今日は明日からクリスマス休暇に入ることもあってちょいと気が楽だったのでなかなか評判がよいと言われていたムソルグスキーのロシアオペラ ”ボリス ゴドノフ”を観賞してきた。
オペラ座にくるの何年ぶりだろう・・あ~やっぱりここには独特の雰囲気があるわ。今回、私はロシアオペラというのを初めて観た。3時間半に及ぶ長時間にわたるオペラにも関わらず最後までアッという間に終わってしまうぐらい今回の演出、そして歌い手の皆さん、そして演奏がすばらしく集中してまた感激できると聞いていた。実際、3時間半という時間はアッという間に過ぎ、このオペラにかなり集中できた。
だけど私からするとそんなにみんなが素晴らしいというほどのものだったかはわからない。ただ主役のボリス ゴドノフ役のFerruccio Furlanettoはかなりよかった。音楽的で声もよくって彼は聴かせてくれた。
このオペラ、ナブッコと同様、合唱つきのオペラなのだが合唱つきのオペラにはオペラ自体に深みと重みを感じ私は結構好きだ。
そしてウィーンフィルの演奏も今日はかなりよかった。やっぱり時間ができた時はこうやって音楽を聴きに行ったり、美術館に行ったりと精力的に芸術と関わりを持ちたいものである。唯一、悲しかったことは私一人で見にいったことなんだけどね。やっぱり思いを共有できる人と芸術を共有できたらこれほど楽しいことはないんだけど、クリ子は今日もお仕事・・・・(ただいま夜中の12時前。オペラが終わった後にクリ子に電話をして最寄の駅でケバップを屋台で買ってクリ子に差し入れに持っていったのだが、私は疲れたので家に帰ってきた。彼の帰りは夜中の1時、それとも2時・・・果てしなく続く彼の仕事。やっぱり起きて待ってるべきなんだろう・・・だけど・・・・)