120年前の椅子

先日、あまりにもお天気がよかったので仕事帰り散歩がてら歩いて家に帰ることにしたら、やってしまった。

ふらりと寄ったアンティーク家具屋さんで仕事机に合いそうな椅子が私を呼んでいた。もちろんこの店にはどの商品にも値段の張り紙などなく・・・駄目もとで聞いてみた。高けりゃ諦めればいいことさ!

この椅子、実は120年前のもの。Thonetのオリジナルのもので、オーストリアのカフェや古いお宅に行くと必ず目にするといった言わばドイツやオーストリアでは伝統的な椅子。

このオーストリアっていう文字にワタシャ、どうも弱いようで、ミヒャエル・トーネット自身はドイツの家具デザイナーだけど、1842年頃からトーネットはウィーンの皇室の家具や椅子を手がけるようになり、それ以来彼はウィーンで暮らしてた為、ここにもオーストリアという文字が入ってるのです。

そんなこんなで、いつの間にかこれを担いで家に帰ってる自分がいたわけです。思いがけない衝動買い。だけどとても気に入ってるし、クリ子も自分の仕事用椅子ができたと喜んでるので、いいことにしよ~う!

“120年前の椅子” への2件の返信

  1. ステキな椅子!120年前のものにしたら状態がいいやん。

    結婚するまで椅子に興味なんてなかったんだけど、自分で家具を選ぶようになってから少しずつ自分がどんな椅子が好みなのか考えるようになってきた。

    今、ダイニングテーブルを探しているんだけど、どんな椅子でも受け止めてくれるような懐の広いヤツを探していて(笑)日本でよくありがちな、全部セットでいくら、みたいなのはやめとこう!とのんびり気に入ったテーブルとの出会いを待っている最中。

    しかし120年前の椅子かぁ。
    どんな人が座って何をしていたんだろう。
    考えるとロマンチックな話だね。
    椅子を作った人も、まさか日本人ピアニストのoyumichenちにお嫁入りするとは思っていなかっただろうなぁ。。。

  2. Taraちゃん

    もちろん、この椅子修復してあるんです。
    ちゃんと磨きあげて、がたつきもかなり直してありました。

    ダイニングテーブル、うちも欲しいんだけど、まだ欲しいのが見つからないのと、予算がね!って訳でしばらくは今まで使ってたものを使います。

    我が家もTaraちゃんと同じ考えて、どんな椅子でも受け止めてくれるような机を探してるんだけど、なかなか思うようなのにはまだ出会えないんだぁ・・・。

    まぁ、今すぐ買う予定もないから、ゆっくり探します。

    Tara家もいいのが見つかったら、またブログで報告してね!

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