お天気がいい日の週末はできるだけ二人で散歩に行くことにしている。そして今日の行き先はDonauinsel.ウィーンにはドナウ川と洪水などの時に川が氾濫しないように川の水を分散させる為に人工的に作られた川、Neue Donau(新ドナウ川)。そしてドナウ運河がある。
ドナウ川が流れるこの地域はウィーンの市内から少し離れていることもありウィーンの街中で見る彫刻や屋根がレンガ色という建物はあまり見られずその代わりにビルや少しモダンな建物が多く見られる。
市内から地下鉄で一本でここまでこれる。何故真中の車両だけ違う型なのかというと、この車両には段差が無い為、自転車やベビーカーを乗せやすいのだ。自転車を電車に積んでここまでやってくる人達も少なくない。だってここはサイクリングするには最高の場所だから。川のほとりには21Kmの道が続く。
そしてこの道を歩いていると必ず目に入ってくるのがここのシンボルとも言えるDonauturm(ドナウタワー)。かなりしょぼめなので京都でいう京都タワーぐらいの規模だろうか?上には展望台や床がゆっくりと回転しつづけ、お食事中ウィーンの街並みが360度見られるというレストランなどが入っている。
歩いていると所々にちょっとした芸術作品が見られる。これが何を意味しているかは不明。
この橋は遊歩道になっていて車は通れない。かなり立派な歩行者道にびっくり。ここまで立派なものにしなくてもよかったのでは?と私なんかは思ってしまう。
なかなか気持ちいい散歩道だが最初から最後までアスファルトの道はやっぱり足が疲れてしまい、私達は途中でダウン。でもここにこれば、ウィーンの庶民がどのようにして休日を過ごしているかが少し会話みれて観光客には興味深いかも??