私達がパリについて一番初めにしたこと・・・それはCaféで朝食を摂ること。何を隠そう朝になると、コーヒーを飲まなくちゃ一日が始まらないぐらいコーヒー中毒症なのだ。
折角カフェを頂くなら美味しそうなCaféでそれもテラスで頂きたいってな訳で色々見て回った結果、ここで朝食を取ることにした。
朝食メニューとやらを頼んだのだが、あれなのね。パリって本当にまだまだ英語で会話してくれないのね。その上どこのレストランでも英語のメニューとやらはないのね。この旅行期間中、何度と食事を取ったけれど、どこ一つとして英語のメニューもなければフランス語でしか会話してくれなかった。うわさには聞いていたけど本当にそうなのね。
時代も変われば少しずつこっちがフランス語喋れなかったら英語で喋ってくれるもんだと思ってたけどそりゃ甘かった。良かったことにクリ子が昔フランス語を習っていたこともあり、メニューぐらいなら大体読めるし、会話も聞き取れて簡単な言葉ぐらいなら言えるので助かったのだがそれじゃなくちゃ、先は思いやられた。だけどこれがクリ子もまた私にわざわざメニューを訳してくれないんだわ。メンドクサイのとフランス語に自信がないのと。なわけで英語とドイツ語から想像できる単語がいっぱいあったのでそれに似たもので想像できるものをどこでも自分で頼んでいたような気がする。
絶対、フランスに来て欠かせないのがやっぱりクロワッサンとカフェオーレでしょう・・・やっぱりクロワッサンはどこで食べても凄く美味しかったし、カフェオーレもウィーンのカフェとはまた全然違う味がした。きっとコーヒー豆の種類が全然違うんだろう。ウィーンのカフェも美味しいけれど私はやっぱりフランスのカフェオーレが好きかな。あれがウィーンでどこでも頂けるなら毎日通うよ~ってぐらい好み。
だけどカフェボールに出てくるっていうイメージが私の中で出来上がっていたんだけど、どこのCaféでもこのようにコーヒーの横に温めたミルクが添えてあるのね。自分の好みでミルクを足していけるっていうのがなかなか粋な計らい。って全員って言っていいほどみんなすべてのミルク入れてたけど・・・
私達が頼んだ朝食メニューはクロワッサンにカフェオーレ、目玉焼きにベーコン、そして絞りたてオレンジジュース。どれもとっても満足いく味だったけれどこのメニューで一人当たり12ユーロはやっぱりパリ恐るべし!!
セーヌ川のほとりのカフェだったということもあるのだろうが、やっぱり食事代はべらぼうに高いパリ。覚悟して行ったけれどレストランでビール一本、10ユーロにはたまげた。ウィーンに比べて食事、交通費、その他、諸々結構いい値がついていたけれど、あんなに生活費がかかるのならパリ人の給料はウィーン人よりだいぶ高いのだろう。それでなくてはやっていけないような気がするのだが・・・