食事の後の散歩

ホテルでお食事を頂いた後、あまりにもお天気がよかったのでちょっと日向ぼっこがてら散歩をしました。

しばらく自然に触れていない間に、木々は新緑というよりワイルドになっていてもうすぐ夏が来るのを教えてくれているような緑。

去年の秋にすべて刈り取ったワイン用の葡萄の木も少しずつ葉っぱを付けだし、これが夏の終りになるころには葡萄の実をつけます。

ホテルの前にはこんな野原が一面に広がってます。ちょっと仕事が落ち着いたら暑い夏が来る前に色んなところにピクニックに行きたいなぁ・・。この時期がオーストリアでは一番快適に過ごせる季節。綺麗な景色を見て、新鮮な空気を吸って・・・そんな生活を心がけたいものです。

ただここら辺は前回も思ったのですが、風がきつい!!外でワインなんて飲んだものなら、ワイングラスが倒れてしまいそうなぐらいの勢い。この日はかなり暑かったのにも関わらず、風が強いせいか体感温度はちょうどいいぐらい。

こんな草原以外何もないところにポツンとあるホテルがここ。宿泊施設の方はどうなっているか分かりませんが、レストランの方はとっても落ち着いた雰囲気のあるところです。

あまりにも気持ちがいいので、ベンチで眠りに落ちてしまいそうになるぐらい心地のいい昼下がり。贅沢なひと時でした!!

今日もピクニック

メーデーって確か労働者の祭典で皆、この日はみんな仕事をお休みするんじゃなかったっけ?それなのに、この日も私は仕事を入れてしまっているお馬鹿。折角の晴天に恵まれた祝日なのに・・・。

ヨーロッパではこの日は”労働者の日”でもありますが、五月祭を楽しむ祝日でもある為、各地でお祭りが催されます。こんなお祭り騒ぎの日、ちょっと仕事前にどうしてもどこかに行きたかったので、またお弁当を持ってピクニックに行って来ました。

今回はこの後に仕事があるので、あまりウィーンからは遠出はできない為バーデンの近くに行くことに。

この日も気温が30度という夏日だったので水辺が涼しくて気持ちがいい!小川のほとりに散歩道があるので、小川に沿ってずっと散歩をし、疲れたところで休憩。この日は誰もいない小川のほとりにテーブルとイスを発見。ここでお弁当を広げてランチタイム!!おお最高~!!

この小川には季節ごとに毎年来てるのですが、いつ来ても季節のごとのよさを感じられるそんなところです。

Semmeringを歩こう!!

いや~やっぱり気温が30度を越すと体がまだ慣れていないせいか疲れますね。なんだかウィーンは春を通り越して一気に夏がきた感じですが、これも数日のこと。またキュっと寒くなるんでしょうね・・・。

さてウィーンから車で一時間半ほど走ったところにSemmeringという地があります。冬はスキー客で賑わう所で、ウィーンから日帰り、または週末を利用して来る人もいっぱいいます。

でも昔はここは保養地で、ウィーンから体を休めに高級ホテルやヴィラに泊まりに来ていたのですが、その姿は今やほとんど見られません。立派はお屋敷のようなホテルは全部廃業し、今や買い手もつかず、ただ荒れていくばかり。

歴史的に有名なホテルも点在するのに勿体無い限りです。何かセミナーハウスや他のことに利用していけないかなぁ?とも思いますが、その前にここを修復するのに多額のお金がかかるんだろうなぁ・・・。なにせどの建物も立派すぎるほど大きいんですもん。

自然に溢れ、山の上ということだけあって空気も綺麗。ハイキングやちょっとした散歩道なんかも充実してるので、日帰りなんかでウィーンからここまで足を延ばすのもなかなかいいですよ。それにしてもこの立派な建物たち・・・どうにかならないかなぁ・・・。勿体ない・・・。