ブリュージュに3泊4日滞在してその後は一泊二日でブリュッセル観光を予定してたのですが、あら?ブリュッセルって母ちゃんのイメージしていた街とは大違い!!EUの本部があったりビジネスで出張にブリュッセルに行く話なんかをよく聞いていたので、街が整備されていて治安もよくって綺麗な街だと思っていたのですが、街は騒がしいし、ゴミはいっぱい道端に落ちているし、なんとなく治安も悪そう・・・・(って母ちゃんが受け止めた印象)夜なんかはお気楽に街の景色を見ながら散歩なんてできない感じで、気を引き締めてお財布の入っていた鞄を持っていないといつの間にか無くなってた~ってことになりかねない。なんて考えながらブリュッセルの街を歩いているとなんだかそれだけで疲れてしまい、結局ブリュッセルには泊まっただけで次の日はゲントへ。
ブリュージュからブリュッセルに向かう道中の電車で通るゲント。ブリュッセルからブリュージュの方向へ引き返すこと電車で30分。中世に繁栄した街で今でもベルギーの第三の都市として栄えています。
オーストリア人にベルギーに行くんだぁ~というと必ずといっていいほど”ゲントには行くの?ベルギーに行くなら必ずゲントには寄らないと~!”と言われるぐらいオーストリア人には魅力のある街らしい。
実際ブリュージュのあとにこの街に寄ると、同じフランダース地方ということもあって建築様式や運河のまわりに街が栄え、建物が建てられたという点でブリュージュにとても似てるんですが、ブリュージュより建物に重厚感があるかな。煌びやかさはあまりないけれど、その分歴史を感じる街というのが母ちゃんの感想。
街のど真ん中にお城が突然現れるのにもビックリ。お城って大体ちょっと丘のようになったところに建っていたり、町の中心から少し離れたところに建っているところが多いのですが、ここのお城は街の真ん中のそれも平地に建っているんです。
ここのお城はフランドル伯によって1180年に築城された石城。軍事的な城と建てられたのに、平地に建ててよかったのか?敵にすぐ攻められないのか?なんてやっぱり心配になってしまう母ちゃん。時代と共に軍事的な用途から様々な方向性でお城は使われ、今は博物館となってます。
本来予定になかったゲント観光。毎回ブリュージュに行く時に電車で通りすぎるだけだったんですが、オーストリア人が綺麗だ~と口を揃えていうゲントを一度見ていくことができてよかった。母ちゃんの感想としては、日本人好みはブリュージュ。どっしりとした重厚感のある建物が好きなゲルマン人はゲントの方が好みなのも納得できました。今回のベルギー旅行でブリュッセル、ゲント、ブリュージュと3都市を回ることができて、自分の世界観がまた広がって、色んなことを知ることができてよかった。こうやって外国を旅すると、また違う国や都市が知りたくなって旅に出たくなるから困ったもんです。(笑)