Hochanger

IMG_3984.jpg明日から天気予報ではまた冬に戻るらしい。この最近毎日日中15度ぐらいあってもう春なんだ~ってウキウキしていたのに、やっぱりそんなにはあまくはなかったらしい。しばらくまた寒い日が続くようなのでクリ子と暖かい日を名残惜しんで今日はウィーンから車で2時間ぐらいのところにあるシュタイヤーマルク州のHochangerというところに行ってきた。

IMG_3938.jpgここはまだあたり一面雪。

IMG_3914.jpgでも春の訪れが来るのを教えてくれているかのように至る所で雪解け水が流れていた。

IMG_3955.jpg今日もまた私達だけのようである。とっても静かな山から聞こえてくる音と言えば雪解け水の音と小鳥のさえずりだけだ。なんて気持ちがいいのだろう・・・

IMG_3944.jpg雪の間から白い花が顔を出していた。きっと寒さに強い花なんだろうなぁ~。

IMG_3932.jpgどうも私達が行く方向はこっちみたい・・・

IMG_3899.jpgだけど途中でお腹がすいたからまずは腹ごしらえだ。ってこんな大変なハイキングだとは思ってなかったからちょっとしか作ってきてないよ~。こんなんじゃ足りないよ。

IMG_3959.jpgさぁ~気を取り直してちょっとパワーもついたことだから頑張るとしますか~。

IMG_3973.jpgだけどあまりにも雪深く、ブーツの中までビチョビチョだ。気のせいか歩くたびにチャプチャプ靴の中がいってるではないか・・靴を脱いでみるとこのありさま。見事に靴下までびしょ濡れ。濡れた靴下を絞る・・・一滴、二滴、三滴・・・・・

IMG_3976.jpg第一地点の村が出てきた・・・あ!ここにちょっと休憩ができる喫茶店があるわぁ~走れ~!!ガ~ン、夏のシーズン6月まで休業だって。こんな時期にここに来る人達って私達ぐらいかぁ・・・折角休憩できると思ったのに・・・

IMG_3974.jpgクリ子はお疲れの様子。

IMG_3987.jpgさぁ~ここでゆっくりしていても何もないから先に進むとしますか~。私達の目的地点、この山の頂上まではこの道を登っていかなくてはいけないらしい・・・

IMG_3992.jpgってクリ子!ここって実はスキーのコースなんちゃうん・・・まぁ~誰一人としていないし、出会いもしないいいんだけど・・まだまだ先は長い。でももう足が凍りそうなほど冷たくて痛い。私達頂上までいけるんかなぁ・・・・・

Hainburg

今日は一日雲ひとつ無いいいお天気だった。この最近、週末はお天気に恵まれない日が続いていたのでとっても嬉しい。さぁ~ドイツ語の宿題や来週の準備は忘れてどこかに行こ~う!!ってな訳で朝一番からご飯を炊き、お弁当でも作ってピクニック~!!ルンルルン!!

IMG_3775.jpgそんなところにウリから電話が・・今日どうするん?昨日の晩(アンちゃんのパーティーで夜遅くまでつるんでいた私達)もし明日天気がよかったらどこか散歩に行くって言ってたけれどどこに行くか決まった~?もし決まってへんにゃったら一緒に前、お天気が悪くて行けへんかったHainburgに行かへん?ってなお誘いがかかったのでお弁当作りをほっぽりだしてディドマとウリと4人でHainburgに行くことにした。

IMG_3781.jpgこの一週間すごく暖かくて過ごしやすかったウィーン。こんなところにも春が来ていた。

IMG_3783.jpgそしてここにも新しい生命が・・・

IMG_3786.jpg山の上から見るドナウ川はいつ見ても綺麗。

IMG_3787.jpg街の中に突如現れる山、その山の上にはお城が立っている。このお城は1050年に作られたもので、この地域は紀元前からケルト族によって栄えていた街なのだ。

