遂にうちの家にやって来ました！（って水曜日の話だけど・・・) 長い道のりでした。ピアノを探し始めて半年、沢山のピアノを見に行った。遠いところは飛行機で・・・そしてやっと来たのがこのピアノ。ピアノが家に来る日運送屋さんが運んでくるのを見守りたかったのだが、生憎いきなり前の日に電話がかかってきて明日の晩運送します！！なんて言われ、この日だけはそれもこの晩だけはやめてくれ！と言っていた晩に運んで来た為、私は他に用事が入っていた為立ち会えなかった。だけどここはクリ子にお願い。その日私が晩、家にいないのを一週間前から知っていたクリ子はロニーと二人で我が家で会うことになってた。友達がこようとしっかりピアノの運ぶところを監視するのよ！チャイムがなったら部屋で待ってないでトラックのところまで行ってピアノを下ろすところからずっとロニーと監視するのよ！絶対運んでいる間にどこにも当てないように何度も注意するように言うのよ！と口やかましく言ってから家を出た。
待っても待ってもピアノは届かないらしく晩の９時になってもまだそちらにいけませんと電話がかかってくる。だんだん雲行きが怪しくなってきた。出先から絶対雨には一滴も濡れないように！！とクリ子に電話する。そしてやっと来たのが９時半過ぎだったらしい。雨はまだ降り始めてない。私に散々脅かされたクリ子、着いたと同時にロニーと二人で外にでる。それがめちゃくちゃ寒い。一つ一つ運ぶ度に、キミはここを持つ、君はここと運送屋の人たちが話合い、４人でこの部屋まで上げてくれたそうな。かなりいい仕事をしてくれたらしい。そして最後はピアノを指定の場所に立たせる時に運送屋のおじさん、よほどピアノが重かったのか、せ～の！！で持ち上げた時ブリブリ！！おならをしちゃったらしい。みんなで笑いその人達は帰っていったとさ。(ちなみにこの写真ピアノを買いに行ったドイツのKitzingenという街）
さ！問題のピアノはどうか？？というと今日ゆっくりとピアノを弾いてみた。運送してる間にもちろん音は狂ってしまってあまりいい音色はまだ出ない。一週間弾き込んでから調律師さんに来てもらうように頼んだ。弾き応えは？というとやっぱりまっさらのピアノだけあってまだまだ音が硬い。鍵盤の感じも硬い。これが一年弾き込むと音が変わってくる。それが楽しみ。でも今日じっくりピアノをしてみて問題もいっぱい見つかったので、これを業者に言って直してもらわなくてはならない。まだまだ自分の思うところまではまだまだ時間がかかりそうです。
最後に・・・これを読んだ方、きっとなんてOyumichenは強いのだろう・・クリ子が可愛そうとお思いの方もおられるでしょう・・・・ちゃんとクリ子とロニーの為に前の晩、カレーを作り、家も綺麗にし、二人がくつろげるようちゃんとしておいたのでお安心を！！私まだそこまで悪妻じゃないですわよ！！オッホッホ・・・
今日はクリ子の叔父さんからコンサートのチケットを頂いたのでフォルクス劇場に行ってきました。早めに着いたつもりなのに、あら？？知ってる顔がいっぱいだわ！！クリママにクリパパ、チケットを下さったリチャード叔父さんに奥さん、そしてクリパパの弟さんご夫婦。Zensファミリー大集合！！若いカップルは私達だけ。
今日の演目は、直訳すると”頭の中の天使”ってな題だったかしら？？ピアニストと寄席芸人によるものでした。日本でいう落語に似た感じで一つ一つの話にオチがあって、でもその一つ、一つの話に全部音楽がついてるのです。その雰囲気に合わせて有名な曲を少し編曲して次から次へと話と共に展開していく。残念ながらすごいウィーンなまりの方言の上に、なかなか高度なオチがついてる為、私は半分以上オチがわからなかったが、その芸人さんの表情や表現方法が多彩で楽しかった。
