我が家の地下DIY ( Before )

5月4日から幼稚園通常運行でいきま~す!!っと園長先生からメールが来たのが一週間前。やっと幼稚園が始まると喜んでいたのに昨日メールが来て市からお通達が来てやっぱり18日からの開始にしてください!となったようで結局まだまだ子供たちは二人とも家にいることになりそうです。その間幼稚園には行けなくてもずっと月額で保育料を3月から払っているのですが、私立の幼稚園だけに保育料が高くてこの2ヶ月半でお金だけ5万円以上は払わされている計算。一ヶ月や二ヶ月はまだしもまだまだ通園許可がでない幼稚園に保育料だけ払うのは仕方ないとは言え、そろそろきつくなってきたぞ!!

我が家の藤の花も今が見ごろ。5年ほどほったらかしになっていたらしい藤の木。もう弱ってしまって切り倒すしかないかなぁ・・・なんて思っていたのですが、母ちゃんそれでもあきらめず去年から気づけば剪定をしたり肥料をやったり・・・おかげでここまで生き返ってくれました。

そして我が家のDIY・・・まだまだ続いてます。でもこの外出規制中に一番大変だった地下も終わりが見えてきました。

地下はお金をかけず自分たちでやろう!!と決めて取り掛かったのですが、これが想像を遥かに超える大変さ!!もう母ちゃん、ある時は嫌気がさして泣きました。これらはすべて工事をする前の姿。

レンガの壁もぼろぼろ・・・まずレンガを綺麗に掃除して、それから気の遠くなるような作業・・・レンガとレンガの隙間に2つの肯定で土を埋めていく作業。全部指でやっていくのでもう泣きそう。こういうレンガの部屋がいくつも・・・。

この部屋は湿気が多くてかびてきていたので、まずは白い壁をハンマーで叩きつぶして、レンガの壁にして、まだそこから先ほどの肯定・・・・。

階段は暗くていかにも地下に降りていくような感じがして子供たちが怖がりそうなので、木を張るかフローリングにするか・・・かなり長いこと悩みましたが結局予算の問題もあって違う案に・・・。

この一年は本当に終わりが見えない作業に途方に暮れてました。まだまだちょこちょことやることは残っているものの終わりが見えてきたことが嬉しい!!どう変わったかは次回のお楽しみ!!

子供達とクッキング

今週の金曜日5月1日から他の国より一足お先に外出規制が解除されます。世界で一番若い33歳のオーストリア首相は他の国より患者数や死者が少ない間にいち早く国民に対して規制を課せました。その効果あってオーストリアではこの数週間新患者数がぐんっと減って、フランス、イタリア、ドイツ、イギリス・・・ヨーロッパ諸国より早くに色々規制が解除されます。でも他の国より早くってことはある意味実験台。イタリアやスペイン、フランスのようにラテン民族ではないので、ドイツ人のように生真面目なところがあるから、外出規制解除が出たからってオーストリア人は慎重だと思うのですが、この先いろいろと不安・・・。

ヨーロッパは本来今一番美しい時期でちょこっと目を外に向けるだけで美しい景色がそこには広がってます。この藤はお隣さんのもの。外壁からこちらに向かって顔を出してくれているのですが、見惚れるぐらい美しい。

母ちゃんも時間を見つけては庭仕事を少しずつしているのですが、なかなか進みません。昨日はバルコニーにゼラニウムを植えたり、藤の木の剪定をしたりしている間にあっという間に時間が過ぎていって子供達のお腹すいた~!!というゴングで庭仕事終了。この日の昼食は前日の夜に仕込んでおいたカレー。

子供たちが日本で食べたナンが食べたいというので、みんなでナン作りに挑戦。

日本のは蜂蜜いりでちょこっと甘くってフワっとした生地だからこの人たち生地を練っている間から手についた生地をちょこちょこ舐めてます。(お腹いたくなるぞ~!!)

思ったより簡単にできたナン。くり子は日本でカレー屋さんのカレーを食べたことがないので、今回初めて日本のナンを食べました。インドのオリジナルのナンとは違うけれど、これはこれでおいしいね!!っととっても嬉しそう!!

子供たちは学校がない間に肉まんやマフィン、クッキーなんかも作りたいらしく母ちゃん子供たちからプレッシャーをかけられてます。(笑)母ちゃんこの最近なんでも屋?!

春めいたウィーン

母ちゃんの疑問・・・4月いっぱいまで外出規制が出ているオーストリアなんですが、イースター明けから規制が少しずつ緩和され、一週間前から日常必需品以外のお店も開くようになりました。たとえば洋服屋さんやジュエリー屋さんなんかも。花屋さんなんかはまだわかるのですが、どちらかというと贅沢品である洋服やジュエリー店はレストランも営業してなきゃ、イベント類すべてまだ禁止なのに誰か今必要なんでしょう?経済を少しずつ取り戻す為の一つの対策なんですが、外出規制が出ている今、実際こういうものを買いに行く人がいるんでしょうか?

さてこの6週間家から出たのは3回だけ!という母ちゃんと子供たち。買い物は一週間分まとめてくり子が買ってきてくれるので、ほぼず~と家で過ごしている三人。天気がいい日はできるだけ子供達を庭に連れ出し、身体を動かしたり、日光浴させたり・・・その一環で天気のいい日は庭で昼食を食べるようにしてます。

くり子はテレワークでお昼ご飯の時間を取れるのは長くても30分。できるだけすぐに食べられるサンドイッチであったり、丼ものであったり、簡単なもので手作りのものを用意するようにしているのですが、この日は掃除をしていたのでキッチンを汚したくなくって冷凍のピザ。こんな日もあります!!(笑)でも外で食べると子供達がその後、庭仕事なんかを少し手伝ってくれたり、水まきをしてくれるので外にいる時間を稼げるので母ちゃん、それも狙ってます。(笑)

この日は3回目の外出!車でアニーおばさんの庭へ。(ウィーンの人は郊外に夏用の小さなセカンドハウスを持っている人が多い)80歳を超えていて喘息の持病があるアニーは今回のコロナウィルスにかかると大変なことになってしまうので、この2ヶ月ほど誰に会うことも家から一歩も出ることなく過ごしてきました。でも先週あたりから電話でも声に張りがなくもう限界がきていたので母ちゃん、アニーから庭の鍵を奪って(笑)庭に車を走らせ家の片付けや水道水の栓をあけたり、アニーがここにきたら誰の手を借りずとも一人で全部できるように用意しました。家から車で庭まできて、庭仕事をしてまた家に帰る・・・誰に会うこともなく道中は自家用車だけ。これなら大丈夫!!

こうでもしなかったらアニーはコロナウィルスにかからなくても、まだまだ先が見えないこの状態に一人暮らしのお年寄りの精神面だけでなく、物忘れや足腰が弱くなっていざ高齢者の外出の規制がなくなったとしてもその時にさてはて外に散歩に行けるだけの力が残っているか?それが怖かった母ちゃん。(この数年、少しずつ物忘れや足腰が弱って杖歩きをしています)庭に行く用事ができたことで、毎朝8時には家を出て4時間ほど庭仕事をして毎日電話をしてくれるアニーの声に張りが戻ってきました。アニーには娘さんがいるので、あまりでしゃばったことはしない方がいいと母ちゃん我慢してきたけれど、強引にでも庭の鍵をもらって庭に行ってよかった!