バレエ ”カルミナ・ブラーナ”

いや~ホッとしたのか先週末の疲れが未だに取れず、体がだるくて仕方ありません。きっとあらゆる緊張がほどけたんでしょうね。もうしばらく体が回復するまで時間がかかりそうです。

さて先日、ずっと見たかったバレエ”カルミナ・ブラーナ”を観て来ました。この演目、もうプレミアから随分経っているのですが、まだまだ人気でなかなか行きたい日のチケットが取れなかったんです。そして先日、それがついに叶い念願のカルミナ・ブラーナを観てくることができました。

今年に入ってウィーン国立バレエ団と統一されてから、是非一度フォルクスオーパーでバレエをを観てみるべし!なんて思ってたんですが、なかなかのものでした。

一幕の最初の演目”牧神の午後への前奏曲”は男性と女性二人だけで踊るんですが、このバレエダンサー・ ミハイル・ソスノフスキの踊りが美しい。舞台は至ってシンプルで、二人のダンサーの衣装も肌色と裸に近いんですが、それでも踊り、そしてすべてが舞台芸術として素晴らしいものになっていた思います。

ラベルのボレロもなかなかの演出だったんですが、う~ん、もうちょっと踊り手さん達の動きが揃ってると迫力とメリハリがでていいように思うんですが、これはやっぱりウィーンのバレエ団だから目をつぶるしかないんですかね。

そして後半のカルミナ・ブラーナ。メディアの批評なんかでオケとコーラスが微妙にずれてるのが気になる・・・と書いてありましたが、やっぱりこれが目立って、バレエに集中できず。合唱団は指揮者が見えない位置で歌わなくてはいけない配置なので、ずれるのは仕方ないのかもしれませんが、これ、どこか客席から見えない高いところか隅にモニターで指揮者の動きを把握できるようにはできないのですかね?

演出も構成もすべてなかなかいいものになってるだけになんだかオケと合唱団のズレが残念で仕方ありません。でもフォルクスオーパーでのバレエ鑑賞、なかなか見甲斐があり、私達にとっては十分に楽しませて頂きました。(写真などはすべてフォルクスオーパーの公式サイトからお借りしました) ビデオを見たい方はこちらから。

あと今シーズン、2回ぐらいはフォルクスオーパーに鑑賞に行きたいな!!

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