IMG_3793.jpg崖の上から見るあまりにも不思議な風景にしばらく呆然としてしまう。古い街並みに突如と現れる山、そしてギリシャや暑いところを思わせるかのようなはげ山、そしてそして街に沿って流れるドナウ川。

IMG_3810.jpgそして振り返って反対側の景色を見てみるとそこにはスロバキアの首都、ブラチスラバの街並みが見える。

IMG_3791.jpg強風の中、四人で色んな角度から街を眺めてみる。

IMG_3813.jpgそんな雄大な景色の中、一本の列車が向こうからやってくる。なんだかすごいのどかだねぇ・・・

山の上からみる下の景色。見る角度によって景色が全く違う、そんな神秘的な所。見ても見ても見飽きないそんな不思議な所でした。

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おまけ・・・ハイキングから帰ってき、少し早めの夕食。あ~今から現実が・・・宿題の山やら来週の諸々の準備や、あ~今から頑張ります。

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迷子な二人

昨日の続き。さぁ~鹿に出会い、迷子になってしまった私達。あたり一面、ターザンが出来そうなツルみたいな木がいっぱいぶら下がった不気味な森。また鹿が出てくるのじゃないか?いのししにやられないか?と心配しながらクリ子に帰る道を探すように言うがクリ子はもっぱら写真を撮ることに精をだしている。

IMG_3508.jpgあ!あんなところに変なもんがある~うわぁ~きのこや~!あ!こっちにもうわぁ~これすごいなぁ・・・どこから声でてまんねん。すごく嬉しそうにあ!あ!と高い声を発しながら色んなところに走っていく。あ~何時になったら帰れるんよ~クリ子を見ていたら私一人が不安がって怖い顔してるのが馬鹿らしくなってくる。

IMG_3510.jpg見て~Oyumichen~これなんか街燈みたいじゃない??

その間もOyumichenはツルみたいな木を掻き分け、あたり一面ソゲだらけの木を避け、一生懸命歩く。ウ・・・・イタ!やられた!!そげの木がいっぱい足に絡まってしまった。ブーツをとおり越して足の平にささり、それに気を取られてるうちにふくらはぎまでやられた。そういってるうちにコートのあちこちにそげがささり、またそれがなかなかとれず身動きが完全に取れなくなった。

IMG_3522.jpgクリ子~助けて~!!なんでこんななったんOyumichen・・とクリ子はすごく不思議そうだ。あんな~あんたと私では30cmも身長がちゃうねんで。あんたが簡単に歩いていけるところでも私にとったらひざぐらいまで木やツルとかでいっぱいで埋まってるねん。これをどけて歩くってことがどれだけ大変かあんたわかってるん??

IMG_3513.jpgそんなこと言っても彼はおかまいなしだ。私にからまったソゲをとったかと思うとまたあ!きれ~なコケ!とまたどこかに走りだした。あ~あ~もう言うな。もういい加減帰ろうさぁ・・

IMG_3517.jpg木々を掻き分けて歩くこと数分、やっと大きな道につながった。だけどここだ~れも歩いてへん道やん。道がドロドロで粘土みたいで歩いたら歩いただけ粘土が足にくっついてくるやん。Oyumiche~n、僕の足すごく重なって歩きにくい~。

知らんわ!文句を言わずに歩け!

IMG_3519.jpgそうかと思えばこんな道端に倒れていた小屋に向かって誰かいる~いたら返事して~なんて言っている。誰かいるわけないやん・・・あ~・・・もう知らん!!

IMG_3528.jpgでも山にはもう春が少しだけやって来ていた。。もう少し暖かくなったら色んなお花が顔を出しはじめるのだろう・・・

IMG_3536.jpgあ~やっとまともな道にでてきた。ここまでこれば一安心!ちょっと気持ちにも余裕が出てきた。IMG_3552.jpg

おまけ・・・昨日の晩御飯。サバイバルの後は優雅にバラでも見ながらお食事をしよう!メニューは鱈のムニエルにクリ子の大好物、ポテトサラダ。それと色んな香草のサラダにワイン。

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