12回目の結婚記念日

今日は一ヶ月ほど前にチケットを取って楽しみにしていた今期で首席指揮者を退任するラトル指揮でベルリンフィルの演奏会にクリ子と行ってきました。退任するからかラトルの指揮の力の入れようが凄くって、オケともに凄く熱の入った演奏に聴いている方まで気持ちが高揚してくるそんな演奏を聴いて、興奮まだ冷めず・・・。あ~またこのコンビで聴きたい。(泣)

さて先週の土曜日は私達の12回目の結婚記念日でした。この最近バタバタして余裕がない母ちゃん、すっかり結婚記念日ってことを忘れていて、クリ子から数日前に結婚記念日どうする?って聞かれて初めてハっと気づいたのはクリ子には内緒。(いつもと立場が逆・・・)

子供達も楽しめて、大人もゆっくりと特別な日を楽しめる所・・・と考えて思いついたのが、一ヶ月ほど前にも行ったSchloss Grafenegg。

今回はここでピクニックをするのではなく、ここの敷地内にあるレストランのテラス席でお食事を頂くというもの。このレストラン、オーストリアでは有名な料理人が料理長を務めるお店で母ちゃん前から一度ここで食べたかったんです。

そしてテラス席だと子供達が一緒でも気楽に頂けるし、お客さんもそんなに多くないのが子連れには嬉しい。母ちゃんが頼んだのは前菜に鰊の塩漬けしたものを頼んだのですが、想像していたのを遥かに超える美味しさで母ちゃんちょっぴり感動。だいたい塩漬けしてあると身が絞まって固くなっていることが多いんですが、ここのはまだ身がふっくら、ほとんど生の状態。

そしてメインは海老料理を頼んだのですが、こちらはやっぱり日本の海老を知っていると物足りないかなぁ・・・。でも夕日を眺めながらゆっくりと家族4人で食事ができることが嬉しい。

子供達はここに来ると開放的になるのか、遊具なんかなくとも庭を走り回ったり、かくれんぼをしたり、自転車でサイクリングをしたり、それだけで楽しいらしく日が暮れてくるまで遊びまくって、みんな笑顔。家族がみんなが元気で笑顔でいていれることが母ちゃんにとっての一番の結婚記念日のプレゼントかな。ありがとう~!!

 

 

小児科に悩む

今日から6月。母ちゃん、やらなくちゃいけないことがいっぱい溜まっているのに、時間だけがどんどん過ぎていくのでかなりこの最近焦ってます。学校から推薦があり日本でいう文部省で一人演奏することになった我が生徒の晴れ舞台にいい結果を出させてあげられるようにすること。月曜日からいよいよ始まる家の改装工事の打ち合わせ。学校行事が山盛りにルーべの誕生日会、日本帰国の準備・・・まだまだ6月は山積み。とりあえずあまりカッカとせずに一つずつじっくりと潰していこう~!!

さてそんなこんなでこれ以上用事を増やして欲しくないのが本音の母ちゃんなんですが、こんな時に限って用事は増えていくもの。母ちゃん、昨日朝にレッスンしてると幼稚園から”あの~ルーべ君を迎えにきてください~!!左ほっぺが腫れてお昼ご飯食べられそうにありませ~ん!!”。前日の夜から少し腫れだした左頬。でも朝には固いパンを食べていたから、昼ごはん絶対なんの問題もなく食べられる!とわかっていたんですが、先生の気持ちもわかるのでとりあえず仕事が終わってからピックアップ。

本人曰く、前日に幼稚園の庭のベンチの上で遊んでいたら、落っこちてその時に膝が頬に入ったらしいことは聞いていたので、病気ではないと分かっていたんですが、病院に行って先生に診てもらわないと次の日から幼稚園に行けないので、とりあえず行きつけの小児科に何度も電話するも留守番電話か話中でつながらず・・・・。この最近いつもこうなので、電話が繋がるまで待っていても仕方ないので、午後からの受診時間に直接小児科に行って診察してもらうことに。

受付のおばさん・・・”何しに来たん?”。その言い方に気になった母ちゃん、”まず一件目、主人と二人目の子供が午前中に予防接種でここにお世話になったんですが、その時母子手帳を返してもらってないと主人が言うのですが、ありますか?”・・・・と聞くと、何も言わず、母子手帳を突き出してきた!!あの~そっちの落ち度で返し忘れたのに一言も無しにに仏頂面でこの態度かよ!!!母ちゃん、イライラ度が増す!!

”二件目、11時から午前の診察時間が終わる頃まで何度も電話してるのに、繋がらないってどういうこと?それも今日に始まったことじゃなくてこの半年ほどいつも繋がらない!!これじゃ幼児が40度の高熱が出て先生に見てもらい時も連絡が繋がらないって小児科としての役目果たせてるん?”と迫った母ちゃん。でもそれに対する受付おばさんの答えは、”私はこれ以上の仕事はできひんし、やらん!!私はこの半年臨時でここで働いてるんや!それも明日で終わり!!これでアンタもすっきりやろ!!もし診察が受けたいんやったら、ここで待ってたら、いつかは見てもらえるけどどうする!”

結局、このままここでルーべと待つこと一時間半。やっと名前が呼ばれて診察室に入ったら、今度はこの最近いつもいる愛想の悪い看護婦さんが挨拶も無しに、いきなり ”ほら、舌だせ!!さっさと出せ!!”とその言い方と顔がもう子供が萎縮して舌なんて出せたもんじゃない。これにはいつものおじいちゃん先生が、”あんたはそれでワシの手助けをしてるつもりか?これじゃ逆効果や。その言い方やめ~!!”。この後もこの看護婦とは一つ、二つと嫌なことがあった母ちゃん。

あ~どうにかして・・・・。ここのおじいちゃん先生がとっても優しくて面倒見がいいからこの5年ぐらいお世話になっていて、一年ほど前まではここで働いている人みんなとってもいい人ばかりで、とっても笑顔が絶えず仕事も速かったんですが、この半年ほとおじいちゃん先生以外、総入れ代わり。そして今度入ってきた人全員、今までの真逆の人格、仕事のでき、すべてにおいてが投げやり。

おじいちゃん先生は、昔と変わらずとても信頼のおけるお医者さんで、翌日も祝日に関わらず、心配してルーべの頬がどうなったか? 電話を下さったんですが、さてはてどうしたものかなぁ・・・。なかなか連絡が取れない小児科って。先生が良いだけにかかりつけの小児科を変えたくないのですが、う~ん、悩むところです。

何はともあれ子供達が健康でいてくれることが一番。はよ~頬の腫れ取れてくれ~!!じゃないと大学病院行きらしいぞ、ルーべ!!とりあえず小児科の後、気分を害したので、ルーべと気晴らしにアイス屋さんに行って、二人でチョコレートアイスを食べて気持ちを落ち着かせて帰った母ちゃん。あ~疲れた~。