50歳のお誕生日

我が家のパートナーくり子が50歳になりました。子供ができてからというもの時間が経つのが早すぎてこの最近はお互い何歳に自分たちがなったのか?質問するぐらい時間の経過と自分たちの歳についていけません。(泣)

こちらでは50歳などの大きな節目には盛大にお誕生日を祝います。くり子の誕生日がちょうど週末だったこともあり、アナタのお友達を招待してお誕生日パーティーをどこかレストランで開く??と提案してみても、派手なことが苦手なくり子は家族だけでいい・・・の一点張り。でもそれもある意味彼らしいと言えば彼らしい。ということで彼の晴れて??50歳になったお誕生日当日はお世話になってきた義両親とアニーを誘って家族・親族でお祝いしました。

母さんからくり子への誕生日プレゼントは50歳にして彼の人生で初めてのジャケット。本当に恰好をつけるのが嫌いでちょっと綺麗めの服を着てもらおうと思うと気取ってるみたいで嫌だ!!と彼の人生には今まで仕事やフォーマルなところで使える黒のスーツ一着だけ。あとはどこに行くのもシャツだけ。(冬はそれに綺麗めのセーター)これから仕事の接待でもコンサートに行くときでも、スーツだけの選択でなくジャケットを着る機会もどんどん増えて行くと思うので、カジュアルにでもフォーマルにでも使える紺色のジャケットをプレゼントしました。お誕生日当日はそれを自発的に着ていたから気にいってくれたのかな。

彼が選んだレストランは彼が仕事なんかでもよく使うPichlmaiers zum Herkner。母さん自身はまだ行ったことがなかったのですが、料理本なんかも出している老舗。お料理が美味しく、それでいて気取っていないそんなレストラン。

テーブルも他のお客さんと少し距離をおいた半個室みたいなところを用意して頂き、すごくリラックスしてお食事が頂ける雰囲気で私たちにもってこい。

私達だけでなくゲストの義両親もアニーもすごく想い出に残る素敵な食事会だったと大満足してもらえて、こちらまで嬉しくなりました。(お料理を持ってきてくださるケルナーさんが典型的なウィーン人で軽快で面白く、そして行き届いたサービスも今回のお食事会に一役かってくれたの間違いなし!!私達はコースメニューを頂いたのですが、それはまた今度改めて紹介させて頂きます)

くり子らしいこじんまりとしてながら温かいお誕生日会になったことに感謝の気持ちしかありません。くり子、50歳のお誕生日おめでとう!!これからも健康でいてください。

Bad Gasteinの街並み

スキーバカンスにはこれ以上のコンデションは無いと言っていいぐらい天候に恵まれた今回の旅。見渡すところすべてが輝いてみえました。(笑)私達の宿泊先はBad Hofgasteinにある自炊ができるアパートメントを借りたのですが、お隣の街Bad Gasteinを子供たちにも見せてやりたくて旅の最終日に行ってきました。

Bad Gasteinは避暑地としても有名で昔からお金にゆとりがある人達が集まる観光地。傾斜面に建てられた建物はすべてお屋敷ばかり。お隣り街から来た私達には眩しい~!!

こちらはプロテスタントの教会なのですが、田舎街にある昔ながらの絵になる教会。

街にはあらゆるところに氷柱がいっぱい。岩場に雪解け水が凍ってすごく太い氷柱からアイスピックのように尖った氷柱まで自然の作り出す氷柱がいっぱい。子供たちは街並みよりこういう氷柱の方が興味津々。

こちらはカトリック教会。少し高台にありBad Gasteinを一望できます。

私達が行った日は夜に大きなイベントがあってどの飲食店もすべてその準備で閉まっていました。でも一軒だけ開いているレストランがあってそこでお昼ごはんを食べたのですが、そのレストランから見える景色も最高でした。今回の旅で2回だけのレストランで食べる贅沢。

あとはいつもスキー場のヒュッテで休憩がてら、いや身体を温める為に山小屋で簡単な食事を取って、夜は宿泊先で自分たちでパスタを作ったり、サンドイッチを作ったりして簡単に済ませました。(これは肉まんの皮みたいなものに中にプラムのソースが入った団子にバニラソースとケシの実がかかった一品。これもスキー場のヒュッテで食べるものの典型的な一品)

母さんはいつもスキーに行ったら必ず田舎ならではのスープを頂きます。素朴なスープなんですが、絵本にある頑張れるおじさんの豆スープだったり、レバーの団子のスープだったり・・・とても素朴なスープなのですが、それ一皿で十分にお腹が膨れて身体が温まります。でも男性陣はそんなスープだけではやっぱりお腹が膨れないので、がっつりお肉料理。こういう細工をしていない昔ながらの郷土料理が食べられるのもヒュッテならでは。お洒落な料理も好きだけど身体を動かした後の山小屋で食べるこういう郷土料理も大好き。

私達が宿泊したBad Hofgasteinの街並みはもっとこじんまりしていて煌びやかさはないけれど、温かみのあるものでした。私達が滞在するのはやっぱりこっちの方が落ち着きます。

今回のスキー旅行は天候にも恵まれて最高に楽しい旅となりました。家族みんなで大満足!!

スキー休暇

二月上旬から一週間、ウィーン州は学期末休みでした。(オーストリアでも州によって休みの週が違います)今、コロナが収拾に向かっているヨーロッパではコロナ規制がほぼ無いに等しく、以前のように自由に旅行ができるようになりました。

・・・というわけで我が家は3年ぶりにスキーで盛んな観光地にスキー旅行にお友達4家族と行ってきました。コロナが流行ってからはいつも個人経営のほぼ無名のスキー場に日帰りスキーに行っていたので、こうやって一週間近くスキー旅行をするというのはすごく久しぶりでした。

やっぱりスキーが盛んな観光地の山々の雄大さは違う!!こういう景色、もう随分見ていなかった!!とみんな大興奮。有名どころには有名になるだけのものがある!!とこの時実感した母さん。

コロナ収拾に向かったらもっとこういう所にも足を運んで子供たちに壮大な自然を見て体感させてやりたい!!

夜中はマイナス20度ぐらいまで下がるものの、旅行中はずっと天候にも恵まれ毎日晴天。そして風がないので絶好のスキー日和でした。毎日午後からリフトが止まるまで存分にスキーを堪能した我が家。一年前からスキーを始めたスカイも中級コースも滑れるようになって子供の成長は早い。

4家族ともスキーのレベルがそれぞれ違うので、それぞれレベルに合わせて好きなコースを滑り、スキーにまだ慣れていない子供はスキー教室に入ったり、スキーが同じぐらいできるお友達とはひたすらスキーを滑りまくったり・・・それぞれが好きなように日中を過ごし日が欠けたら、みんな一度宿泊先に戻ってそれぞれ夕食を食べて、また夜の8時頃から集まって日が変わるまで大人は飲み会。子供は卓球をしたり、ボードゲームをしたり・・・気ままに過ごす日々。これこそ休暇~!!