霧が深いワイン畑

この2,3日、ウィーン周辺は一日霧で包まれている。昨日出かけたブルゲンランド州では200メートル先が真っ白で見えないぐらい。車の運転も一苦労。

そして今日もまた辺り一面霧に包まれる中、今度はウィーンの郊外に住むエアリッヒとカタリーナからご招待をうけ、遊びに行って来た。

自然豊かで古い町並みが続くこの村、ワインの生産でも有名で彼らが住むところから15分歩けば、そこ一面はワイン畑。

ワイン畑に沿ってずっと続く道も凍っていてツルンツルン。ここをずっと歩いていくとウィーンの森に出るらしい。そこのてっぺんにあるヒュッテでお茶でも頂こうと思って、みんなで出かけたのですが、あまりにも霧が深いのと、足場の悪さに断念。

霧の中にず~と続くワイン畑を眺めているだけで私達は十分。春になったら山の上まで行こうね!と約束をして帰ってきたのでありました。新居お披露目パーティーから始まり、クリスマス・・・そしてこの数週間、Zファミリーと毎週、会っているような気がするのは気のせいかな。濃密な付き合いだこと・・・(笑)

びっくりするぐらいお安かったホテル代

今回の旅が決まったのがクリスマス前。もうどこもかもホテルは満室で行き先を見つけるのも一苦労。毎年、旅行間際にホテルを探し出すものだから、選択の余地もなく2,3個残っている選択肢から選ぶことになる。

それで見つけたのが今回のホテル。スキー場が目の前にあり、それでいて街の中心の広場のところにあるホテル。このハイシーズンで部屋が空いていただけでヨシ!としようと出かけていったら、これがなんともお得なホテルだった。

インターネットでちゃんと読まずに選んだので、朝食つき、浴槽つきの部屋だと思っていたら、なんと夕食つきだったことが判明。所詮大したお料理は出てこないだろう・・と思いきや、これが前日のジルベスターメニューをしかり、次の日も豪華なお食事が出てきました。

どのお食事もここで一から愛情を込めて作ってられるのが分かるそんなお料理たち。お食事が美味しいからついついワインをボトルで毎晩頼んだりするから、それなりに値段は上がっていくけれど、それでもお安い。

本当は大晦日のジルベスターのお食事を私からのクリ子へのクリスマスプレゼントにしようと思っていたのに、この日の晩のお食事も宿泊代に含まれていたとなると・・・何か違うプレゼントを考えなくてはいけない。

それとももういらない??なんて聞いてみたら、やっぱり欲しいですと!何にしようかなぁ・・・・。それにしても大満足なホテルでした。

ジルベスターメニュー

旅から帰ってきて早々、何故か我が家は人生相談室と化しています。昨日も仕事の後、深夜まで二組が入れ替わりに我が家にやってき、相談ごと。なんだか忙しい年明けです。

さて、今日の晩はやっと家でクリ子と二人でゆっくりできる時間ができたので、ここらへんで我が家の旅のご報告をさせて頂きたいと思います。

この3年ほど毎年、大晦日の日に旅に出かけ、元日、二日とオーストリアの雪景色を楽しむのが我が家の暮れから新年の過ごし方となっています。

大晦日の日は移動や、その前日までの仕事で疲れているというのもあり、無理をせず大晦日の晩のディナー、そして年明けをホテルで過ごすようにしてます。って訳で今回、ホテル側が用意してくれたジルベスターメニュー。まずはマグロの前菜。マグロの表面だけを軽く炙ったお刺身、マンゴーとワサビ、そしてバルサミコクリーム添え。これ、どうせ刺身ってメニューに書いてあるけれど、カルパッチョのようにうっすく切ったマグロが出てくるのかと思ったら、本当に新鮮なお刺身でした。そして表面だけ香草をかけて炙ってあるのがなかなか憎い。想像以上のお味に、これ以降のお料理に期待がもてます!

2品目は里芋とジャガイモのクリームスープ。これ里芋が入っていることでコクとまろやかさが出ていて、今回のコースメニューの中で一番私が気に入ったお料理。どのお料理も見かけは大したことないのに、味に一捻りも二捻りもしてある業に、オーストリアの料理の質もこの数年上がったものだと、実感しずにはいられないほど美味しかった。

3品目はお口直しに青リンゴとバジリコのシャーベット。この組み合わせが意外でメニューを見た時、本当に美味しいの?と不安になりましたが、意外や意外!これがかなり合います!!さっぱりしていて本当にお口直しにはもってこいなシャーベットでした。

さぁ~いよいよお肉。牛肉のステーキにジャガイモのピューレと野菜の付け合せ。このお肉、ウィーンのレストランで食べるお肉より美味しいかも?!オーストリア人にこんな赤いお肉で大丈夫なの?ってぐらいレアーで柔らかく美味しいお肉でした。またジャガイモのピューレがこれまた普通じゃないんだな。一工夫してある繊細な付け合せでした。

お肉の後は見かけデザートかと思いきや、これが違った。洋ナシのパイ包みにフランスの薫り高い熟成させたチーズがけ。これがね、甘いお菓子のように見えて、このくさ~い?チーズとチーズの塩分がなんともインパクトがある料理でした。これだけは唯一、私には感動がなかった一品。もう少し改良の余地があるような気が・・・。

最後のデザートには3種類のチョコレートムースにワインでコンポートにしたチェリー添え。いや~こんなに食べたのだから、もうデザートは無理です!!と思ったら、やっぱり手の込んだ美味しいものだったら食べられるのね?!

今回のこの大晦日のコースメニューを3時間かけて頂きました。美味しいお料理にワインを楽しみながら年明けのカウントダウンを楽しみ、年明けと共に、ウィンナーワルツと花火を楽しむのがオーストリア流の年の明け方。その後もみんなでシャンパンを飲みながら踊って、新年のお祝いをした昨年の大晦日。一年も無事終えられて良かった・・・。

ブログを見に来てくださっている皆さんがいて下さるからこそ続けることができるこのブログ。大した記事は書いてませんが、今年もどうぞ宜しくお願い致します。

by Oyumichen