今年の母の日

先週はずっと忙しかったので、日曜日ぐらいはゆっくりしたいと母の日の招集の参加を渋っていた私ですが、クリ子に週末はお天気が良くなるから庭でみんなでティータイムをしたら気持ちいいよ~なんてのせられて、庭で日向ぼっこをするのを楽しみにしていたのですが、母の日当日の天気は生憎の曇り空。その上、雨までぱらつき、話とちゃうやん!!と叫びたくなった私です。

この日は義母が祖先のお母さん達のお墓参りを午前中にしていたので、ケーキ作りはお父さんの役目。朝から二種類のケーキを作って待っていてくれたお父さん。このケーキを見て、母の日の集まりを渋っていた自分が恥ずかしくなりました。

子供たちが大好きで、子供たちが集まってくれると分かるといつも張り切って色々なものを用意してくれるお父さん。このケーキを見て本当に家族が好きなんだなぁ・・・と改めて感じさせられました。

この日集まったのはお祖母ちゃん、クリママ、クリパパ、義姉夫婦、義妹家族、義弟カップル。総勢12人。みんな元気そうで何より。いつもと同じ顔、そしていつもと同じようにみんなが楽しそうに会話していられるというのは平凡だけど幸せなことなんだなぁ・・・となんだか一人で考えていた一日でした。

義母と合唱

毎年、何回もお誘いが来る義母達が歌う合唱団のコンサート。毎回、丁重にお断りをしてるのですが、今回だけは何故か必ず来い!!と指令が出まして行ってまいりました。

イースターに向けて構成されたプログラムのようで、今回はハイドン作曲オラトリオのDie sieben letzten Worte unseres Erlösers am Kreuze十字架上のキリストの最後の7つの言葉)。

あの~この曲、いい曲なんだけど素人が歌うには難しいよ。ボロがそのまま出ちゃう曲でう~ん、挑戦したかった気持ちは分かるけれどちょっと無理があったように思う。

歌ってる本人達も難題で難しかった・・・と言っていたけれど、聞く方も結構ビクビクしたよ・・・。それにしてもなんでどうしてもこの演奏会に来て欲しかったんだろう?それが最後まで疑問でならなかった私・・・・。ま、義母は喜んでいたからいいとしよう・・・。

義理の両親とホイリゲ

一週間ほど前に突然、義母から電話がかかってきた。”Oyumichen~ごめん!!アナタのお誕生日忘れてた!!その週はずっと講習会でウィーンを離れてたから・・・ブツブツブツ・・・。”

“いいのよ、いいのよ。仕事してる間は仕事に集中するのが普通だもん。誕生日の日だって平日で私達もそんなちゃんとお祝いしてないんだから・・・”と言ったのですが、どうしても近いうちに一緒にお誕生日会をしたいと申し出がありまして、喜んで義理の父と母とお食事をさせて頂きました。

この日は誕生日会の前に義母のコンサートがあったので、そのコンサート会場から近いホイリゲで祝ってもらいました。毎年こうやって私の誕生日には私だけの為の時間を作ってくれる義父と母。

仲良く一緒にご飯を食べて、この時ばかりはいっぱい義父と母に甘えて、子供に戻ります。いい父と母に巡り合えた私は幸せ者です。