京都・丹波山地に源を発し、亀岡盆地を貫くように流れる保津川(桂川)は京都の人なら誰でも知っている。昔は丹波地方と京の都を結ぶ重要な川だった。
何故、京都の人がこの保津川という名をよく知っているかというと、この川は川下りで有名なのだ。亀岡から京都の名勝”嵐山”までの約16キロを2時間かけて船で下るというコース。
急流滑りといってもいいぐらい雨の後の保津川下りはスリルがあって楽しい。だけど残念なことに私達は真夏の一番暑い時期にここに行ったもんだから、水かさも低く、急流どころかゆ~らゆ~らと川を下っていく。
それでも船から眺める景色は素晴らしい。山の合間を流れるこの川からは自然がいっぱいだ。
川下りはこのように前二人、後ろ一人の合計3人で2時間の船下りの舵を取る。
あれ、あの人は何を釣っているの?夏場で鮎がシーズンな今、川のあちこちで鮎釣りをしている人達を見かける。
さぁ~そろそろ終点の嵐山・・・急流下りとはいかなかったけれどそれでも風情のあるちょっと涼しい船の旅でした。