メーデーの日は催しものがいっぱい!

この時期になると各地で春の訪れを祭典してか?お祭りが多いオーストリア。我が家の前の教会も然り。この日曜日、教会からはほぼ1時間ごとに特別のお祝いを祝う鐘がゴ~ン、ゴ~ンと鳴ってるかと思うと、今度はオーストリアの郷土音楽を演奏する楽団が何やら一日中演奏していて賑やか。そして教会の前にはお洒落をした子供や大人達がいっぱい。いよいよこういう時期がやってきたんですねぇ・・・。

さてメーデーで祝日だった5月1日。私達が散歩に行った道中でもお祭りをやっていたので、ちょっとだけ寄ってきました。

私達が行ったところは、Stift Heiligenkreuz。ここの近くに私達がよく行く散歩道があるのですが、この修道院も一見の見る価値あり。なかなか立派な建物です。

この日は、オーストリアの各地から修道院で作られたワインやビール、ハムやソーセージなどがここに一斉に集まってスタンドで試食、そして買うことができるようになってました。

日本のお寺では考えられないことですが、オーストリアの修道院ではビールやワインなどを生産して、それで修道院の運営資金の一部にしているところが昔からあります。そしてそのお味は侮れない。独自の風味と味わいがあって個性的。

この日は暑かったのでクリ子はグビグビと色んなところのビールを試しに買っては飲んでましたが、私は鉄釜で焼かれたBioのパンに興味津々。だっていい匂いがしてくるんだもん。お弁当を持ってきてるのにも関わらず、ここで焼きたてのガーリックパンとチーズのパン、そして田舎パンをこれでもか?ってぐらい買い込んだ私達。これがもうフワフワと香ばしさでやめられない美味しさ。一本ずつ食べて後は家に帰って冷凍庫に保存。

そして他にも生で食べる生ソーセージとワインチーズとまだそんなに寝かしていない癖のないチーズを購入。とくに生ソーセージっていうのがとっても美味しい。豚と牛の肉を50パーセントずつ使っていて、それに赤ワインと香草、少々の塩で作られているこのソーセージ。本当に生なのが分かるぐらい、お肉が柔らかくて、それでいて赤ワインからくるのか上品な味わい。こういうのって大抵塩辛いのが多いのに、ここのは素材の味を前に出ていて、塩分はほんのわずか。これも嬉しい!!

僧侶が僧服を着て、チーズやソーセージの宣伝をし、売っている姿がなんだかおかしくって、にやけてしまった。またこれが営業マンに今にもなれるよ!ってぐらい商売上手!

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