伊根町 (京都府)

京都の丹後半島の北東部に船屋で知られる町がある。人口およそ2500人ぐらいの小さな町だ。

IMG_8798.jpg町のほとんどの人が漁業、または観光で生計を立てている町・・・

IMG_8827.jpg伊根町はこの船屋が有名でこれらは重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

IMG_8809.jpg伊根湾に沿って立ち並ぶこれらの船屋はおよそ230軒にもなる。これらの船屋は一階が船のガレージ、二階が住居となっている独特な造り方だ。

IMG_8825.jpgここら周辺では魚の養殖があちこちでされている為、鯵や鯛などをめがけてこのようにカモメがいっぱい集まってくる。

IMG_8814.jpg今回、私達は真夏の暑い時期にクリ子がどうしても日本の海が見たいというので海を見にはるばるここまできたのだ。私自身、天橋立までは何度か来ているのだが伊根町まで足を伸ばしたのは初めて。

IMG_8797.jpg行ってみて思った感想、夏の日本海ってとっても穏やかなのね。そしてとっても海が綺麗。私が昔、海水浴に行っていた海はいつも汚かったし、濁っていた。だから私の中で日本の海は汚いと思っていた。それがここにきてドッコイ。なんて透き通ってるんだろう・・・そしてゴミが一つも落ちてない。

今回のこの訪問で思ったこと、それは自分が昔、頭の中で描いたものや概念にとらわれずに色んなところを再度行ってみるべきだ、そして色んなところを見て回るべきだと思ったこと。そうすれば私が抱いた概念が色んな意味で覆されたり、もっとより深いものになるだろう。

そして私達の海への遠征はまだまだ続くのであった・・・・ (つづく)

八ツ淵の滝 (滋賀)

滋賀県の高島に日本の滝100選の一つに選ばれている滝がある。今回、私達が日本滞在している間に訪れた滝の一つ、八ツ淵の滝である。

IMG_8721.jpgガリバー青少年旅行村で車を止め、そこから約片道1時間半のコースに挑む。私達がオーストリアで登っている山から比べれば大したことはないので、そんなにビビってはいないのだが、何せそこら中に初心者の方はこのコースの山登りを止めてください!との案内が出ている。私達は初心者ではないが、そんなに滝までの道のりが大変なのか?と少し恐ろしくなってくる。

IMG_8694.jpgだけどそれはこのコースを15分ぐらい行ったところで納得する。この道中はどこをとっても全然しんどくないのよ。息切れすることもないし、もうイヤ~!って思うことも一度としてない。何故、初心者の方は遠慮願います!っていう案内が出てるかって言えば、それはこの道のりが結構、危険だからだ。

IMG_8689.jpgこのコース、8つの滝が見られることからこの名前がついている。ってことは道中、絶えず水辺リを歩いているのだ。そこから想像できるのは、岩が湿っていて結構滑ることだ。ちょっとしたところでツルンツルンと足が滑る。気をつけていても足が自然と水の方へと取られてしまう。

IMG_8708.jpgその上、この急斜面。鎖がつけられているそれだけを頼りにこの岩を登っていくのだ。

IMG_8701.jpg例えば、急斜面でなくても”え?こんなところ歩くんですか?”ってな道を。この写真の右下に見えている鎖はここがアナタの歩くところですよ!ってな道しるべなのだ。だけどこれ道って言えます?足をちゃんと一歩、一歩置いて歩くこともできなければ、水しぶきで濡れた岩が滑る、滑る。用心、用心!

IMG_8705.jpg京都の暑さにうんざりしていたクリ子がここに来ていきいき。次はどんなところを登っていくのだ?と心を弾ませているのが彼の表情から覗える。Oyumiche~n, はよさきに進もうさ~!それについていくおなご。自分でええ相棒やな~と認めてやりたくなる。(この鎖がはられているところが私達が登っていくところ)

IMG_8709.jpg

連日の彼との大自然との触れ合いに日焼けを気にする乙女?これ以上でっかいおでこが黒光りしないようにバンダナを巻いてその上に翼のながい麦わら帽子をかぶって頑張る私・・・この後の肌対策が大変?!

IMG_8712.jpgやっと一つ登り終えたと思ったら今度もまたこんな傾斜ですかぁ~。ハイ頑張ります。こんなことで弱音を吐くおなごじゃありません。ひそかにこんなところでクリ子~こんなところ登れへん。コワイ・・・って女の子らしい弱音を一言でも吐いたらかわいい子なんだろうが、登れちゃうんだなぁ~これがスルスルと。私が怖いのはここで命を落とされた方々の魂さ。綺麗な滝も私にとってはジッとは見ていられない、なんか怖さがあるのよね。

IMG_8704.jpg帰りの道を失わないように一つ、一つ道しるべをちゃんと確かめながら次の滝へと進んでいく。私達がここを訪ねたのが平日ということもあり、道中出会った人はたったの1組。

IMG_8719.jpgとっても静かな上に滝からのマイナスイオンで真夏の日本の世界から腑と離れることができるこの滝。

興味のある方は是非、このお盆休みに行って見てください。ちゃんとした靴と日常からそれなりに運動をされている方ならすんなりと登れると思います。ただ大雨の後や夕立で水かさが増える危険性がある時は避けられた方がいいかと思います。

保津川下り (京都)

京都・丹波山地に源を発し、亀岡盆地を貫くように流れる保津川(桂川)は京都の人なら誰でも知っている。昔は丹波地方と京の都を結ぶ重要な川だった。

IMG_8441.jpg何故、京都の人がこの保津川という名をよく知っているかというと、この川は川下りで有名なのだ。亀岡から京都の名勝”嵐山”までの約16キロを2時間かけて船で下るというコース。

IMG_8603.jpg急流滑りといってもいいぐらい雨の後の保津川下りはスリルがあって楽しい。だけど残念なことに私達は真夏の一番暑い時期にここに行ったもんだから、水かさも低く、急流どころかゆ~らゆ~らと川を下っていく。

IMG_8598.jpgそれでも船から眺める景色は素晴らしい。山の合間を流れるこの川からは自然がいっぱいだ。

IMG_8444.jpg川下りはこのように前二人、後ろ一人の合計3人で2時間の船下りの舵を取る。

IMG_8624.jpgあれ、あの人は何を釣っているの?夏場で鮎がシーズンな今、川のあちこちで鮎釣りをしている人達を見かける。

IMG_8627.jpgこんな鉄橋もなんだか年期が入っていていい味を出している。

さぁ~そろそろ終点の嵐山・・・急流下りとはいかなかったけれどそれでも風情のあるちょっと涼しい船の旅でした。