ヨーロッパの秋

ヨーロッパの秋は赤く紅葉することはないのですが、木々がオレンジ色や黄色に染まりそれもまた違う美しさがあります。昔は日本の紅葉のような赤をこちらでも求めていましたが、今はヨーロッパの秋も自然と心に響いてきます。

この日は雨だったこともあって少し足を延ばしてチロル州のキッツビュールに行ってきました。ここはヨーロッパの皇室のスキー休暇で有名なところで、世界中からスキーバカンスに皇族がやってきます。もちろん物価もその分高いので母さん達には縁のないところですが、今回初めて半日観光をしてきました。(街を見るだけならタダ!)世界で名が通るだけのことはあってとても美しい街でした。

この建物はグランドホテル。立派な佇まいなのですがどこにもグランドホテルというホテル名が掲げてないのが素晴らしい。グーグルで調べない限り母さん達ここがグランドホテルだとは気づきませんでした。そういうところがまた粋で好き。

今年の秋は例年に比べて暖かかったこともあってまだ牧草が青々と茂ってます。この時期、牛たちはどこでも放牧されていて、牛を眺めているととてもゆったりとした時間が流れます。

オーストリアには各地に湖があるのですが、湖に反射する色づいた木々もまたとても綺麗です。

これは私達が宿泊していたZell am SeeにあるZeller 湖を船で一周回ったのですが、こじんまりした湖から美しい紅葉が楽しめて期待以上に楽しめました。

バカンス最終日は山登りをした後に夕方からケルンテン州に住むお友達家族のところを訪れて、レッスンを2時間ほどしてその後お友達3家族で美味しいケルンテン州のハムとチーズをワインと一緒に頂いて、話に花を咲かせてからウィーンに帰ってきたので、家路についたのは夜中の2時。思う存分遊んだ秋バカンスとなりました。

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