メーデーの日

木曜日の晩に体調を崩したチビもだいぶ本調子になってきてホッとしたら、母ちゃんが今度は昨日から調子悪いよ・・。ルーべの症状とはまた違うので別のものだとは思うのですが、熱から来るのか体中の節々が痛い。風邪でも無さそうだし、一体とうしちゃったのかね、我が家。クリ子だけは元気なことを願います。

さて先週の木曜日、ルーべが体調がまだ悪くなる前にこの日は3人でまたバッハウ渓谷にドライブに行ってきました。この日は5月1日、メーデー。オーストリアではこの日にMaibaumと言って直訳すると5月の木を街の中心に立てる行事が各地で行われます。

これまた原始的?と言ったらいいのか、なんとも素朴な昔ながらのやり方で木を立てるので、見ていてなんともほのぼの。中心になる木の周りに8本ぐらい支えの木を縄で括り付けて、それをちょこっとずつ垂直に立てていくって訳なんですが、このちょこっとずつ立てていく時の木の擦れるギシギシギシ、メキメキメキっていう音がなんとも言えません。さてこの日は天気がよかったので、これを見た後近くのホテルのテラス席で食事をしました。

まずはアペリティフ。杏をスパークリングワインで割ったもの。バッハウ渓谷一帯は杏がよくなり、ちょっとした杏のブランド物と言ってもいいぐらい美味しい杏が取れるんです。これも果実がいっぱい入っていてとっても美味しかった。

前菜に頼んだのが、サーモンのカルパッチョ。この付け合せになってるサラダがびっくり。紫蘇、山椒の実、ひじき、レンコン、生の新鮮な海草が入っていて、これがとっても美味しかった。よくこんな組み合わせと味付けがオーストリア人にできたな!と関心させられる一品。これを作ったコックさんに会ってみたかった~!!

そしてこちらがクリ子のメイン料理。家ではほとんどがっつりとしたお肉を食べさせてもらえないので(笑)、どうしても外ではお肉の塊が食べたくなるクリ子。この日は分厚く切った豚肉をオーブンでゆっくりと焼いたもの。ホテルのレストランなんだからもっと凝ったものを食べればいいのに・・・・と思うのですが、お肉を味見してみたらめちゃくちゃ柔らかくて美味しいお肉でこれもありかな??

母ちゃんのメインはルーべと一緒に食べられるようにと、白身のお魚と西洋ニラのリゾット。お魚はとっても美味しかったのですが、リゾットが塩辛かった。ほとんどルーべは食べられず。料理が出てきた途端、待てなくて早速手が出ていたのにも関わらず・・・(笑)

最後のデザートは今から旬のルバーブのコンポートが入ったクレームブリュレ。甘酸っぱいルバーブが入ることであっさりと頂ける一品。

いい陽気のもとで食べるお料理は最高~!大満足!!でもこの一ヶ月ほど贅沢しすぎたから、ちょっとこの先、お財布の紐を締めていかなくては・・・・。母ちゃん、家で料理頑張ります!!

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