日: 2007年2月9日

ヨーロッパ至るところで暖冬だと聞いているがここまで暖かいと気持ちが悪い。一年のうちで一番寒いと言われる２月。それなのに今日のウィーンなんて日中１１度もあった。路面電車なんかに乗ってると外からの日差しと車内のちょっとした暖房で息苦しくなるぐらいだ。こんな日がまだしばらく続くそうな。

明日もお天気がいいということらしいのでウリとディドマと４人で日光浴がてらハイキングにいくことになった。この時期に野原で日向ぼっこなんて考えられなかったウィーン。さぁ～明日は少しでも長くお日さんにあたっていたいオーストリア人とハイキング。紫外線対策をしっかりしていかなくては私だけすごい顔になってしまう。そうメラニン色素の多いアジア人はヨーロッパ人と同じように太陽にあたっていたら真っ黒に焼けていくのだ。やだなぁ・・・

ちょっとこの最近仕事が忙しくて昨日なんてはこっち人にしては珍しく夜の１２時まで仕事をしていたクリ子。仕事の疲れで今日などは目がひどくトロントロンしている。さてと明日はハイキングにも行くことだし早めに休むとしますかぁ～。

おまけ・・・これらの写真はいつだったかのこの時期の写真。あの頃の寒さが恋しいい。また二月らしい天気に戻ってくれないかなぁ～。

あなたのことをどれだけ首を長くして待っていたことか。待って待って待ち焦がれて、でもあなたに会えないからいてもたってもいられなくなってあなたに会いに行こうと何度もあなたが来るはずになってる場所に出向いたのにあなたはまだ来ていなくて・・・・

恋しかったのよ～あなたのことを思いつづけて約一年、やっとあなたに会える時がきた。アナタ、アナタ・・・オーストリアの英雄のアナタ。

アナタとはモーツァルトの生誕２５０年を記念して作られた限定商品、Steiffのモーツァルトテディーベアーのことだ。これがどんなになかなか手に入らないものか。私はあまりテディーベアーに興味がなかったので、これを手にいれることがこんなに大変なことだとは思っていなかった。予約から一年、本当は去年の５月頃には手に入る予定だったのだが、どうも出荷が間にあっていなかったり、運送している間にピアノの足の部分やペダルの部分などが折れてしまったりして商品にならなかったらしい。本当はこれを大切なお友達の誕生日プレゼントとして贈りたかったのだ。どうにか誕生日までに間にあうように・・そしてもし間に合わなくてもせめて誕生日から二ヶ月以内にはプレゼントしてあげたかった。どれだけお店にクレームの連絡をしたり、せかしたりしてみてもモーツァルトさんは一向に私のもとにいらっしゃらない。一体モーツァルト巨匠はどこに演奏旅行にいっちゃったのかしら？早くウィーンに戻ってきてよ～なんて思っていた。

そしてトホホなことに今日、もうすぐ彼女のまたお誕生日がきちゃうというような時にやっと彼女に念願のモーツァルトテディーベアーをプレゼントすることができた。いや～一体、こんなに私達をお騒がせしたモーツァルト君はどんなお顔よ～なんて思って見てみたら、これがとっても可愛い。オルゴールつきでオルゴールを回すと勝手にピアノのふたが開くようになっている。よくよく見ると色んなところに細やかな細工が施されている。今日初めてSteiffのテディーベアーがほし～い！って人の心が良くわかったような気がする。