いつの間にか気づけば、あと一週間で夏休み突入。厳しいロックダウンが解除されて少しずつ日常生活が戻ってきているヨーロッパ。くり子も母さんも明後日には二回目のワクチン接種が待っています。この夏は国内でできる範囲で子供たちと楽しい体験ができたらなぁ・・・なんて思っています。
さて6月に入って、コロナの感染者が減ったことで規制がだいぶ緩和されてきたオーストリア。6月初旬の連休にはお友達からお誘いをうけてザルツカンマーグートにある彼らの別荘に3泊4日で行ってきました。
この一年どこに行くこともなく、ほぼずっと家か近くの公園で過ごしていた子供たちにとって、高速道路を走って遠出をするのは一大イベント!!そしてそれもお友達ファミリーと一緒!!となればそれはもう大興奮!!家族全員、旅の前にコロナ検査をしに行って、コロナ陰性証明書をもらって無事に出発~!!
お友達の別荘があるのはザルツカンマーグートの中でも一番広い湖アッター湖のほとり。毎日お友達のお父さんが用意してくれる朝食をみんなで楽しみながら、その日のプランを考えます。
このバカンスの4日間でビーチに行ったり、登山をしたり、遠足をしたり、そして夜はみんなでバーベキューをしたり、夜中に甘いものが食べたくなってみんなでザルツブルガーノッケルを作ったり、ワインを片手にギターの生演奏を聴いたり・・・毎晩夜中1時まで語り合い、もう次の日があるから、今日はこれぐらいにしよう・・・と名残惜しくもお開きにする毎日。本当に楽しくって、みんな毎日すごくいい顔をしてました。
こんな大自然のところにまた来れるなんてつい最近までは考えられなかった・・・と思うと、もう弾けずにはいられません!!子供たちが大草原の中を走り回る姿を見て、これぞ本来の子供たちあるべき姿・・・と感無量になって涙が出そうでした。
お兄ちゃんや大人たちと14キロの崖っぷち登山。誰もがスカイは達成できるとは思っておらず、途中で引き返すことも考えたのですが、最後まで文句一つ言わず軽々と山登りをしたスカイ。5歳児あっぱれ!!君はボーイスカウトへ入りなさい!(笑)
今年の春は雨が多く、寒い日も続いたせいもあって春の訪れが遅く、6月でも新緑が美しく、見る景色すべてが絵画のようでした。
登山を達成した後にみる湖に注がれる夕日はなんとも平和でこの一年のことを忘れさせてくれるものでした。この景色を見ているとただただありがとう・・・と心の中で呟くみんな。
3泊4日の旅だったのに、色んな経験をさせてもらえて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。Aファミリーありがとう~!!!
スカイいい笑顔!!
ほんとに大きくなったね~!
あのお皿を見ると、ザルツカンマーグート!!ってすぐわかる!
しばらく使ってなかったから、今度食卓に出してみます!