どこか外国にも旅したいけれど、イタリアはこの前の時行ったし、スペインも・・・フランスも・・・・ドイツも・・・チロルも・・・色んなところにすでに行っているから行ってないところに行きたいという母。う~ん、じゃあクロアチアなんてどう??
でもこの二人が海水浴にクロアチアっていうのもありえない。じゃああの有名な街並みがあるドゥブロヴニクまで行くのはどう?でも一週間の旅では時間的に無理があるし・・・と頭を悩ませているところに頭に浮かんだのがプリトヴィツェ湖群国立公園をメインにクロアチア旅行をしてみては??ってわけでここの国立公園を中心にして、クロアチア旅行に2泊3日で出かけることしたのでした。
この国立公園の周りには何もなく、宿泊施設も古くて大したことがないということだったので、そこから一番近くてちょっと大きめの街、そして海辺・・・・と探したところ出てきたのが、セニという港町。
車をウィーンから走らせること6時間、やっと宿泊先のセニに。この街はクロアチアの北アドリア海沿岸の都市でもっとも歴史が古い街として知られるらしい。でも・・・・言い難いが・・・・6時間もクリ子に運転してもらって・・・・・本当に言い難いんだけど、この街廃れすぎてて何も・・・・ない・・・・・。(トホホホホ)
だけどそんなことは口が滑っても言えるわけもなく、ホホホホホ・・・父よ、母よ、悪いが今日はちょいと散歩して後はクロアチア料理でも楽しもうではないか!!存分に魚料理を堪能してくだされ!
まずはムール貝のトマト煮込み。このソースがとっても美味しかった。クロアチアではムール貝はトマトと煮込むのが一般的みたいで、この後クリ子に冷やかされながらも、毎日色んなお店でムール貝を頼みましたが、どこもちょっとずつ違うもののベースはトマト味でした。
イカのフライ。こちらでイカのフライにハズレはないってくらい安定した一品。クロアチアに旅した時は必ず一回は保険のようにして頼むイカのフライ。
そしてクロアチア料理と言われればこれでしょ~!!魚の盛り合わせの一皿。色んな魚介類がたっぷり乗っかった一皿。両親に”魚を食べたかったらこの一皿だけど、味付けが全部一緒やから覚悟がいるよ!”と伝えておきましたが、やっぱりこれを平らげるのは大変。何せオリーブ油とニンニクで焼いただけだから、味に飽きるのさ。新鮮で美味しいのには変わりないのに・・・・。香辛料を振りかけるだけでもいいから、色んな味つけにしてくれ~。
いつも日本ではヘルシーな料理を食べている二人。この旅の頃にはヨーロッパの料理にお腹が悲鳴をあげ、二人とも絶不調!!お腹の救急事態と戦いながら、それなりにクロアチア料理を楽しんでいたのですが、旅の最後の方で母が一言、”私ら日本でもっといい魚食べてるから、ここの魚料理は・・・・”と口走った時には私の目は吊り上っていたに違いない。海に面してないオーストリアでは新鮮な魚料理自体を食べることができないんだよ・・・・(涙)