私達がウィーンから日本に持って帰って来た物の中にこの謎の物体がある。
これは何か?日本の空港の税関でもこれはなんですか?と聞かれたその物とは断熱材だ。私はいつもウィーンから帰って来る時税関やいろんなところで止められる。これはなんですか?そう今までに持ってかえった巨大物体達。それは断熱材であったり室内洗濯物干し台などなどだ。税関の人達はいつもすごく不思議そうだ。なんでこんなものをはるばるオーストリアから持って帰ってくるのか?あ~そうですか。お気をつけてお帰りください!私を税関から送り出してくれるのだが、顔はみなハテナをしている。まぁ、そんなことはいいさ。私にはこれを持って帰らなくてはいけない義務があるのだから。
さぁ、大変な思いをして持って帰って来たこれで何をするのか?って。それは私達の実家のある部屋をフローリングにしたいのだ。
まずは今までその部屋にあった貼り付けてあった絨毯をカッターで切りこれをはがす。
そうするとそこに見えてくるのはもう一枚の絨毯、断熱材だ。埃のかたまりのようなグレーの絨毯のような断熱材もはがす。
そうすると家の土台の床の板が見えてくる。これをヘラでガリガリやったりサンドペーパーで床の板を平らにしたりする。これがすごく大変な作業なのだ。腰は痛くなってくるし、すごい埃だし、釘はいっぱいで抜かなくてはいけないし。そして湿気の多い日本。床の板が湿っている。これを乾かさなくてはいけない。
平らになった床にここでウィーンから持って帰ってきた断熱材の登場だ。これを綺麗になった板の上にきれいに平行に並べていく。
あ~もう腰が痛い。ここまでで今日は勘弁してくれ~ということで今日の作業は終わり。この続きはまた明日だ。さぁ~どんな部屋が出来上がるのかな?楽しみだ!