一応、念の為に・・・

6月になると公私ともに毎年忙しくなる。毎日をこなすだけで精一杯で、もう仕事から帰ってくると何をする元気もない、かなりグロッキーな状態に突入。でもこれも6月末まで。乗り切るしかありません!と言えども、こんな時に限ってかなり気になるニュースが。

数週間前から騒がれ始めたドイツの大腸菌O104問題。死者が何十人、感染者は世界中に何百人と広がっている厄介な問題。

ドイツ政府は当初、キュウリが感染源だと発表したけれど、調べてみるとシロ。次はトマト。次がモヤシ。最終的にはモヤシなどの発芽野菜が感染源だと特定されたみたいだが、これって本当なんだろうか?

ドイツでもオーストリアでもそうだけど、モヤシってこちらの人はほとんど調理しないし、食べないゼ!市場にもそれほど出回ってないし・・・。食べる機会があるとしたら、アジア料理屋さんで出てくる前菜のモヤシぐらいだゼ!それなのにそこから何十人の人がモヤシを食べて感染したなんて、私には信じられない・・・。ドイツのある地方の食堂でチェーン店が展開しているモヤシを食べた人達が感染したという話もあるけれど、食堂なんかで本当にモヤシが出てくるのかね?!

って訳でまだこの大腸菌問題、私はモヤシ説を信じておりません。なので念の為、今のところすべての野菜とお肉を十分加熱してから食べております。ってこれ、かなり面倒。生野菜が美味しい時期だし、キュウリの浅漬けや、暑いこの時期にキンキンに冷やしたトマトなんかを食べたい時期なのに、全部火を通して食べるとなると一気に野菜を食べる気が失せます。野菜のいいところはそのまま生でも食べられるお手軽感だったのに・・・。

って訳で日曜日の我が家の昼ごはんは、クリ子に捨てられそうになった大根葉とこれからが旬のキノコの炊き込みご飯、白身魚から出汁をとった大根の赤味噌のお味噌汁にたっぷりの山椒、アスパラガスのハム巻き、ニラ餃子。ま、二人だけの休みの日の昼ごはんなんてこんなもんです。でもやっぱりここに冷やした赤いトマトを中華風で食べたかった!!

“一応、念の為に・・・” への2件の返信

  1. 昔、日本でカイワレ大根が0157の感染源とか言われて悪者になった時期があったねぇ~管さんがカイワレ大根をムシャムシャ食べるパフォーマンスがなつかしい。

    カイワレ大根やもやしのような新芽野菜(スプラウト)はしっかり管理された場所で作られているため非常に安全で衛生的である、ってよく言われているけど実際はどうなんだろうね?

    大腸菌は75度1分以上の加熱で死滅。湯がく場合は100度で5秒間程度が有効。
    参考にしてください。

  2. Taraちゃn

    そう考えると管さん、今回の風評被害にあっている福島産の農作物をムシャムシャ食べる姿といい、パフォーマンスがお好きなのね。

    大腸菌って、火を通すのってそんなに短くていいんだぁ・・。5秒で良いってことは、さっと野菜を沸騰したお湯にくぐらすだけでいいんだね。知らなかった!
    すごく参考になりました。
    ありがとう~!!

    これを参考に、お野菜のしゃきしゃき感を楽しみながら夏野菜を楽しもうと思います!

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