世は大不景気。オバマ新大統領が素晴らしい演説をし、リンカーンの聖書に手をおいて宣誓をしても、その瞬間も解雇、解雇の嵐。
オバマさんがどんなにいい政策を打ち出しても、その効果が出始めるのは、半年後、いや一年後だろう。人々にとって耐える時期と言われる今、だけどちょいとだけいい事もある。
例えば、車。今、車がお安く買い求められるそうな。先日ウィーンで車を買った人が高級車が定価の23パーセント引きで買えたそうな。大きな買い物だけに、この23パーセント引きは大きいし、嬉しい。
不景気で車が全然売れない今、ヨーロッパでは何ヶ月前までの好景気の時に生産した車が倉庫にいっぱい眠っているそうな。どれもこの好景気を見越して、基準の20パーセント増で車を生産していた。それがこの世界同時不況、見越していた車が一気に売れなくなってしまい、倉庫に入らないぐらい車があまり、今お店では車をちょいとでもはきたいのが本音だ。
だから今、ディーラーとの交渉次第では、定価の25パーセント引きも夢じゃない。欲しかった車がお安くお買い求めできるのだ!
私ももう少し大きめの車、それもオートマ車がほしいのだが、クリ子はオートマなんて・・て言うし、そんなお金があったら家買うお金に回すっと言われ、即却下!
今がお買い得なのにさ・・・・あと2,3年したらまた高くなっていくっていうのにさ!ガソリン代も昔より安くなって遠出もしやすくなったのにさ!
そういや・・・ガソリン代、また最近値が上がりつつある。中東で戦争が起こればオイルの値段が上がるという方式。まさに今回もこれだ。戦争を起こしていいことなんて何一つないのに・・・・毎日、痛たましい犠牲者の写真や映像をみると、ほんと戦争を起こすことへの人のエゴと醜さに腹が立つ。よかったことに、2,3日前にガサ地区は停戦をした。火種はいっぱい抱えたまま・・・。だけどオバマさんが演説でいったように、問題が起こった時、力や軍事力で抑え込むものではない。人や国のせいにするのではない。自分達一人一人が謙虚さと自制心をもって先の国の行く末を考え、行動するべきなのだ。戦争をしていいことなんて何一つないのだ。そのことを世界中の人がもう一度考えてほしいし、オバマ政権も口だけでなく、本当にそのことを実行して欲しいと切に願う。