お疲れの乾杯

この時期、毎年クリ子は夜遅くまで会議で難しい顔をして帰ってくる。朝の9時から夜中近くまで部屋に篭って、来年の会社の方針やら、予算、開発プロジェクト、来年にまつわるすべてをこの数日で、数人で決めていくのだ。

家に帰ってきてもいつもならまる~い笑顔もこの時期ばかりは、顔がカクカク尖っていて、眉間に皺を寄せている。そんな会議もようやく昨日終わりをつげたので二人でささやかのお疲れ様乾杯をした。

この時期は家に帰ってくるのも午前様な上に、会社で軽くつまんできている。何せ何時に帰ってくるかもわからないので、軽いカナッペみたいなものでも作って待ってようかなぁ・・なんて思っていたら、偶然にも仕事先で、”ご主人と食べてください”とレストランから取り寄せたカナッペを下さった。ヤッタ~!!こんな偶然ってあるものなんだろうか?

って訳で昨日は夜中の禁断のSektとカナッペで乾杯をしたのでありました。さぁ~クリスマスまで仕事もあと残すところ一日。頑張れ!!

クリスマス市 (Schloss Hof)

お城の庭園を楽しんだ後は本来の目的、ここでやっているクリスマス市を見てきました。お城の敷地内の色んなところにこじんまりとやっているここのクリスマス市。

華やかさはないけれど、とてもかわいらしい手作り感が溢れる温かいクリスマス市。

お城の中庭でもホットワインを売っているお店、帽子を売っているお店、何軒かのお店が並んでいました。その中庭でマイナス9度という中、合唱団がクリスマスソングを歌ってくれ、クリスマスモードが一気に盛り上がりをみせていました。

このなんとも素朴なクリスマス市、ウィーンにはないまたよさを持っていてこれもこれでなかなか楽しいです。

そしてウィーンでは見たことがなかったアーモンドのお菓子の実践販売。

銅版のボールの中にアーモンドを入れ、乾煎りしてその上にお砂糖をこれでもか?ってぐらいかけてはひたすら木の棒でかき混ぜる。これをなんども繰り返しして作ったアーモンドのお菓子は、クリスマス市を見ながら食べるのにもってこい!

そしてこちらの実践販売は、練った生地を鉄の棒に巻きつけてくるくる回しながら焼いたもの。さてこれなんでしょう・・・。

答えはこちら。バームクーヘン。このスペルからも分かるようにバームクーヘンはドイツ発祥のものですが、日本で売ってるバームクーヘンとはカタチも味も違います。

そして私達が食べたのが、ワッフル。寒いところに行くと何故か揚げたドーナッツや甘い揚げ菓子が食べたくなる私。でもここでは揚げた甘いお菓子は売っていなかったので、ワッフルに。それもトッピングはカロリー満点の生クリームにタマゴリキュールがけ。こんなん美味しいの?なんて思ったけれど、ウィーンのクリスマス市ではなかなかみかけないものだったので、頼んでみたのですが、これがとっても美味しかった!冷凍庫の中にいるようなところで食べてるんだから、きっとカロリーもすぐ消化されるよね?!

これとホットワインを飲んで、体を温めて、さぁ~もうちょっとだけクリスマス市を見てかえるよ!なんて思っていたのですが、モコモコブーツを履いてきたのに、それでも足先が冷たくて千切れそうなほど痛くなってきたので、ここで私達は退散・・。家に帰ってお風呂にでも入ろ~っと!!

真冬の夕日

昨日、朝5時にパーティーがお開きになった後、クリ子と二人で朝の9時頃からお掃除、お洗濯、そしてパンを焼いたりと・・・寝不足のわりには元気に体を動かしておりました。そして昨日はあまりにも天気がよかったので、クリ子の提案でちょいと車を一時間ほど走らせて、ちょっと田舎の方に二人でデートをしてまいりました。

行った先はニーダーウーストライヒ州の田舎にあるお城。この日はお天気が良かったのに、風がすごくきつかったのですごく寒かった。気温マイナス10度・・・その上、風がつよいときたら、外にいることが拷問です!だけど久しぶりに二人でゆったりと外の景色というものを眺めた日でもありました。

この半年ほど忙しすぎるくらい忙しかったので、こうして二人でボケ~と同じものを眺めたり、感じたりするのがすごく新鮮だった。

やっぱり人は心に余裕がないと駄目だね!と景色を見ながらクリ子と二人で話したり、色んなことを含めて、外を見るということを忘れちゃいけないなぁ・・なんて思ったのでした。

二人でのんび~りと過ごす時間がこれほど幸せに感じたことは今までになかったぐらい心に安らぎを与えてくれたドライブ。寒くて凍えそうなぐらい寒い日だったけれど、気持ちが優しくなれたひと時でした。