3月11日に起こった大地震から一ヶ月。日本から随分離れたところに住んでいても、日本のことが心配でならなかったこの一ヶ月。あまりの惨事に、災害が起こった初めのころは惨劇の大きさが分からずオロオロしていました。段々、状況が分かってくるにつれて、不安はどんどん大きくなり、これから復興までにどれだけの年月がかかるのだろう・・・そして解決の糸口を見つけられずにいる原発の問題。これから長期戦になっていく覚悟が必要だと分かりつつ、先の見えない不安に襲われてます。
あの大震災から1ヶ月たった東日本では大きな地震が起こり、そのニュースを聞くたびに、神様に復興に向かって気力を振り絞って動こうとしている人達の気持ちをへし折らないで!応援してあげて!と心の中で叫ばずにはいられません。
ここウィーンでも日本の復興を応援する動きが色々なところで見られます。チャリティーコンサートにしてもそうだし、お店や大型チェーン店などでは買い上げた商品の何パーセントを日本への義援金に充てている。私が本当がしたかったことは、この時期だからこそ、日本に飛んで日本のよさ、そして素晴らしさを体感したかったし、それをこっちに帰ってきてオーストリア人に伝えたかった。でもそれができない今、私はウィーンで日本を見守ることしかできない。だからせめてもチャリティーや日本復興に向けての活動に参加し、みんなと同じように日本を応援していきたい。