改築工事

トキが進むのってなんでこんなに早いの~。誰か時計の秒針を止めて~!!と叫びたくなる母ちゃん。この早さに飲み込まれないようにもがきあがく不恰好な母ちゃん。今までの人生の中でこんなに時間が過ぎていくのが早いと感じたのははじめてです。

さて今週から家の改築修復工事が始まりました。ちょこちょこ色んなところを直してもらったり、改築してもらったり、2ヶ月間かけての工事。

110年前につけられた階段を新しいのにしたり・・・

壁を壊して一つの部屋にしたり・・・反対側の壁に穴をあけてそこに扉をつけたり・・・・

それはそれは色々と手を入れてもらうのですが、自分達でできることは自分達でやって少しでも工事の値段を下げようとするセコイ母ちゃん達。今日はクリ子と二人でこの庭のお茶室の屋根を押し潰そうとしているふる~い藤の木を伐採。なんだか勿体ない。でもこのまま放置すると小屋が崩壊してしまう危険性が大きいので仕方ない・・・。

 

小児科に悩む

今日から6月。母ちゃん、やらなくちゃいけないことがいっぱい溜まっているのに、時間だけがどんどん過ぎていくのでかなりこの最近焦ってます。学校から推薦があり日本でいう文部省で一人演奏することになった我が生徒の晴れ舞台にいい結果を出させてあげられるようにすること。月曜日からいよいよ始まる家の改装工事の打ち合わせ。学校行事が山盛りにルーべの誕生日会、日本帰国の準備・・・まだまだ6月は山積み。とりあえずあまりカッカとせずに一つずつじっくりと潰していこう~!!

さてそんなこんなでこれ以上用事を増やして欲しくないのが本音の母ちゃんなんですが、こんな時に限って用事は増えていくもの。母ちゃん、昨日朝にレッスンしてると幼稚園から”あの~ルーべ君を迎えにきてください~!!左ほっぺが腫れてお昼ご飯食べられそうにありませ~ん!!”。前日の夜から少し腫れだした左頬。でも朝には固いパンを食べていたから、昼ごはん絶対なんの問題もなく食べられる!とわかっていたんですが、先生の気持ちもわかるのでとりあえず仕事が終わってからピックアップ。

本人曰く、前日に幼稚園の庭のベンチの上で遊んでいたら、落っこちてその時に膝が頬に入ったらしいことは聞いていたので、病気ではないと分かっていたんですが、病院に行って先生に診てもらわないと次の日から幼稚園に行けないので、とりあえず行きつけの小児科に何度も電話するも留守番電話か話中でつながらず・・・・。この最近いつもこうなので、電話が繋がるまで待っていても仕方ないので、午後からの受診時間に直接小児科に行って診察してもらうことに。

受付のおばさん・・・”何しに来たん?”。その言い方に気になった母ちゃん、”まず一件目、主人と二人目の子供が午前中に予防接種でここにお世話になったんですが、その時母子手帳を返してもらってないと主人が言うのですが、ありますか?”・・・・と聞くと、何も言わず、母子手帳を突き出してきた!!あの~そっちの落ち度で返し忘れたのに一言も無しにに仏頂面でこの態度かよ!!!母ちゃん、イライラ度が増す!!

”二件目、11時から午前の診察時間が終わる頃まで何度も電話してるのに、繋がらないってどういうこと?それも今日に始まったことじゃなくてこの半年ほどいつも繋がらない!!これじゃ幼児が40度の高熱が出て先生に見てもらい時も連絡が繋がらないって小児科としての役目果たせてるん?”と迫った母ちゃん。でもそれに対する受付おばさんの答えは、”私はこれ以上の仕事はできひんし、やらん!!私はこの半年臨時でここで働いてるんや!それも明日で終わり!!これでアンタもすっきりやろ!!もし診察が受けたいんやったら、ここで待ってたら、いつかは見てもらえるけどどうする!”

結局、このままここでルーべと待つこと一時間半。やっと名前が呼ばれて診察室に入ったら、今度はこの最近いつもいる愛想の悪い看護婦さんが挨拶も無しに、いきなり ”ほら、舌だせ!!さっさと出せ!!”とその言い方と顔がもう子供が萎縮して舌なんて出せたもんじゃない。これにはいつものおじいちゃん先生が、”あんたはそれでワシの手助けをしてるつもりか?これじゃ逆効果や。その言い方やめ~!!”。この後もこの看護婦とは一つ、二つと嫌なことがあった母ちゃん。

あ~どうにかして・・・・。ここのおじいちゃん先生がとっても優しくて面倒見がいいからこの5年ぐらいお世話になっていて、一年ほど前まではここで働いている人みんなとってもいい人ばかりで、とっても笑顔が絶えず仕事も速かったんですが、この半年ほとおじいちゃん先生以外、総入れ代わり。そして今度入ってきた人全員、今までの真逆の人格、仕事のでき、すべてにおいてが投げやり。

おじいちゃん先生は、昔と変わらずとても信頼のおけるお医者さんで、翌日も祝日に関わらず、心配してルーべの頬がどうなったか? 電話を下さったんですが、さてはてどうしたものかなぁ・・・。なかなか連絡が取れない小児科って。先生が良いだけにかかりつけの小児科を変えたくないのですが、う~ん、悩むところです。

何はともあれ子供達が健康でいてくれることが一番。はよ~頬の腫れ取れてくれ~!!じゃないと大学病院行きらしいぞ、ルーべ!!とりあえず小児科の後、気分を害したので、ルーべと気晴らしにアイス屋さんに行って、二人でチョコレートアイスを食べて気持ちを落ち着かせて帰った母ちゃん。あ~疲れた~。

 

 

母の日2018

この二日ほどすごく忙しくてマッハで過ごしたら、今日は朝から腑抜けの殻。肩こりが凄くて頭痛までするし、全身筋肉痛のように痛くて歳を感じずにはいられない母ちゃん。動かぬ頭と身体に鞭を打ってどうにか一日を過ごしてたのですが、生徒からの良い報告にあれ? 気づいたら肩こりも身体のだるさも消えてる!!(笑)吐きそうにしんどかったあれはなんだったんだ?母ちゃんの身体なんてそんなものです。ハハハ!

さて日本で母の日だった日、オーストリアもこの日母の日でした。この日は朝からボーイズ達が朝ごはんの担当をしてくれて、ルーべが手作りワッフル、スカイはママの毎朝飲む特製栄養ドリンク担当。クリ子は特製モーニングコーヒー。3人で分担して愛情たっぷりの朝ごはんを作ってくれました。そして子供達からはルーべが花屋さんで自分で選んだ花を母ちゃんにプレゼントしてくれたのですが、それがなんと渋いこと。クリ子によればしっかり花屋さんですべての花の開き具合を見て、また半開きだったこの作品を選んでたというから、こういうところしっかり者。

そしてもう一つ子供達からお花のプレゼントをもらいました。花屋さんのお姉さんが、子供達に好きな花を2輪ずつ選らばせて、それを何も言わずに紙に包んで渡してくれたらしい。”これを一つずつママに渡してあげてね!”と子供達は言われてきたそうで、大事そうに二人とも家まで握り締めて持って返ってきてくれました。玄関を開けて聞こえてきた一声。”ママ~!!”それと同時にお花が・・・。母ちゃん幸せ者です!!