今年もがちょう料理

今日からいよいよクリスマスまでカウントダウンが始まりました。ヨーロッパでは今日が一回目のアドベント日曜日。なんだかかんだと忙しかったり、おじいちゃんのことがあったりでクリスマス気分にはまだまだなれそうにない我が家ですが、今日は一つ目の蝋燭に日を灯してちょっとだけクリスマス気分。明日にでも花屋に行って、いいポインセチアがあったら買おうっと。

さて11月半ばに入ると時期を迎えるのがガチョウ料理。11月11日を機にガチョウ料理がレストランなんかで振舞われるようになるんですが、今年もガチョウを食べに行ってきました。

写真は去年行った時のもの。今年も同じところレストランに食べに行ってきたのですが、今年のはちょいと塩辛くって、そして焼きすぎだったかな。去年の方がお肉が柔らかくて美味しかったから残念。

別にガチョウ料理が好きなわけではないんですが、季節ものなんで毎年一度は食べないと気がすまないです。ウサギ、鹿、ガチョウ料理を好まないクリ子は今年も違うものを食べてました。

ガチョウ料理も堪能したことだし、次のイベントと言えばクリスマス市かな。その前に我が家もクリスマスのイルミネーションつけなくちゃ・・・・。

市庁舎でワインのテイスティング

前回にも一度このブログで義祖父のことを書いたのですが、比較的この最近は顔色が良い日も多くて、寝巻きではなくちゃんとした服を着て、料理を作ったりコンピューターを見たり、ちょっと希望が見えた日があったのですが、一昨日ついにお医者さんから最期の話が出て、あと数日持つか持たないかというところまできてしまいました。回復の兆しが見られないので、治療も断念。当の本人もですが家族も苦しい試練の時がきています。

さて土曜日に義父を山の家に送り届けてクタクタになって帰ってきた次の日、いつもお世話になっているワイナリーの方からご招待を受けてウィーンの市庁舎で開催されたワインのインターナショナルコンペティションに行ってきました。

40カ国から参加した今回のワインのコンクール。およそ1900近いワイン生産者から出展された1万2千ものワインから最後に残った100のワイン生産者のワインを試飲させてもらえるとあってみんな片手にワイン、もう片手にはワインリスト。試飲してはみんなワインリストにチェックを入れてました。

すごい人数がこのワインティスティングに参加していてたのですが、全員招待客。どれだけ飲んでもタダ。そしてワインのあてにパンなんかも用意してあるのですが、これも自由に取って食べてのいいです。主催者側はかなり太っ腹!!!

もう母ちゃん達、お疲れなのを忘れてワインリストを片手にお目当てを探して試飲しまくり。母ちゃん、スペイン産の赤ワインに興味があったんですが、思っていたほどではなく意気消沈。そしてその反面オーストリアの赤ワインがなかなかのレベルをいっていることを知れて嬉しかった。

そして肝心の表彰式ですが、私達がいつもお世話になってるワイナリーさんがなんとワインの一部門で世界のトップ、一番に選ばれました!!!ここのワインナリーを知ったのは10年前。ウィーンのお隣にある州の小さな無名のワイナリーでワインのクオリティーがいい割にお値段がすごく良心的で、そして私達と歳が近いこともあって親近感があって、交流をもたせてもらってるんですが、そのワイナリーさんのワインが一番に選ばれたなんて夢のようです。

久しぶりのクリ子と二人でのデート。そして華やかな会場で美味しいワインを試飲して、私達がよくしてもらってるワイナリーさんが優勝なんてもう最高!Hファミリー・・・ご招待して頂いて有難うございました!そしておめでとうございます!!!

バタバタな毎日

ご心配おかけした体調不良もだいぶ回復して、普通に動けるようになりました。(母ちゃんかなり嬉しい・・・)でもこの最近、家族にも色々とあってバタバタで大変な毎日を送ってます。

さてこの日は、予定にもなかったことが急に入ってきてドッタンバッタン。というのも義母が風邪でダウンして動けなくなったから義父をシュタイヤーマルク州にある山の家まで送っていってほしいというもの。オーマイゴット!!!タクシー代わりに私達が往復5時間の道のりを車走らせるんですか?!

それもこのお願いがきたのかその日当日。これ土曜日の話だったのですが、午前中仕事がある母ちゃん。仕事中にクリ子に電話が入り、このお願いを聞いたんですが、あの・・・私仕事終わった後、もう一件用事が入ってるんですけど・・・・。

でもクリ子によるとここは嫌でも素直に縦に首を振ってタクシー役をかってでないと後で義母が癇癪を起こして後でめちゃくちゃ文句を言われる!これ聞いて確かに!と思った母ちゃん・・・しぶしぶ用事が終わって昼過ぎから義父を3人で山の家に送ることに。

車の免許を持たない義父。昔からどこか遠出する時は必ず義母が運転するんです。今回は月曜日から350年ほど前に建てられた義両親の山の家を修復する為に業者が入って大掛かりな工事が始まるので、どうしても月曜日までに山の家に行かなくちゃいけないらしいのです。山の家には車で行く以外交通手段はなく、大荷物を持っていかなくちゃ行けない義父は義母が病気になってしまった今、山の家に行く手段がないというもの。

チビ連れて昼下がりから車走らせて、山の家に滞在したのはほんのわずか・・・またウィーンに向かって車走らせて家についた時は深夜。かなりハードな一日でした。でも3週間ほど義父に会えないチビは義父と一緒に時間が過ごせないので、これもよかったかな。(義父にひっつき虫のようにずっとくっついてるチビ。)

でも次の日の体のダメージは想像以上にきつかった・・・。とほほほほ。