私もまた一つ歳を重ねました!

またブログの更新の期間が空いてしまいましたが、皆さんいかがお過ごしですか?10月にコロナにかかって以来、免疫力が落ちたのかすぐに風邪をひいたりするようになって、この前も2週間ほどひつこい風邪にやられなかなか思うように身体が動かない毎日でした。この最近、歳を感じずにはいられません。昔なら風邪なら一日で治ったのに・・・。

そんな母さんもつい先日、誕生日を迎えました。誕生日当日は平日で夫婦ともに夜まで仕事があり仕事帰りにくり子がカナッペを買ってきてくれてそれとシャンパンでお祝い。(シャンパンはくり子が50歳のお誕生日に叔母からもらったものを拝借してしまいました。くり子、ありがとう~!!)子供も私達もかなりお疲れモードな週だったので、これで十分。子供たちやくり子に一緒にテーブルを囲んで祝ってもらえることが一番嬉しい!!

ヨーロッパではお誕生日の主役がお誕生日会を開いてゲストを招待するのが一般的なので、土曜日は義両親とアニー叔母さんを招待して我が家で細やかなお誕生日パーティーを開きました。みんなでバースディーケーキを食べて、カード遊びをしてみんなが遊んでいる間に、母さんは料理を作って、みんなが美味しそうに全部平らげてくれたお皿を見て、母さん大満足。作った料理が一つ残らず全部食べてもらえることに幸せを感じる母さん。歳を取ったものです。(笑)

今年に入ってから我が家に義両親やアニーを招待して一緒にご飯を食べたりしているのですが、義両親もアニーもすごくその日を楽しみにしてくれてその時間を堪能してくれているのが伝わってくるので母さんはそれが嬉しいです。

この最近はそういうみんなの嬉しそうな顔が母さんの一番の喜び。こういう細やかな喜びが幸せに感じるようになったというのは歳でしょうか?でもいいです。それが本当に嬉しいから・・・。皺もこの一年ぐらいでどんどんいっぱいになってきて昔よりお金かけて保湿してやらなくちゃいけなくなったし、老眼はかなり進んできたし、緑内障の心配まで出てきたり・・・もう歳には勝てませんが、うまいこと自分の身体と付き合って上手に歳をとっていくことに切り替えました。さぁ・・・今年一年はどんな年にしようかな?!

Herknerの料理

だいぶ春らしくなってきて暖かくなってきたと思ったら昨日からまた急に寒くなって雪が積もったりで春が来るのにはもう少し時間がかかりそうなオーストリア。でも木々をよ~く見ると新芽やつぼみをつけているものも出てきて確実に春に向かっているのを感じるようになってきました。

さてくり子の50歳のお誕生日会の食事は4品のコースメニューを頼みました。まずはサバと赤かぶの前菜。とても鮮やかな色彩で自然と料理に引き寄せられます。赤かぶのマリネとお野菜がとてもどれも美味しかったです。ただサバは生でなくこの大きさでフライにした方が食感・味覚両方の面でよかったのではないかと思う素人の母さんの感想。

次は根菜野菜のスープ。食卓に運ばれてから最後にスープを注いでくださるパフォーマンスはやっぱりなんだか特別感を感じます。

こちらは義母の前菜。これはゴボウの一品。食に関してはとても保守的な義母で基本典型的なオーストリア料理しか食べないのですが、この一品はそんな義母を満足させるものでペロリとあっという間に平らげてました。(笑)

メインは豚料理。いろんな種類の豚と部位の料理だったのですが、あまりお肉が得意ではない母さんには、ただ焼いただけにソースがかかっているこの一品は食べるのにのつこつしてしまいました。もう少しソースにコクがあれば食べやすかったのに・・・・。好みの問題かな。

デザートはチョコレートのムース。母さんは子供たちにデザートをプレゼントしたので味の方はわかりませんが、最後はきれ~いにお掃除された白いお皿になっていたので美味しかったに違いない!!(笑)

とてもアットフォームな雰囲気でみんなで和気あいあいとお料理と時間を楽しめる空間はくり子の50歳のお誕生日会に打ってつけのレストランでした。ご馳走様でした!!

50歳のお誕生日

我が家のパートナーくり子が50歳になりました。子供ができてからというもの時間が経つのが早すぎてこの最近はお互い何歳に自分たちがなったのか?質問するぐらい時間の経過と自分たちの歳についていけません。(泣)

こちらでは50歳などの大きな節目には盛大にお誕生日を祝います。くり子の誕生日がちょうど週末だったこともあり、アナタのお友達を招待してお誕生日パーティーをどこかレストランで開く??と提案してみても、派手なことが苦手なくり子は家族だけでいい・・・の一点張り。でもそれもある意味彼らしいと言えば彼らしい。ということで彼の晴れて??50歳になったお誕生日当日はお世話になってきた義両親とアニーを誘って家族・親族でお祝いしました。

母さんからくり子への誕生日プレゼントは50歳にして彼の人生で初めてのジャケット。本当に恰好をつけるのが嫌いでちょっと綺麗めの服を着てもらおうと思うと気取ってるみたいで嫌だ!!と彼の人生には今まで仕事やフォーマルなところで使える黒のスーツ一着だけ。あとはどこに行くのもシャツだけ。(冬はそれに綺麗めのセーター)これから仕事の接待でもコンサートに行くときでも、スーツだけの選択でなくジャケットを着る機会もどんどん増えて行くと思うので、カジュアルにでもフォーマルにでも使える紺色のジャケットをプレゼントしました。お誕生日当日はそれを自発的に着ていたから気にいってくれたのかな。

彼が選んだレストランは彼が仕事なんかでもよく使うPichlmaiers zum Herkner。母さん自身はまだ行ったことがなかったのですが、料理本なんかも出している老舗。お料理が美味しく、それでいて気取っていないそんなレストラン。

テーブルも他のお客さんと少し距離をおいた半個室みたいなところを用意して頂き、すごくリラックスしてお食事が頂ける雰囲気で私たちにもってこい。

私達だけでなくゲストの義両親もアニーもすごく想い出に残る素敵な食事会だったと大満足してもらえて、こちらまで嬉しくなりました。(お料理を持ってきてくださるケルナーさんが典型的なウィーン人で軽快で面白く、そして行き届いたサービスも今回のお食事会に一役かってくれたの間違いなし!!私達はコースメニューを頂いたのですが、それはまた今度改めて紹介させて頂きます)

くり子らしいこじんまりとしてながら温かいお誕生日会になったことに感謝の気持ちしかありません。くり子、50歳のお誕生日おめでとう!!これからも健康でいてください。