今年もこの季節がやってきました。外から帰ってきた冷えた体を温めるごとく、オーブンに火を入れて、その間に部屋着に着替えて、くつろぎながら栗に包丁で切れ目を入れていく・・・・。
そしてオーブンで栗を焼くこと約20分。熱々の栗の皮をアチアチ!と言いながら剥きながら、赤ワイン片手に食べる栗は最高。こんな大したことじゃないことに、なんだか幸せを感じるんだよね。
そんな今日のウィーンは、とてもさむ~ございました。気温12度前後。小雨に強風・・・手が冷たくて切れそう。手をポッケに入れて家路を急ぐのでありました。今週はこんな天気が続くならしい・・・。
このレシピって、ただ栗に切れ目を入れてオーブンで焼くだけ?
オーブンは何度?
急にどうしても食べたくなってきた!
もうそんな季節なのね?
栗と赤ワインなんて、おしゃれ~。
今度、真似してみようっと。
そそ、赤ワインといえば、そろそろホットワインが恋しくなってきました。
今年も、oyumichen直伝のホットワインを作らなきゃ!!
Taraちゃん
200度のオーブンで20分から30分です。
私達は、メンドクサイので切り目を入れたらそのまま200度に温めたオーブンで20分から30分ぐらい焼きますが、人によってはオーブンで焼く時に、栗をひいた鉄板の下に、水を張った器をオーブンに入れて、栗の乾燥を防ぐ人もいます。
もちろんその方が栗がパサパサにならず適度の水分を保って美味しいのでしょうが、私達はそんなこともしません。だってそれでも十分美味しいから!
Yurara..さん
そんなんですよ~。ウィーンはもうそんな季節になってきたんです!(笑)
日本のように甘栗ってものがあればいいのですが、そんなものはこちらにはないので、(マロングラッセならあるけど・・・)素朴に栗を焼いて食べるんです。
初めて食べた時は、日本の甘栗に慣れていたせいか、あんまり何の感動もなく食べていたのですが、これに慣れてくると、栗のもつ素朴な味と、栗本来がもつ甘みがわかってきて、なんだか優しくてホクホク心を包んでくれるそんな優しい味なんです。日本でいう石焼き芋みたいな感じかな?
この食べ方で栗を食べると本来の栗の甘みや味がわかってこれまた、新たな発見ですよ!