昨日の晩、クロアチアから帰ってきました。今回の旅はクロアチアのイストリア半島に面するアドリア海でゆっくりとすること。
ウィーンから南下して南シュタイヤーマルク州を通って、スロベニアに入り、そこからクロアチアに入る最短コースを選んだのにも関わらず、土曜日に出発したこともあって高速道路はバカンス行きの車で渋滞・・・その上、この日はスロベニアやクロアチアでは気温39度を越す猛暑日。事故車や故障車なんかでみんなのイライラ度は増すばかり。スロベニアはEU圏内だけど、クロアチアはEU加盟国ではない為、国境審査も厳しく、ここでも渋滞・・走ること8時間。やっと目的地のRovinj(ロヴィニ)に着きました。
でもここからはもう時間を忘れる素晴らしい旅・・・。日焼けがイヤで腕時計を取ったのが最後。もうここから時計というものを見る必要も見るという行為も忘れちゃったかのように、毎日宿泊先の叔母さんが作ってくれる朝食の用意の音で目を覚まし、一時間ほどかけておばさんと話ながら朝食を食べて、その後はゆっくりと海岸まで散歩がてら歩いて、泳いでは寝て~泳いでは寝て~太陽の傾き加減とお腹の空き具合で大体時間を想像して、部屋に戻って遅い昼食を食べて~食後のお昼寝をして~外が暗くなり出したら、街に繰り出して夜の10時ごろから夕食を食べて~飲んで~街を散歩して~って毎日を過ごし、一体何時ごろに部屋に戻ってきたのか、寝たのかもわからないようなゆったりとした生活を過ごしました。
部屋にはテレビとかもあったんだけど、結局つけることもなく、時計もパソコンもテレビもない生活を送ったのなんてはじめてかも?ってぐらいそれ以外のことが充実していた今回の旅。夏の終わりの最高のご褒美となりました。
毎晩夜は、漁港がここにある為、新鮮なお魚や魚介類を食べ、意外に美味しいクロアチアワイン、そして食後のグラッパ・・・もう太らないわけがありません。この街に着いた一日目は、クリ子がアンコウを使った一皿。私がScampi。ノルウェーさんのロブスターの近縁のスキャンピと書いてあったから、身がホロホロした美味しそうなエビを想像してたのに、これじゃ手長エビやん!食べるところ・・・ほとんどありません。ブイヤベースなんかにこの殻ごと入れたら、さぞかしいい出汁になること間違いないけれど、コレだけ食べると、う~ん、カスカスのエビかな?これでお値段はかなりお高めときたから・・・う~ん、もうエビさんは日本で食べることにします!
でもさすが港町。魚介類全般にどれもとても新鮮で身がひきしまっていて美味しかった。オーストリアも海にさえ面していてくれればよかったのに・・・と思わすにはいられない旅。
ゆっくり休んで、綺麗な自然をみて、美味しい料理とワインを飲んで、本当に心身ともにリフレッシュできた今回の旅。明日から詳しくブログで紹介していこうと思いますので、皆さんお付き合い下されれば、嬉しいです!