この数週間ほどとても忙しくて発狂しそうな母さん。息が浅くなっているのが分かるので深呼吸をしようと心がけてるですが、本当に人って疲れて身体中がどうにもしんどくてだる~いって時には深呼吸もできなくなるのはなんででしょうね?
ヴェネチア旅行の写真を振り返るとそれだけで気持ちが少しゆったりとしてほぐれるので、ヴェネチア旅行の思い出はいい心のリハビリです。(笑)
ヴェネチアの冬の夜は早く、私達が旅をした年末は夕方の4時半はもう暗くてここから長い夜が始まります。午前中から街を見回っている私達は日が暮れて暗くなった頃に子供を連れて一度コンドミニアムのお部屋に戻って、子供たち達の身体を温めさす為にも子供たちだけ部屋に置いて、母さん達二人は夜の街並みを見に散歩にでかけます。
子供のいない二人だけの時間。日が暮れると人もどっと減り、とても静かなヴェネチア。子供たちとは行かないような小道や景色を見て、寒くなったら二人で老舗のカフェに入ってちょっと休憩して・・・その日の晩御飯をどこで食べようと・・・と街を見ながらお値段も良心的でいい雰囲気のレストランを探します。
ヴェネチア料金って言われるぐらいヴェネチアは値段が高い!とヨーロッパでは言われているのですが、ちゃんと探せば良心的なお店も沢山。大運河から一本、二本と道を入ればウィーンよりお安く食べられるお店も沢山あります。
海に面している街なので、ここに来たらやっぱり食べるものは魚介類。大人のヴェネチア散歩が終わったら、夜の7時頃に子供たちを迎えに一度宿泊先に戻ってさぁ~これからみんなで夜ご飯。
この時間になると小道には私達のように夕食を求めてまた人が増えてきます。ヴェネチアに来て5,6軒食事をさせてもらいましたが、母さん達が気に入ったのはリアルト橋を渡ってサン・マルコ広場の反対側にあるレストラン。少し入り組んだ小道を歩いていき、奥まったところにあるレストランなのですが、ここはお料理もサービスもよくってその上、お値段もカナル沿いのレストランから比べると半額。それなのにクオリティーは文句なし。
あまりにも気にいってウィーンに帰る前にもう一度食べたくて寄ったお店。子供たちは魚介類よりピザやラザニアを好んで食べてましたが、どちらも想像以上、いやすごく美味しくて大満足。
子連れってこともあり、いつも旅する時は融通が利くコンドミニアムに泊まることが多いのですが、今回もサン・マルコ広場のすぐそばのコンドミニアムに宿泊しました。サン・マルコ広場のすぐ近くなのに小道を少し入っていくととても静かで人の声なんかほぼ皆無。朝、7時前にゴミ収集の清掃のおじいさんが小道を通っていく音がするだけであとは何の音もしません。母さん達は旅に行く時、念の為にいつも朝食用のトーストやコーヒー、あとはもしもの為にインスタントラーメンやちょっとしたスナック菓子なんか、家にあったものを持っていきます。美味しいパン屋さんがあればそこで焼きたてのパンを買って朝食にすることもあるのですが、なければ家から持ってきたパンや夕食で残ったピザのお持ち帰りを食べたりします。こうやってしたいことはする。食べたいものは食べる。でも節約するところはする・・・って感じで毎回旅をしています。(笑)