山登りの後は・・・

IMG_5947.jpgもうすぐ冬を迎えるオーストリアでは日照時間が短くなってきている。その為に今回の山登りも途中で断念しなくてはいけなかった。

IMG_5943.jpgでもそれで諦める私達ではない。山を急いで下りて、その先に向かった先は違う山。確かそこにはケーブルカーがあり頂上まで登れたはず。そこの頂上までいって山の紅葉を見て帰ろうということになった。ケーブルカーのチケット売り場で最終の山を下るのが17時となりますがいいですか?と聞かれた。う~ん、あと40分でケーブルカーで登って下りてこなくてはいけないのか~・・・往復のケーブルカーの値段やらなんやらを考えると少し悩んでしまったがここは登らずして今日の日は終われないということになり、一目でも頂上から下の景色を見たくて登ることにした。

残念ながらやっぱり山の上はガスがかかっていてあまり綺麗には見えなかったけれど、でも登ってきてよかった。満足!

IMG_5950.jpgでもクリ子はここで満足がいかない。17時のケーブルカーの本日の営業終了と共に車を走らせ今度は山の反対側の丘まで目指す。そして今度は夕日が落ちていくのを観ようということになり太陽が山に落ちていくのを観賞する。クリ子の言葉・・・ここで今太陽が落ちていけば次に太陽が出るのは日本だね、だから日本の国旗は白に太陽の赤の真ん丸なんだね。世界で太陽が一番早くでるのがそっちの方だもんね。太陽さんまた日本で会いましょう・・・・

IMG_5954.jpg夕日を見た後は赤く焼けた空を観ながらレストランで夕食を食べようということになり、山の上のレストランにいった。

IMG_5960.jpgまずは運動の後のおいしい一杯!ビール!!この一杯がおいしいのだ!素晴らしい自然に乾杯!!ビールと赤ワインでそれぞれ乾杯をする。

IMG_5957.jpgそしていよいよお食事。クリ子はやっぱりいつものステーキ。ここのステーキはレアーでとってもおいしいらしい。

IMG_5958.jpgそしては私はお魚が食べたくなりマスの焼いたのを食べた。このマスがとっても身がしまっていておいしかった。

お食事の後はいい運動とおいしい空気で気分がよくなりビールのお代わりなどをし話が盛り上がりいい気分で家に帰ってきた。

IMG_5911.jpg往復5時間半の車の運転に山登り、クリ子ご苦労であった!!でもお陰で私リフレッシュできたよ!ありがとう、クリ子!!

筋肉痛のおみやげ

IMG_5950.jpgクリ子に感謝と言わずにはいられないぐらい素晴らしい景色を見せてもらい頭も心もリフレッシュしたのだがその代わりにこれまた素晴らしいプレゼントを神様から貰った。それが全身筋肉痛。

IMG_5939.jpg朝からちょっとしたおやつにとクリ子ご希望のクラブサンドを作って山登りに望んだ私達。思っていたよりはその道は険しくなく、現実を忘れて山登りに集中できるそれはすばらしい山登りだった。

IMG_5927.jpg多分、高所恐怖症の人には今回は登れないだろうと思われるぐらいの岩壁を登っていく。下界はお天気がよかったのに、登っていくに連れて山に霧がかかる。クリ子~本当に私達こんな道登っていけるの~?

IMG_5922.jpg崖を登り、また下りそんなことを繰り返しているといつの間にか崖にロープだけが張ってあり、それでバランスをとりながら山を登っていく。

IMG_5923.jpgクリ子うちらやばいかも・・・・あんな重装備の人達が崖を後ろ向きに四つんばいになって下りてきはる。どの人もすごい山登りに慣れてるって感じの人ばっかりやで。それやのにうちらあまりにも軽装備すぎひん??

IMG_5928.jpg大丈夫!登れるところまで登ってみよ!そういやお昼ご飯にと思ってきたサンドイッチどこで食べるん?お腹ペコペコなんやけど・・・ってこんな崖ップチでは休憩するところなどもなくひたすら山を登るしかない。でも不思議なことに疲れを感じない。どんどん足が前に進んでいく。それもこんな素晴らしい景色がいつも崖から見えているから・・・

IMG_5947.jpg日照時間時間が夏に比べて減ってきているこの秋空。結局頂上まで登って休憩なしで下りてきてももうその時には日が暮れていて道がわからないだろう・・増してやこの崖道。何かあっては遅いということで途中で引き返すことにした。本当ならこの写真で見えている山の頂上にある山小屋まで行くつもりだったのに(山のてっぺんに見えている小さな箱)・・無念でならない。次ウィーンから日帰りでここまで来るならやっぱり夏に登らなくては一日でこの山を登りきれないだろう。

IMG_5956.jpg無念さは残ったがまだこれからオーストリアには長いこと住まなくてはいけないのだから、その時のお楽しみとして次の機会まで頂上まで登るのはお預けとすることにした。