富山県の合掌造り

皆さん、日本で合掌造りの家並みというと白川郷を思い浮かべられるかもしれませんが、そこから車で15分ぐらい行ったところにも合掌造りの村があるのをご存じですか?私は今回、この旅に行くまで知りませんでした。観光地化した白川郷とはまた違いそこは時間が止まったような穏やかでゆったりとしたまるでタイムスリップしたような所でした。

今回の旅では世界遺産に登録されている富山県にある菅沼集落と相倉集落、そして岐阜県にある白川郷と三ケ所の合掌造りの集落を回りました。

ここに行こうと思ったきっかけは、母さんが週一でオンライントレーニングをしているトレーナーさんがここを旅されてこられてすごく良かったと話して下さり、その旅話を聞いているとくり子が好きな昔ながらの日本の生活や家の造りなんかを見て感じ取れそうだと思い、ここを旅することにしました。

合掌造りの集落を三ケ所回って分かったことは富山県の集落と白川郷はとても近い場所にあるのですが、それでも少しずつ茅葺の種類が違ったり、家の造りや形、規模が違ったりと集落によって少しずつ違いがあることでした。

母さんが一番気に入った集落は富山県の菅沼集落かな。この三つの集落の中で一番小さい集落で宿泊施設もなくちょっとしたお土産屋や資料館と一件のお食事ができるところがあったぐらいで、あとはとっても静かで住人の人に出会うこともなくとても静かな空間だったのですが、集落に小川が流れていたり、花が綺麗世話されていたり、集落にここの住人の方々が愛情を注いでらっしゃるのを感じることができて素晴らしかったです。

あと菅沼と相倉の集落の茅葺屋根は素材の艶と均等に綺麗に張られた茅葺、そしてそれを管理されているここの住人方のプライドを感じるような佇まいでした。静寂の中にこの凛とした佇まいは、日本人であることを誇りに思うようなそんな感情が湧きました。

白川郷は規模が大きいのでまた違った良さがあり、観光する人が何を目的に合掌造りを見に行きたいか?によってニーズが変わってくると思います。やっぱりここから見る白川郷は圧巻でした。冬のライトアップの時期は幻想的な世界になるのが夏のこの時でも想像できて、是非冬にも行ってみたいと思いましたが、予約するのが難しいかな??

去年はまだこの時期、日本ではコロナが流行していてなかなか他の県に旅行に行くといったことがしにくかったですが、今回は自由に色々なところに行けることが何より嬉しかったです。

“富山県の合掌造り” への2件の返信

  1. 母方の祖母の家も昔は藁葺き屋根でした。トイレも玄関を出た脇にあり、お風呂も五右衛門風呂!
    子供ながらに夜は一人で行けずに誰かを起こして着いてきて貰っていました。
    今では懐かしい思い出ですね。
    富山には行ったことがあるけど、合掌作りの集落にも、また白川郷にもまだ行ったことがありません。
    私も一度行ってみたいな~。
    冬も幻想的だろうな~。

    それにしても、ルーベもスカイも見るたびに大きくなって、顔つきも大人びてきたみたい。
    あ~ゆららおばちゃんに会うまではあまり大きくならないで~笑

  2. yuraraさん

    わぁ~ご家族に茅葺の家があったなんて、なんて素晴らしいの!もちろん生活する上では不便なことがいっぱいだっただろうけれど、今の子供たちはその生活を知らなければ、その時代のことが想像もできない。(泣)だからこそせめて日本人として、子供たちに昔はこういう家がいろんなところにあって、こうやって生活してたのよ!って教えたくて、色々と日本文化に子供たちを触れさせてます。
    私の父方の祖母の家は茅葺家ではなかったけれど、昔ながらの家で寒い釜戸で料理をし、こちらも五右衛門風呂で裏庭の柿の木の横のところから薪で火を焚いて竹みたいな筒でふぅふぅ~吹いて火力を高めてお風呂の温度を上げて、お祖母ちゃんに温度の具合を裏庭から風呂場に向かって聞いた想い出があります。

    今になったらいい思い出で海外に住んでるからこそ、こういう日本の昔の生活を少しでも自分が体験できたことが嬉しいです。

    これからもいっぱい子供たちに私の故郷、いや母国の日本をいっぱい伝えていくね!!

    安心して~。子供たちはまだまだこう見えてまだまだベービーでおこちゃまです。(笑)まだまだママの匂いとママが何処にいるか10分置きに確認しないと落ち着かない子供たちです・・・。(苦笑)

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