日本滞在中に父と母が、私と私の姉のお誕生日ディナーに懐石料理を頼んでくれた。
おお~懐石料理なんて何年ぶりだろう~。いつもクリ子が同伴で日本に行っている為、日本では純和風という料理はあえてさけてきた。やっぱりお肉の国の人ですもの。どこかにお肉料理が入っていないと純和風だけでは味に飽きてしまうらしい。
ってな訳で今回は存分に日本料理を満喫。今回お食事を頼んだのは瓢亭。京都南禅寺にある老舗の日本料理屋さんである。
おしながきは書き留めていないので、お料理の名前などは省略させて頂きます。
どのお料理も素材の持つ味や香りを最大限に表現した素朴でありながら、奥深い味わい。
さむ~いオーストリアではこんなに素材を活かしたお料理っていうのはなかなか難しいだろうなぁ・・・・そう思うと日本って、山の幸にも海の幸にもなんて恵まれた国なんだろう~と感じずにはいられない。
この他にもいっぱいお料理が並んでいたのだが、美味しさのあまり写真を撮ることを忘れてました。何せ食い意地がはってるもんで・・・今しか食べらないと思うと、もうお箸が進んで進んでどうしようもありません。
久しぶりに日本の深い味わいを堪能。日本料理の決め手は、もちろん料理をされる方の腕や料理に対する心や、器などの演出などもあるけれど、一番の決め手となるのは、素材とおだしだ。それをいかに上手いこと調和をとりながら生かし、引き出すかが難しいのだろう。
私のように海外生活が長く、舌が鈍ってるものにとっても大変刺激的で改めて日本料理の奥ゆかしさを感じたディナーでした。お父さん、お母さんありがとう~!!