ピクニックの季節

ウィーンの今年の3月は本当に寒い日が続いたんですが、4月はその反動か天気がいい日が多く気温もグっと上がる日が多かったような気がします。そうなると外に出かけたくなる母ちゃん。

新緑が綺麗なこの時期に適してるのがピクニック。子供がまだ小さいこともあって、レストランでご飯を食べるよりもピクニックの方が子供達が喜ぶのと、好きな時間に気楽にお腹を満たせるのが嬉しい。

でも折角なら大人もゆっくりと楽しめて人が少ない方がいい・・・と母ちゃんがこの日選んだのはScholoss Grafeneggの庭。

以前まだ子供がいない頃にクリ子と一緒にここに野外演奏会を聞きにきたことがあったのですが、演奏会が始まる前に沢山の人がここでピクニックをしているのを見て、なんて素敵なところだろう・・・と思っていたんです。

そして嬉しいことに駐車場からお城の敷地にある庭までほとんど歩かなくていいこと。これは小さい子供がいる私達には助かります。それでないと”まだ着かへんの~。あとどれだけ歩かなあかんの~!!”とブ~たれてしまうのが目に見えている。

行ってみると拍子抜けするぐらいほとんど人が居なくて、好きな木陰を選びたい放題。数組いたファミリーも赤ちゃん連れだったり、子供連れだったりするんですが、大人はワインやシャンパンを持ってきていてみんなのんびりとゆったりとワインを飲みながら本を読んだり、くつろいだり・・・。

お腹がすきすぎて道中涙が出てきたルーべも大きなおにぎりを食べてご機嫌もなおり腹ごしらえ完了!!さぁ~遊ぶぞ!!

 

45歳のお誕生日

日曜日は相棒くり子の45回目の誕生日でした。お誕生日当日の日曜日はルーべとずっと前からスケートに行く約束をしていたので、土曜日にお祝いをすることにしたのですが、子供がいると予定が思ったように進まないというあるある事情で2日間にわたってお誕生日をお祝いしました。

お誕生日料理を作ったのですが、いつものごとく家にある材料で簡単に作るなんちゃって母ちゃん料理。

今年は大人の前菜はサーモンとラディッシュを柚子胡椒とレモンを利かせたマリネにイクラをのせてその上にアクセントにパクチーをのせたもの。

それと乾物の棚にあったシーチキンにケッパーやパプリカパウダーなんかをマヨネーズで合えたもの。子供達も一緒のスプーンにトマトやキュウリをハムで巻いたものや子供達が好きそうなものを用意したら、ルーべはレストランみたい~!!と大喜び。ここからレストランごっこが始まり、彼はウエイトレスになってくれて、料理をテーブルまで運んでくれて、料理名を説明したりと大活躍!(笑)

メインは牛肉のタタキ。くり子が喜んで食べてくれるのも嬉しいけれど、子供達がパーティー料理だといっぱい食べてくれるのも嬉しい!!

毎年変わり映えのしない料理。本当はもっと違う料理にも挑戦してみたいのですが、何せ子供も喜んで食べてくれる料理と考えるとこの最近はこんな料理ばかり。パスタも本当はからすみなんかも使ってみたいのですが、子供にもそしてくり子にも不評間違いないので挑戦できず。蛸や白身魚を使った料理なんかもたべた~い!!

ケーキはみんなそれぞれ好きなものをお気に入りのケーキ屋さんで買ってきたものを食べたんですが、スカイは大好きなチョコレートケーキ。あまりにも夢中で食べるがために口の周りがチョコレートだらけ。なんか女形の人にみえるのは気のせい?!

お誕生日プレゼントは母ちゃんからはシャツを2枚。ルーべからは手作りの工作や絵のプレゼント。スカイからは紙吹雪のプレゼント~!!こんな手作り感満載のお誕生日パーティーもいいよね?!

 

もう一つのお誕生日

歳には勝てない母ちゃん。母ちゃんの体、もう大変~!!上半身は風邪の余韻が残っているのかだるいし、声もまだ普通にはでないので、喋ることにすごくエネルギーを使う。そして下半身は坐骨神経痛が酷くなってきて、椅子に座るのも屈むのもすごく痛くって、もう母ちゃんの体バッラバラ。とりあえずこれじゃ何もできないので、朝からつよい鎮痛剤を飲んでどうにか過ごしてます。でもこれが薬を飲むと眠くなるのが曲者。

さて毎週火曜日は母ちゃんが仕事をしている間、義両親に子供達を預かってもらっているのですが、夜に仕事を終えてボーイズを迎えにいってみると、義両親がスカイのお誕生日の用意をして待っていてくれました。

まだ風邪がちゃんと治っていないスカイが何を食べてくれるだろう・・と頭を悩ませて、子供の好きな手作りポテトフライとチキンナゲットを作ってくれて待っていた義父。部屋の飾りつけもすべて義父がしてくれたと聞いて、すごく嬉しかった母ちゃん。

オパと遊ぶのが大好きな子供達。オパはちゃんと自分の方だけを見て遊んでくれるもんね。オパといると自然と優しい顔になる。

この最近、家の二階を改装した義両親。子供達が泊まりにこれるようにと義父は余った材木で手作りのベットを作って待っていてくれている。子供達は(そして私達も)なんて温かい家族に包まれているのだろう・・・・。今ある幸せに感謝し、今、この時間を大切にしようと心に誓った母ちゃん。ありがとう~オマ、オパ!!!