カテゴリー: 生活

昨日私達は用事があってナッシュマルクトへ行ってきた。なんの用って？？それは今日、クリ子の弟の誕生日パーティーがあったのだがその弟の誕生日プレゼントを探しに出かけたのである。

お天気がいい事とお昼時ということもあっていろんなお店からいい匂いがしてくる。驚いたことにオーストリア人は国が海に面していないこともあってあまり魚介類が好きではない。それが昨日見ていると魚介類のお店が繁盛。みんな魚やイカなどをおいしそうに食べていた。ちょっとずつオーストリア人もグルメになってきたのかな？

この市場には食材店がいっぱい並んでいる。八百屋から魚屋、肉屋、そして各国の食材店。ここにこれば日本の食材もいくつか並んでいる。

ここ、ずっとワイン屋さんだと思っていた。だからこの中に入っているのもワインだと思っていたら、この中に入ってるのはすべてお酢らしい。こんなにお酢の種類があるなんて思ってもいなかったのでビックリ。

ちなみに私達がクリ子の弟にプレゼントしたものというのは、かなり言いにくいのだがインスタントラーメンとカルピス。だって電気屋とかに行って彼の欲しそうな物探して見るんだけど、何がほしいのかわからないんだもん。だからクリ子の案で、夜食用にお湯を注ぐだけのカップラーメンにしようということになった。それも彼は韓国の激辛ラーメンが好きなので（これを前に薦めたのは私。）韓国ラーメンを中心に後は日本のラーメン、そして彼の大好きなカルピスをプレゼントすることにした。クリママよ！許しておくれ。添加物だらけのインスタント物を母として気にくわないだろう。。だけど他に思いつく物はなかったのよ～。ま、私の魂胆としては彼もかなりアジアよりにさせたいだけなのだが。

金曜日の晩がやってきた。週末だ。今週はなんだか穏やかな気分で週末を迎えられそうだ。まるでこの写真のように・・・

先週はイライラし、気分も不安的だったが今週はどこかすごく穏やか。穏やかだけど考えさせられることはいっぱいある。と考えているとなんだかしんみりしてきて本当にまるでこの写真のよう。まぁ～人それぞれ写真を見て感じる事は違うのだろうが・・

って全然話は変わるのだが、昨日自分をまるで鏡に写して見ているようで笑ってしまった出来事があった。それは昨日ニナのピアノのレッスンがあったのだが、ニナの友達が静かにしているからレッスンを是非そばで見ていたいと言ってきた。静かにして、レッスンの邪魔をしないならいいよ！って答えたら本当にハナは一時間じ～っと静かにしていた。ここからである。レッスンが終わってニナのお母様がお茶を出して下さったのでお茶を頂き休憩していると、ハナが私もピアノ弾いてみたい！その言葉を聞いて目を輝かせてる者、若干１名。もちろん、それはニナ。じゃあ私が教えてあげる！！ってすごく嬉しそう。私はずっと二人がどうするのかお茶を頂きながら見ていた。そしたらニナ先生、怖い。怖い。まずは椅子に座る姿勢からさぁ。。。どこがドから始まり、手の形や弾く時の指の形やこと細かにハナに教えていた。もちろん、ハナはちょっと綺麗なメロディーを弾いて見たかっただけだからそんな理論みたいなことには全然興味がない。そこはすっ飛ばしたい。だけどニナ先生絶対、許さない。駄目！！それができてからしかそんな綺麗な曲は弾けません！さぁ・・気を取り直して、まず力を抜いて・・・

笑ってしまった。しまいにハナが私の方をみて助けて～～と目で訴えかけてきた。そして最後にはあの～ちょっとでいいの。私にピアノ教えてくれる？？と頼んできたので、簡単なメロディーを教えてあげたのだが、ニナの口調やら言うことが私そっくりなのでびっくりしてしまった。ニナ先生、きみが言いたいこともわかるけれど、ハナはちょっとだけ触ってみたかっただけだからそれにはあなたのレッスン厳しすぎますわよ！！だけどニナ先生、私の代役できまっせ！

私が帰る頃、またニナとハナは仲良くピアノの前に座ってピアノ教室をしていた。あの後、また怖～いニナ先生は復活したのかな？？

あらま～なんだか夕方あたりから寒気がする。そして体がだるい。今、街中では風邪が流行ってるから風邪菌もらってきてしまったか？？いかん！いかん！本当に風邪をひいてしまう前に大事をとって今日は早めに寝よう！

って話は変わるが、今日久しぶりに私がウィーンで習っていたピアノの先生と昔同じ門下だった生徒さんと３人でお茶をした。会うなり早々、口の悪い私の先生”まだ離婚してへんの？？”ってからかいながら聞いてくる。そしてこっちが何か言う前に”あんた達結婚してどれぐらい経つの？３ヶ月？？”と聞かれそんなことわざわざ数えてないからわからない。でも考えてみるとちょうど昨日で４ヶ月が経った。早い、早すぎる。そんなこと言ってる間にあっという間にきっと一年が経つんだろうなぁ・・ってしみじみ考えてしまった。

それはさておき口が悪い先生ながらもやっぱり私はこの先生が音楽の面ではもちろん、何故か人間的にも好きだ。どこか性格が似てるのだろうかぁ。。心配性なところだろうか？？何故かしらこの先生の言いたいところが理解できる。相手もそれがわかってるから私になんでも聞いてきなさる。機関銃のように早口で次から次へと話は飛び、それに即座に反応しなくてはいけないのである意味疲れるが何故かこの先生と話してるいるとなんか気持ちが楽になり、また音楽を勉強したいというパワーが沸いてくる。気づけばコーヒー一杯で２時間半もしゃべっていた。また先生の音楽から色んなものを吸収できたらいいな！と思った一日でした。（これらの写真は私達が４ヶ月前に結婚したところ。）