我が家の大晦日

今日は、クリ子へのクリスマスプレゼントとして彼のコートを買いに行ったんですが、レジでお支払いをしようとして、カードを出したら期限切れです!!って言われてしまった母ちゃん。あれ?そういや1ヶ月ほど前に新しいカードが送ってきてたっけ?って訳で気前よくカードを提出したのはいいけれど、結局クリ子にお支払いしてもらうことになった情けない母ちゃん。早速、家に帰って新しいカードを財布に入れましたとさ・・・。

さて我が家は毎年大晦日は旅先で過ごすことにしてるんですが、今回はグラーツで過ごしました。大晦日だけ頂けるジルベスターメニューを食べて、日付が変わる0時に打ち上げられる花火を見て年明けを迎えます。

今回予約したレストランは5年ほど前にも大晦日にジルベスターメニューを頂いたレストラン。ホテルからもとっても近くって便利でそしてとってもフレンドリーなお店。まずは食前酒から。スパークリングワインをベリー系のお酒で割ったもの。

チビの食前酒は・・・水。ただの水道水なんですが、グラスに入れてもらいローソクで飲むのが初めてだったものんで喜んで飲んでおりました。

前菜はレンズ豆?をドライトマトとマスタードで味付けしたものの上に燻製にした鴨。日本の煮豆やおぜんざい以外、お豆料理ってあんまり好きじゃないんですが、ドライトマトがいいアクセントになっていてなかなかいけました。

スープは黄色のカブに隠し味に唐辛子を入れたものに海老のグリル。いや・・・・海老、美味しかったんですが、もうちょっと工夫して出してほしかった~。だって綺麗な服着て、この海老を食べるのはなかなか一苦労!!でチビが喜んで海老を食べていたのは母ちゃん、びっくり。これには軽めの白ワインと一緒に・・・。

メインが牛の赤ワインソースかけととラム肉。この牛がとっても柔らかくて、そしてこれが絶妙の焼き加減で美味しかった。そして赤ワインソースがまた牛にもラム肉にもとっても合って最高でした。このソースだけでも作り方を教わりたい!!これにはフランスのボルドーの赤ワインと一緒に頂いたんですが、このワインがまた想像以上の美味しさで昨年一年で頂いた赤ワインの中で一番のヒット!!

そしてデザートがクレームブリュレ。どのお料理もチビも一緒に食べられるものを頂いていたのですが、これまで食べちゃうとは・・・・。家じゃ、絶対プリンもアイスもゼリーも食べないのに、これだけはパクパクと食べていました。味のわかる奴め!!

2時間半のコースメニューですが、その間ルーべはちゃんと椅子に座って大人しくしていてくれたのでこちらもゆっくりと食べることができました。ルーべ、ありがとう~!!この後、ホテルに戻ってちょっと休んで年明けカウントダウンをホテルのテラスから今年も家族みんなが健康で笑顔でいれますように・・・と夜空に願いをしながら年明けの花火を3人で見て年明けをしました大晦日。素晴らしい年明けができました!

郷土料理を食べよう!!

この一週間は秋休みで学校も休みなところが多かったので、お仕事もかなりスロ~で楽をさせてもらったのですが、明日からはまた平常通り。あ~休み明けの学校と同じぐらい嫌だぁ・・・・。

さて今回旅をした地方にももちろん郷土料理があって、この地方はワインの他にもカボチャオイルなんかも有名です。

旅の間、何回かお世話になったレストランMahorko. ここのテラス席から見る景色が最高でここに何回も通ったのですが、ここで飲んだロゼのスパークリングワインが思った以上に美味しかった。ここで作ってるワインなので数本買って帰ろうかと思ったら、もう売り切れ。美味しいワインはやっぱりすぐになくなるものです・・・。トホホホホ。

さてこの地方のもう一つの郷土料理が鶏のフライ。なんで??由来は分らないのですが、何故か色んなレストランで鶏のフライを見かけます。ってことで私達も食べてみました。これ鶏丸一羽分。

ジュ~シィ~で確かに美味しかったのですが、これが郷土料理というのもなんだか??とも思わなくもない母ちゃん。

そしてこれはまた別の日にクリ子が食べたもの。今日のお勧めらしくステーキ。ここのレストラン、田舎のレストランにしては味付けが優しく、他にもスープや野菜なんかも頂いたのですが薄味で日本人好み。

そういや、スパークリングワインの後には今の時期に出てくるユングワインも頂いたのですが、写真の撮り忘れ。その後デザートに合わせて赤ワインを頼んでみました。

デザートは今が旬の栗を使った栗のティラミス。ここの地方の栗は栗の香りとうまみがしっかりしていて美味しいんですが、それで作ったティラミスはもう最高~!!そういや最初に頼んだ栗のスープも今までに頂いた栗のスープの中でも一番美味しいものでした。

この時期はこの地方に来てワインと栗を摘みながらワイナリー巡りをするのがやっぱりお勧め!!皆さんもいかが??

ワイン街道 in Suedsteiermark

坐骨神経痛が思うように治りきらない母ちゃん。一昨日はオステオパシーに始めて行ってきたんですが、思ったようにはすぐ治らないようで何回かこれから通わなくちゃいけないようです・・・。

さて今回の旅は本当に3日とも本当にいいお天気に恵まれて最高の旅となりました。そして日中は半そで一枚なんかでも過ごせるぐらいの気温で、母ちゃんは持ってくる服を間違えました。(笑)チビとクリ子の服は全部完璧に揃えておいたのに・・・。

今回旅したところはオーストリアではワインで有名なシュタイヤーマルク州の南、Suedsteiermarkのワイン街道。ここを訪ねるのはこれで3回目の私達。なだらかな山々に広がるワイン畑は見ているだけで私達の心を穏やかにさせてくれます。

この地方は赤より白ワインが美味しいところで、赤ワイン用のブドウ畑はあるもののどちらかというと白ワイン用のブドウ畑が大方を締めています。

またSchilcherワインでも有名なところ。でも個人的にはSchilcherワインはあまり好きじゃないかなぁ・・・。今はだいぶ改良されて酸っぱみはだいぶ抑えてありますが、それでも独特の個性を持ったワイン。

見渡す限りワイン畑が広がっているのですが、ワイン畑を両側に散歩道があり、摘み終えたブドウ畑にまだちょこっと残っている葡萄をちょいと拝借して頂いたりしたりしながらお散歩するのも楽しみ方の一つ。でもこのお二人は違うことをしてますが・・・。

ここの葡萄は世界一大きい葡萄の房だそうです。詳しくはこちらに書いてあるので興味がある方は読んで見てください。(ってドイツ語ですが・・・笑)

それを記念してここには葡萄のモニュメントがあってワイン街道を訪れる人たちは必ず立ち寄るところとなっているのですが、これがあまり大したことなく喜んだのはこの方だけ。ハハハ!!