今日、思いがけない嬉しいサプライズに出くわした。火曜日はいつも昼の12時過ぎに家を出て帰りは夜の9時。山を登り~下り~また登り~また下り~と繰り返し、休む間もないまま、レッスンをし、次の仕事場へ向かうという一日だ。
そんなけだるくなりそうな一日。さて最後の仕事場に向かいますか~!って時にカタリーナがレッスンの後にどうしてもついて来てほしいところがあると言う。そこに何やら忘れ物をしたらしく、取りにいかんくてはいけないらしい。まぁ~いいさ。私もちょうどあの家には用事があったからさ。ってな訳でカタリーナと何故か彼女の兄、マティアスまでが一緒にその家に向かうになった。もう晩に近いのに・・一体この子達は何をサラの家に取りにいくのだろう・・なんて思いながら、サラの家(サラの3人の子供達にもレッスンをしている為、この家族のことは私自身、よく知っている)へ行き、扉を開けると・・・なんと!!!!!!
15人ほどの子供や大人が集まっているではないか!それも扉を開けたと同時に、ハッピィ~パ~スディ~の合唱だ。火曜日のレッスンの生徒達がレッスンの後、皆でサラの家に集まり、私の為に部屋をデコレーションしてくれ、その上、お母さん達がバースディーケーキやお菓子などを用意して下さっていたのだ。
私は教室でレッスンをしてる訳ではない。ほとんど出張レッスンが主だ。だから生徒、一人、一人の家を一軒、一軒回って仕事をしてる。それなのに、みんな転々バラバラのところから、明日まだ学校やお母様達はお仕事がある平日の晩に私の為にみんな集まってくださり、お祝いして下さった。
この生徒達は皆、今日レッスンを受けた子達。お母さん達からこれはサプライズだから、絶対、Oyumichen先生には言ってはいけないよ!と言われてらしく、じゃぁ~また来週ね!来週までしっかり練習しておくんだよ!なんて言ってお別れしたのに・・・実はその何時間後にこんなところで私のことを待ってくれているとは!
涙が出そうなぐらい心から嬉しかった。そしてこの企画してくれたサラ、ありがとう!!
この一年、教えることにやりがいもあれば悩みや問題もいっぱいあり、しんどい日々が続いた。自分に任された仕事に自問自答をしながら、自分の音楽を教えるという信念のもと頑張ってきた。だけどつまづき、考えさせられ、悩み、この最近、これでいいのか?と少し、自分自身の教え方に自信がなくなっていた。
それがこんな風に教え子やご両親から私の誕生日を祝って頂き、靄がかかった心が一遍にパァ~と晴れた。お母様方からは”わが子の為に一生懸命、力を注いでくださってありがとう!これからもよろしくお願い致します!”と言って頂き、ちゃんと私のレッスン方針を理解して下さってるのだと、とても救われた気持ちになった。
サラ、トッド、ネート、カトリン、クレア、ベン、そしてソフィー、サムにミッチにカタリーナにマティ、それにお母様方、こんな風にお祝いして頂き、私は教師としても人としてもとても幸せ者です。心から感謝しております。有難うございました!(写真は子供達やお母様が用意して下さったプレゼント。オーストリア人、アメリカ人、チェコ人、日本人なんて一人もいないのに、この日の為に私の名前を日本語でどう書けばいいんか、調べ練習をしてくれていた。とっても綺麗にひらがなもカタカナも書けてるよ!ありがとう~!!)
一番うれしいサプライズかも。
子供たち・・・よく我慢したなぁ~っと感心します。
だって、つい言ってしまいそうになるじゃないですか!
自分が思っている以上に、みんなに必要とされ、感謝され、愛されているんだと思いますよ?oyumichen。
そうやって、一年一年オーストリアの人になっていくんでしょうね?
よかったね?
yurara..さん
そうなんです。めちゃくちゃ嬉しい最高のサプライズでした。
どこに住んでいても思うことは一緒なのでしょうが、やっぱり私の今の生活は毎日が色んな葛藤がいっぱいで、ギリギリのところで生活していて、これでいいのだろうか?と毎日自分に問い掛けることが多いのですが、こうやって自分の教え子達が私の誕生日の為に集まってくれてお祝いをしてくれた!っていうことが、私の毎日の不安な心をスっと救い出してくれたように思います。
これからも手を抜く事なく、生徒達と正面から向き合っていこうと思います!
目の色や、肌の色の違いはあれど、感じる心は同じはず。
そういう真摯な思いは幼い子供にも絶対通じていると私は思います。
oyumichenのピアノもだけど、子供たちの音色も聞いてみたくなりました。
きっと先生に似てると思うんですよね~♪
yurara..さん
すみません。その通りです。
私の教え子達の演奏にはもろに私カラーが出てます。
って主人に去年の生徒の発表会の時に言われてしまいました。
自分の曲作りに対する思考なんていうのは押し付けたことはないし、自由に弾かせているつもりなんですが、自然とその先生のカラーっていうのが、教え子には知らない間に伝わっているんでしょうね。
でもYurara..さんは何故、それをご存知で??
いや~わかりますよ~笑
何を隠そう、昔私もそう言われていましたから・・・。
運動会やお遊戯会なんて・・・もうどこから見たって「あっゆらら先生のクラス」ってわかるって言われていました。
のびのびしてるらしいですぅ~はい、元気がとてもいいってことで・・・笑
父兄には子供の晴れ舞台をそでで見ている私が感動して泣くので「ほら、先生が泣くぞ~」って舞台ではなく、私に注目が集まったりして・・・。
ほんと、懐かしいですね~。
でも、そうやって自分の想いとか技術とかが伝わっていくって嬉しくないですか?
私は、素晴らしいことだと思うな~。
で、なおさら聴いてみたいな~っと思うのでした!笑
Yurara..さん
もし機会があったら一度聞きにきてくださ~い!!
お待ちしております~!!