、お出汁、醤油、酒、みりんなどで味付けしたものの中に鷹のツメをいれて少したいた物。クリ子はいつもの通り、油揚げをほじくりだしてそればかり食べていた。

IMG_4038.jpgその他はお豆腐とモヤシ、ほうれん草、ワカメの入った中華スープ。魚の焼いたもの。鶏とズッキーニの照り焼き風、などなど・・・ spacer.png