子供というのは色んな表情を持っている。笑ったり泣いたり、怒ったり、本当に百面相のようにコロコロかわる。だから可愛くもあり、またどうしていいのかわからなくなる時がある。増してや自分の子でないとなると戸惑うことも多々ある。ピアノを教えていて色んなお子さんに出会い、一人一人と向き合い、その子の長所、短所を見極め、それぞれにあったレッスンの仕方をしているつもりである。だけどなかなかいつもいつもそううまくはいかない。
生徒さんと一緒に悩み、一緒に喜び、ピアノを教えるということから私は色んなことを学んでいるように思う。今日私はあるお子さんとのレッスンを終え、笑顔でバイバイができたことがとっても嬉しい。実はそのお子さんは先週私のレッスンで涙がポロポロ流れてきた子供さんなのです。今まで上手に弾けていたものが、何がきっかけかはわからいのだけど、急に弾けない、弾けないと自分を責め、私が見ていてもどう見てもピアノと戦ってるようになっていた。だから私はもう上手に弾けてるんだから、気を楽にして楽しいことでも考えながらピアノしようよ！・・・ちゃんは何をしてる時が一番楽しい？？楽しいことや嬉しかったこととか頭に浮かべてごらん。それからピアノ弾いてごらん。って言ったら涙が目に浮かんできてしまった。そんなこともあるさ！とはわかってるものの私自身も色々考えた。どうしてあげたらいいかな？？そしてそれ以来、何度かレッスンをし私もそしてそのお子さんも両方が満足いく納得のいくものになった。そのお子さんは明日から日本でずっと首を長くして待ってくれているおばあちゃんに会いに行きます。（だからそれまでに曲を仕上げたかったのだ！！）気をつけて行ってきてね。
本当に色んなことを教えるということから私自身が習っています。毎日が勉強です。また明日から頑張るぞ～